春休み2008


 3月26日、最後の登園日。
 もうちょっとしんみりするかなーと思っていたのですが、なにせ次の日から春休み。悠太・光太が家にずっといます。ということは、買い物にも行けなくなる。「あ、あれが切れちゃったわ」といってスーパーにちょこっと買いに走ることもできなくなってしまう。
とにかく、必要なものを買いだめしなくては、買い残しがないようにしなくては、とばたばたしているうちに、あっという間にお迎えの時間になってしまいました。
 
さすがに、子どもがバスから降りてきて、走り去ってゆくバスの後姿を見送ると泣けてきました。
これで、本当に最後なんだなあ。もうあの園バスに乗ることはないんだなあ・・・

けど。
ええい、悠太に光太、ギャーギャー言うな。もうちょっと感傷に浸らせんかい。
こいつらときたら、しんみりする暇も与えてくれやしないんだから。
あー、やっぱり卒園式でしっかり泣いておくべきだったかなあ。

まあ、登園するのは最後でも、K学園とのお付き合いはこれで最後ってわけじゃないですからね。困ったときには今までと変わらずに相談に乗ってもらえる。これからも変わらず先生がいてくれる、見守ってくれる。絶対の安心感があるのです。


翌27日は、特別支援学校の説明会。
否が応でも気持ちは小学校モードに切り替わります。
学校に着くと、光太はニコニコ、悠太はしょんぼり。
それでも悠太、「イヤー、ギャー!」とは言わないんですよね。がっくりうつむきながら、ちゃんと自分で歩いてくれます。嫌なんだけど、でも、ちゃんと「今日はここなのか」とあきらめてくれる。受け入れてくれる。えらいです。
この日は校舎に入っても脱走しませんでした。ただ、私の背中に「おんぶ!」としがみついてきたけれど(笑)。そのままプレイルームに連行、説明会が終わるまでしばらくバイバイです。

光太はこの日もやる気まんまんでニコニコ。
前回来た時に遊んでもらった先生をしっかり覚えていて、その先生に向ける笑顔ときたら、数年来のお付き合いの人に向けるような、甘えた、いたずらっ子の光太本来の笑顔。波長が合う、合わないってあるのでしょうねえ。
すっかり仲良しの先生と光太なのでした。

長い説明が終わって、最後は親子そろって体育館で通学バスの運転手さん、添乗員さんとの顔合わせがありました。
子どもは一足先に体育館へ移動したとのこと。さあ、悠太と光太はどうしていることやら、と体育館へ向かうと・・・

ひゃっほう!うひょひょひょひょ〜♪
体育館の後ろにある大きなトランポリンで遊ぶ、ニッコニコの悠太の姿が。
そうかー、悠太はずっとこのトランポリンがやりたかったんだねえ。
初めて学校に来た時、この体育館のトランポリンで遊んだもんね。
学校は嫌じゃない。でも、なんでトランポリンやらせてくれないの?ってずっと思ってた。プレイルームのエアートランポリンも、「違う!これじゃない!」って思ってたんだね。
そうか〜、そうだよねえ。うんうん。

同じバスに乗るメンバーの自己紹介もあったのですが、悠太はそれどころじゃない。制止する大人の手を笑顔で振り切って、トランポリンへ一目散!
悠太の笑い声が体育館じゅうに響き渡っていました(笑)。
先生方も、悠太の今までの不機嫌さの理由が分かってほっとされた様子。私も、やっと悠太本来の元気でニコニコの姿をお見せすることができて、一安心でした。

その後は外へ出て、実際に新学期から乗る通学バスを見せてもらいました。
さあて、悠太と光太のバスはどれかな〜?おおおおおっ!!!
バスに乗り込んでびっくり!まるで高速バスのようなゆったり、きれい〜な超ラグジュアリーシートなのです。えー、乗るのはこいつらですよぉ。いいんですか〜?

