もちつき&クリスマス会


 風邪も治り、2学期最後のイベント、もちつき会とクリスマス会に参加しました。
 まずはもちつき。
 去年光太は、園庭で行われるもちつきに、「いつもと違うー!」とお部屋からも出ることを拒否!「なんだかわからないことをさせられる」恐怖に号泣して嫌がる光太を先生がなんとか捕獲、先生の背中にしがみついたまま、形だけおもちをついたのですが・・・

 今年の光太は違った!
 園庭でもちつきの準備が着々と進むのをお部屋の窓からずーっと首っ引きで見つめて、ワクワク!
 「何やってるの?ボク、見たいよ。見せて、見せて〜」と、あまりに熱い視線を送る光太に、先生が事前に偵察に連れて出てくれました。
 先生の抱っこで、大人がリズミカルにぺったんぺったん、おもちをつく様子を興味しんしんで見ていた光太。ボクもこれをやるんですね!

 自分の出番が待ちきれず。でも、ちゃんと待っています!えらい!

 やっと光太の出番。うれしそう〜。
 自力で杵を持ち上げることはできませんでしたが、頑張りました。光太、かっこいいぞ!
1年後にこんな姿が見られるなんて、感無量です。

 悠太も頑張りました。

もちつき頑張りました。光太(右)、悠太(左)。

 おみやげに、つきたてのおもちを頂ました。
 つきたて、というだけでおいしいのに、どこかに我が子の手が入っていると思えば、おいしさ倍増!
 ありがとう、悠ちゃん、光ちゃん。
 君たちがおもちを食べられないのが残念なんだけどね。


 もちつきの次の日は、2学期の個人懇談がありました。
 毎度のごとく、今学期の成長ぶりを大絶賛されました。
 ほんの些細な成長もメガトン級の快挙のように「すごい、すごい」と言われるのですが、今学期は本当にすごかった。二人とも。

 まずは悠太。
 給食の時間には、自分からお食事エプロンを持って着席。食後には「ごちそうさまでした」と手を合わせてポーズも!
 私もこの「ごちそうさま」ポーズを実際に見たのですが、びっくり!2秒くらい、ちゃんと手を合わせたまま静止しているんです。その姿のかわいいのなんの。

 着替えの後、完璧ではないものの、自分の脱いだ服のお片づけをしようという意識も芽生え始めたようです。
 嫌がっていた上履きも、長い時間履くようになってくれました。

 対人面、社会性の伸びが顕著で、大人の意図に沿って行動する姿が増えました。
 これは家でも感じること。
 お母さんが何を言っているのかな?何をして欲しいのかな?怒られているのかな?やめなきゃいけないのかな?など、よーく分かってくれるようになりました。
 クラスの中の活動にもしっかり参加するようになりました。

 次に光太。
 給食のおかわりの要求も、食べたいもののお皿を差し出して「これください」と上手にアピールできるようになりました。今までは、「んんんーっ」と怒ってテーブルをばんばん叩いたりしてたもんね。
 たまたま欲しかったおかずがないとき、一人の先生に「ごめんね、もうないんよー」と言われると、ほかの先生に「おかわりっ!」とアピール。それでもだめだと、また他の先生に「おかわりっ!」とお皿を差し出すそうです。あきらめないところがエライ!でも、ないものはないんだけど(笑)

 あきらめない。
 今学期の光太の最大の成長だったかもしれません。
 以前はできないと、すぐにあきらめていました。「あ、ボクにはムリ」って。でも最近は、「ボクはこれをやるんだ!」と目的意識を持って、一度失敗しても、再チャレンジできるようになりました。

 ズボンを一人ではけるようになりました。
 難しい長ズボンも頑張ってはくそうです。トレーナーの裾を持ってかぶって着ることも!なんと、靴も履けるようになっているそうです。靴は、ちゃんとかかとに自分の指を入れて上手に履くそうです(家ではやらないんだけど)。

 光太も社会性の伸びが顕著で、先生の指示を聞いて、自分が何をすればいいのか、今からどうするのか、よく分かるようになりました。
 お外遊びのできない日、それでもお外に行く気満々だった光太が、先生に「今日はお部屋で遊ぶんだよ」と言われると、「ふーん。じゃあ、あのおもちゃ出してくださいよ」とお部屋遊びの日にしか出さないおもちゃをおねだりしたそうです。
 言葉の意味ははっきり分からなくても、状況や先生の表情から判断できるんですね。すごいです。
 自分の気持ちを主張したり、お友達とおもちゃの取り合いをしたり、でも譲るところは譲ったり。上手に周りと関わっていることがわかります。

 今学期はふたりとも、「すごいなあ、成長したなあ」と思うことが本当に多くて、改めてそれを先生にどーんと突きつけられて、懇談の最中に思わず涙ぐみそうになって、困りました(笑)。


 さて、最後のメインイベント、クリスマス会です。
 去年までは、落ち着きなくうろちょろしたり、ステージに乱入しそうになったり、はたまたプログラムまるで無視で後ろのほうで遊んでいたりだったのですが・・・

 なんなんでしょうねえ、今年は。
 二人とも、クラスごとの決められたスペースに座って、ちゃーんと参加しているのですよ。先生の出し物やステージを母のおヒザ、父のおヒザに座って見ているのです。
 で、出し物が終わったら、「ああ、終わった」と言わんばかりにちょっと席を離れてお散歩。それでも、次のプログラムになって呼び戻すと、「はーい」と戻ってきて座るのです。
 人は多いし、がやがやしていて、あんまり心地よい状態ではなかったはず。それでも頑張ります。

 途中、ペットボトルにマカロニやどんぐりを入れてマラカスを作ろう、というコーナーがありました。
 光太は完璧にマラカスを一人で作り上げ、その様子を見た夫は「光ちゃん、すご〜い!」と感動しきり。私は、光太のいろんな「できること」をじかに見てきましたが、なかなか夫はそんな機会がないもの。話には聞いてみていても、それを実際目の当たりにすると驚きのようです。
 悠太も半分ぐらいは自分で頑張ったもんね。

 サンタさんからクリスマスブーツのプレゼントももらいました。
 今年はサンタさんを見ても泣かなかったね、光太(笑)。悠太も、サンタさんからしっかり受け取れました。
 二人ともクリスマスブーツが気に入って、家に帰ってからもずーっと抱きかかえていました。中のお菓子はほとんど食べられないんだけどねえ。


 そんなこんなで、楽しみにしていたイベントが一通り終わりました。
 もちつきも、クリスマス会も参加できたし、後はもう、熱が出ようが嘔吐下痢になろうがどうでもいいです。
 ええ、私、懇談のときそう言いました。確かに言いました。
 けどそれが本当になろうとは。

 クリスマス会が終わったその日の夜から、光太が嘔吐。ぎゃーっ!
 その次の日の夜から、悠太が嘔吐。
 夜中の看病を一手に引き受けていた夫が、そのまた次の日、発症。そして私も。
まさしくトホホ。
 
 クリスマスまでに復活していることを祈る!



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