悠太・光太は一瞬にして気に入った様子。親も大興奮です。
せいぜい、使い古された路線バスのシートを想像していたのですが・・・こんなきれいなバスで毎日通学できるなんて、絶対子どもだってうれしいよなあ。

この日の日程はこれで解散だったのですが、光太はすっかりこのバスに乗ってどこかへ行くんだと思ってしまったらしく、「もうおしまい。帰るよー」と声をかけても、「オレは下りないーーー!!」と頑張っていました。いや、今日はこのバス動かないから(笑)。
不安な新生活の始まり。けど、とりあえず一つ、楽しみが見つかりました。


春休み2日目はとうとう、母子3人の生活に。この元気ちゃんたちをどうにか疲れさせたい、いや、しっかり遊ばせてやりたい。となると、行ける場所はただ一つ、福祉センターのプールです。
仕方ない、連れて行ってやるか・・・
プールも半年ぶりくらいかな?

意気揚々とプールサイドへ行ったものの、そこで固まる二人。なかなか水に入ろうとしません。
どうやら、怖いらしいのです。そんな、君たちらしくもない。
抱っこで水に入れようとしても、「あっちへ行ってください!」だそうで。そこは有無を言わせず抱きかかえてお水へ。せっかく来たんだからね。
すると、お水の温度にもびっくりしたみたい。顔面が引きつっています。

しばらくすると、光太はひとりで遊び始めてくれました。浮き輪でちゃぷちゃぷ、ご機嫌です。
この日悠太は水に慣れるのにえらく時間がかかりました。怖いよう、と母に必死でしがみつきます。
まー、お水とあらば真冬の噴水でも飛び込んで行きかねない君がねえ。
でも、怖い、不安と思ってくれるのはこっちにしてみれば好都合。背の届かないところへ飛び込んだり、背の届かないところで浮き輪から抜け出そうととしたり、そんな無謀なことはやらないですからね。

30分以上経って、悠太もやっと遊び始めてくれました。うんうん、せっかく連れてきたんだから、いいお顔見せてくれないと。

いやー、らくちんらくちん。
背も高くなって、悠太は水深が深い場所でも、わずかにつま先が届きます。腕輪を握って上手に泳ぐし、少々頭まで水にざぶんとつかってもへっちゃら。
二人とも、自分の身の丈にあった遊び方をしてくれるので、以前のように、「一瞬でも目を離せない!」ということがなくなりました。

悠太と光太のことではないのですが、この日、ちょっと気になる光景を見ました。
体の大きな、中学生らしい男の子が女性のヘルパーさん3人と登場。それはいいのですが・・・このヘルパーさん3人が、その男の子につきっきりなのです。男の子はおとなしく、つきっきりで見ていないと何をやらかすか分からないというタイプには見えません。
そして、その彼への言葉かけが幼児(乳児)へ接する言葉かけそのもの。おまけに、「チューリップ」の歌を歌いながら彼を3人のヘルパーさんが囲み、プールの中を行ったり来たり・・・

どひゃー!やめてくれー!
ものすごく奇異な光景でした。
ずっと3人に囲まれて、その男の子はどうなんだろう?一人で自由に遊びたいんじゃなかろうか?悠太・光太だって、つきっきりで構われるのはしんどいはず。好き勝手に遊びたいぞ。
それに、中学生の男の子に対して「チューリップ」の歌ってどうなのーーー?

そりゃあ、体は大きくても彼の発達年齢は幼い、幼児のままかもしれません。
今6歳の悠太・光太ですが、脳内年齢は永遠に1歳児です。でも、6歳は6歳なりの経験を重ねただけのプライドがあります。普通の6歳児と比べるとそりゃあ幼いですが、ちゃんと6歳の顔をしています。
私だって、悠太・光太に赤ちゃん言葉で話しかけたりしません。いくら発達が1歳でも、彼らは6歳だからです。

中学生に対して、幼児に対するような言葉かけ、チューリップの歌。
きっと、ヘルパーさんは彼のことを思って、よかれと思ってやっているのでしょう。けど、それがどんなに、彼のプライドを傷つける行為でしょうか?
そんな勘違いを目にすると、悲しくなります。


さて、春休み最初の週末。
さあ、どこへ行こうかな?まずは歯医者さんだー!うひゃー!
本当にねえ、春休み最初の土曜日だってのに、歯医者。申し訳ないです。けど、仕方ないじゃない、この日しか予約がとれなかったんだもの。

「やったー、お出かけだ〜」とニコニコの悠太・光太。着いた先が歯医者さんとあって、光太は激怒、悠太はがくーんとうなだれてしまいました。
それでも、「いやー!入らない!」とは言わないんだなあ。いい子だ。
待合室で、光太は意外と落ち着いています。時折「お父さん、おんぶ!」と父の背中にしがみつきつつも、適当におんぶから下り、椅子に座って水槽の金魚をほよよ〜んと眺めています。
悠太は母の膝に座って、母にしがみついています。ちょっとでも悠太の背中にまわした手をゆるめようものなら、「ダメ!お母さんの手はここ!」 はいはい、わかった、わかったから。そしてその悠太の心臓は尋常でない速さでバクバク!手は異様に冷たく、緊張で今にも失神するんじゃないかと本気で心配するほど。
大丈夫か、耐えられるか悠太!?

まずは落ち着いている光太から最初に父と診察室へ。
きっと、ギャーギャー泣くか怒るだろうと思っていたのですが、ほとんど光太の声が聞こえてきません。時折、「ふええええ、んああああ」と不満げな声がするくらい。
悠太は、母にしがみつきつつも、診察室のほうをちらっ、ちらっと見ています。
「ボク、あそこへ入らなきゃいけないんだよね。イヤなことするんだよね」
 「大丈夫だよ。せんせいと歯みがきしようね。歯みがきするだけだよ」

私の言っていることも耳に入っているかどうか。
それでも、「歯みがき」という言葉は理解できているはずなので、「歯みがきするよ」「歯みがきだよ」とささやき続けました。
 その間もずっと、悠太の心臓は早鐘を打っています。
もうやばいんじゃないか、こんな緊張状態でいさせるのは限界なんじゃないか、今日はもうやめといたほうがいいんじゃないか・・・

そう思い始めたとき、夫が光太を抱っこして、含み笑いをしつつ待合室へ帰ってきました。
「光ちゃん、頑張ったよ〜!」
歯医者さん2回目の光太。この日はちゃんと一人で診察台に座り、お口をあーん。先生が鏡を口の中に入れて診察。歯みがきもOK。そしてなんと、奥歯にたまっていた歯石までとらせてくれたそうです!
歯石とりって、大人でもすごく嫌ですよね。ガリガリされるし、器具が歯茎にあたると痛い。それを頑張った光太、えらいぞ!
最後はフッ素をぬってもらっておしまい。
光太、パーフェクトです!

次は悠太の番。
母にしがみつく手を引き剥がされ、父に抱っこされ(夫も悠太の心臓バクバクにびっくり!)、いざ出陣。行ってらっしゃ〜い。
私は待合室担当なので、気楽なものです。
それにしても、悠太は大丈夫か?慣らしのために歯科に通っているわけだけど、悠太が歯科に慣れるのに何年かかることやら。もしかしたら、慣れることなんてずっとないんじゃないか?
それにしても、悠太の声も聞こえてこないぞ。あれ、おかしいなあ?

診察を終えて、悠太と夫が出てきました。光太とともに、3人は車へ直行。私は支払いのために待ちます。
後で夫に聞いたところ、悠太もすごーく頑張ったそうです。

前回は、金切り声をあげて嫌がり診察室から脱走、待合室の隅っこに隠れて「寄るな、触るな、あっち行け!」強引に診察室に連れ戻すも、診察台にも座れず、歯みがきすらほとんどできなかったのです。

それが今回は、顔をがっくりうなだれながらも、一人で診察台に座り、エプロンもあっさりつけさせてくれ、先生と吸引の器具を使って(吸引の器具を手に当てたり、ほっぺにあてたり)ちょっとコミュニケーションをとり・・・
鏡を口に入れての診察は難しかったけれど、歯みがきもできました。そこで限界、診察台から下りてしまったけれど、床に座ったまま、フッ素も塗らせてくれたそうです。

どひゃー!びっくり。信じられない!!
ほんと、奇跡ですよ。
二人とも、すごい。えらい!
なんでしょうねえ。悠太も光太も、いろんなことが少しずつ分かり始めてきたところで、楽しいことばかりじゃないく「こういうこともあるんだ」と諦めてくれる、納得してくれるようになったんだろうなあ。

歯科に通い始めるのも、ちょうどいいタイミングだったようです。
もっと前から通っていたとしても、ギャーギャー言って嫌がるしんどい期間が長いばかりだったんじゃないかな。
やっぱり、これも時期ですねえ。

さて、この日は診察時間が早かったので、診察が終わった後もお昼ご飯にはちょっと早い。歯医者さんの後はマックに行こうね、と言ってあったのですが、とりあえずいったん家へ帰ろうか・・・と車を家への方向へ走らせたところ、悠太・光太が大ブーイング!
「なんでー!?ボクたち頑張ったんだよ。ごほうび!ごほうびはー!?」
ハイ、分かりました、ごめんなさい!
そうだね、頑張ったもんね。この間は、歯医者さんの後にマックに行ったもんね。よく分かっていらっしゃることで・・・
今日も、この後にマックに行けるのが分かっていて、頑張ってくれたのかも。

ということで方向転換して一路マックへ。家へ帰らないことが分かると、「よしよし」と静かになる悠太・光太。ほんとに分かってるんだねえ。
山盛りのポテトを食べてニコニコの二人でした。

ご褒美第二弾、その後はクアハウス湯の山へ行きました。春休みだもんね。
ここのプールでも、悠太は最初怖がって、なかなか遊ぶことができませんでした。慣れてしまえばニッコニコだったのですが・・・


春休み中の平日は、とりあえずプール行っとけ!って感じでした。プールに通いだして3日目には悠太も怖がることがなくなりました。うーん、あの怖がりようはなんだったんだろう?


プールが休館日の水曜日は、父方のおばあちゃんが遊びにきてくれました。
とっても上手に、そして飽きることなく悠太・光太と遊んでくれるおばあちゃん。悠太・光太も大好き!おばあちゃんの突然の訪問に大喜びです。

二人とも、おばあちゃんとキャッチボールをして遊びました。
キャッチボールといっても、野球の、ではないですよ。ちょっと大き目のボールを胸元めがけてふんわり投げると、両手でちゃんと受け取って、そのボールを投げ返してくれます。
このキャッチボール、光太ができるのは知っていたのですが・・・え、悠太も上手にやってる!悠太がキャッチボールやるの、初めて見た!

 以前の悠太なら、自分にボールを投げられても、それを受け取るという意識がありませんでした。自分の体に当たって、転がっていくボールを「ふーん」と眺めるだけ。
それが、「悠ちゃん、いくよ〜」とボールをおばあちゃんが投げる、「おっ、受け取らなきゃ!」と気付く、ボールを受け取る、「悠ちゃん、ボールちょうだい」と言われてボールを投げ返す・・・
それを延々と続けているのです。(先生、すごいでしょ!)

こんな遊び方もできるようになったんだなあ。
けど、これを母とやろうとするとできないんだなあ、これが。
私がボールを持って、「ほら、いくよ〜」とボールを投げようとすると、「お母さんがニコニコしてる〜!うっきゃー!」とそれだけでテンションアップ。ボールを投げる前に悠太も光太も私めがけて飛び込んできて、「うふふ〜」。抱っこ〜だの、ほっぺたすりすり〜だの、チューだの、キャッチボールどころじゃない。
それはそれでうれしいんだけれど・・・お母さんはキャッチボールがしたいんだけど。
適度な距離を保てる相手でないとダメなんですねえ。


木曜日は母方のおじいちゃん、おばあちゃんの家へ行きました。
いつも行く公園でたっぷり遊んでニコニコ。公園までの道のり、行きも帰りもちゃんと自分で歩きます。そろそろ帰ろうか、と「悠ちゃーん、光ちゃーん、帰るよ〜」と呼ぶだけで、「はーい」と遊ぶのをやめて、戻ってきてくれる。
くううっ(感動)!なんてラク、なんていい子なんだ。「ギャー!イヤだー!まだ遊ぶんだー!」とひっくり返るのを引きずる必要もないなんて。
最近の二人は別人です。


この春休みにチャレンジしていることが一つ。
ただいま、光太、スプーンを特訓中!
食事はすべて手づかみのインド人光太。ぶきっちょさんで、道具を使うことが難しい。本人がスプーンを持つのを嫌がる限り仕方がないと思って、内心焦りつつも気にしないようにしてきました(教えるのもめんどくさいし〜)。

スプーンの練習をするには、好きな食べ物で始めるのが鉄則。
光太の好きなものといったら杏仁豆腐です。けど、杏仁豆腐は水分が多くて、すくうのも難しい。さらにスプーンを水平に口元まで持っていかないと、ちょっとかたむけただけでスプーンから落ちてしまい、杏仁豆腐でスプーン練習させるのは向きませんでした。

しかし最近、とうとうプリンのおいしさに気付いた光太。もはや杏仁豆腐には目もくれず、1日中プリン、プリン、プリンです。
やっとだよー。やっとプリンだよー。なんで今まで杏仁豆腐なんて渋好みだったんだ?やっぱり子どもといったら、プリンでしょ。

ここんとこ、体調もよくご機嫌な光太。ふと思い立って、プリンを食べるときにスプーンを光太に渡してみました。
すると、「うふふふふ〜」と笑いながらスプーンを手に取り、スプーンを使って食べてくれたのです!
スプーンですくうときに、ちょっと手助けがいるものの、意外と上手!
なあんだ、スプーン使えるんじゃん。油断すると手づかみしそうになるのですが、「ちょっとちょっと、スプーンで食べてくださいな」とたしなめると、ニヤリと笑ってスプーンを持ち直します。

スプーンで食べるのも、まんざらでもない様子。
あとは、スプーンを使うことを、プリンから他の食べ物へどうやって広げていくかですが・・・これこそ、焦らずぼちぼちですかね。まずは大好きなプリンでしっかり練習してもらいましょう。
しかし、冷蔵庫に買いだめしてあった杏仁豆腐がいっぱいあるんですけど・・・これ、12個全部お母さんが食べるの?

頑張ってスプーンを使っています。光太。


春休み最後の週末。
土曜日は島根の水族館、アクアスへ行きました。
ウキウキ、ニコニコの悠太。大きな水槽をしばらくじ〜っと眺めていたかと思うと、猛ダッシュ!白イルカちゃんも、アシカ・アザラシも一瞬で通り抜け、一気に出口へ。ええっ、そんなあ。

そこへ父・光太ペアからEメール着信。「光ちゃん、出口そばの喫茶コーナーでソフトクリーム食べてます」もうおやつ?はやっ!
聞くと、館内へ入ったものの、超ショートカットで館内をすり抜け、喫茶コーナーへ直行。喫茶コーナーに座っている人たちを「なに食べてますか」と覗き込み、自分もよっこらしょと椅子に座り、「何かください!」だったそうです。
何しに来たんだか。
結局、早々に水族館を後にして、お外の公園でたっぷり遊びました。


日曜日は電車の旅プラスα。
いつもの広島駅までの在来線に加え、今度は路面電車に乗り平和公園へ。そこで遊覧船に乗ってお花見クルーズ、といくつもりが。
さすがお花見シーズン、遊覧船はすでに満席状態。次の便まで1時間近く待たなければいけません。さすがにそれは無理。残念ながら遊覧船はあきらめざるをえませんでした。

が、あきらめきれないのが悠太。
川のお水を見てしまいましたからねえ。ここでお水遊びをするものだと勘違い。座り込んで靴と靴下を脱ぎ始め・・・当然、撤収。悠太は激怒。
それまでいい子で歩いてくれていたのに、久々に引きずるはめに。
広島駅まで戻って、マックで休憩してやっと落ち着いてくれたのですが、帰りの電車では再びグズグズに。よほど水遊びできなかったのが悔しかったんでしょうねえ。

電車に乗って、お船に乗って、喜んでもらおうと思ったんだけどなあ。かえって混乱させることになってしまった。ごめんね、悠ちゃん。


7日、春休み最終日は、もちろんプール。やっぱりこれが一番!の悠太・光太でした。
8日はドキドキの入学式です。
どうなることやら・・・

平和公園に花見に来ました。ゆうたとお母さん。 同じく、こうた



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