HAPPY HOT BIRTHDAY


 8月に入って夏本番!
夏男、悠太・光太の季節です。大好きなお水遊び、いっぱい楽しもうね!


 7月26日、悠太・光太は無事、6歳になりました。
 えーと、無事というか、なんというか。
 誕生日の1週間前から悠太、ダウン。高熱が6日間続きました。
一人がダウンすると、「次は光太か・・・」となるわけですが、一向に光太がダウンする気配がない。元気いっぱいでニコニコ。

あー、これはもう大丈夫かな。兄弟感染しなかったのなんて初めてだわ〜。
と喜んでいた矢先、悠太の熱が引くのと入れ替わるように光太が誕生日の2日前から発熱。
そりゃないよお(涙)。兄弟感染は仕方ないとして、とっとと二人まとめてくたばってくれよー。看病期間が倍になるじゃないかぁっ!

いっぺんに病人二人も大変ですが、一人が病気で一人が元気、という状態のほうがうちは100倍やっかいです。「光ちゃんはお熱があってしんどいから、お家で遊んでいようね」、なんて理屈、分からないですから。
「おーれーはーっ、お外、行きたいんだよおおおおっ。お外、お外、お外―っ」うぎゃあああああっ!
まだ光太は家の中でたんたんと遊んでくれるのですが、悠太、お前じゃ。そりゃ、家の中で軟禁状態、ストレスたまるのは分かるけれど。

そんなわけで、誕生日当日は光太の熱がピーク、39度台でうんうんうなっていました。
私は光太の看病と悠太の相手でへとへと。夫は仕事が忙しく、いつもの深夜帰宅だし。毎年、子どもの誕生日には早く帰ってきてくれていたのに〜。おまけに夫、仕事の疲れからかひどい結膜炎に(その後発熱)。
もー、「おめでとう」どころじゃない。「元気に大きくなってくれてありがとう」なんて感慨もあったもんじゃない。こんな散々な誕生日は初めてでした。

でも、子どもが寝込んでも、以前と比べて随分ラクになりました。さほど手がかからないのです。しんどいときは、自分から布団に入って寝ているし、ちょっと退屈すると起き上がってソファで絵本を見たり。
相変わらず薬は飲めないけれど、熱があっても何かしら食べてくれるし。
食べてくれる、というのは大きいです。
以前は、いったん体調を崩すと、1週間やそこら何も食べないことがざらでした。体重は激減するし、もともと食べることに執着のない子。もうこのまま何も食べなくなっちゃうのじゃないか、食べることを忘れちゃったのではないか、と心配で気が変になりそうでした。
今は、「あー、食べれてるんなら大丈夫ね」と。
ほんと、成長したものです。

成長して、よく分かるようになって・・・今回困ったのは、熱さましの坐薬を入れるとき。どんなに熱が高くてぐったりしていても、雰囲気を察すると、軽い身のこなしで起き上がって逃げる、逃げる。どうにか捕まえて組み伏しても、手でお尻の穴をブロック!
あんたたち、薬が飲めないんだから、これしかないんだからー!


誕生日2日後の土曜日、夫と光太はまだ熱がありましたが、やっとケーキでお祝いしました。
熱があろうが、ケーキを貪り食う光太。悠太もよく食べました。

今年の誕生日ケーキ

プレゼントは、おじいちゃん、おばあちゃんたちからは金一封、おじさん・おばさん(私の兄夫婦)からは絵本を4冊。園のおともだちのお母さんからも絵本を3冊いただきました。
絵本大好きの二人は大喜びです。
夫と私の友達からは、かっこいいポロシャツをいただきました。

そして私と夫からは、誕生日特別企画として子ども百科事典1冊、初の試みで写真集を3冊。ううう、写真集、高い。1冊で絵本が2冊買える。でも、装丁がきれい、紙も上質。パラパラめくるのにちょうど良い感覚です。パラパラめくりながら・・・ちゃんと中身も見てくれています。
この写真集も間もなくかじられ、やぶられ、穴をあけられ、ぼろぼろになるんだろうなあ・・・


誕生日プレゼント、ではないのですが、誕生日と時を同じくして、なんと、我が家に大型プラズマテレビがやってきました!

ことの発端は光太。熱があってずっと家にいて、よほど退屈したのか、父を2階へ連れて行き、「テレビつけて〜」。
いいの?光ちゃん、テレビ見ても大丈夫?
テレビをつけると光太がパニックを起こすようになって、テレビを居間から撤去したのが5月9日。それ以来、子どもがテレビを見ることはなかったのですが・・・
いぶかりながらもテレビをつけると、光太も悠太もにっこり。うれしそう〜。

へー、テレビ、大丈夫なのか。
そういえば、(熱が出たり体調を崩すことはありましたが)ここのところ光太は好調。春先から病的な躁状態と鬱状態を繰り返していましたが、気がつけば、どっぷり鬱になることがなくなっていました。
混沌のトンネルから抜け出たようです。

夫が二階のテレビをつけて10分後。
どれどれ、と私が二人の様子を見に行ってみると・・・テレビの画面が真っ暗!音だけが流れています。そして、テレビの上には光太が立っていて・・・
「ちょっとー!テレビが映ってないんだけど!」
夫がいろいろやってみても、画面は真っ暗なまま。
もしかして、壊れちゃった?

もう、いつ壊れてもおかしくなかったテレビです。どうしても、テレビの上に子どもが乗っちゃうのですねえ。テレビの上でぴょんぴょんジャンプしますから。何年も前からテレビの上部はべきっと割れていて、中が見える状態になっていました。
それでも画像は映っていたので問題はなかったのですが・・・

困る。困る。困る!
子どものいるときにテレビはつけられないけれど、見たい番組は録画して、子どものいないときのお楽しみだったのに。ドラマが見られないじゃん。困る!

というわけで、急遽プラズマテレビを購入。
液晶でなくプラズマにしたのは、画面の強度を重視してのこと。しかし、プラズマは37型からしかない。でかいっ!うちの居間はそんなに広くないのです。その中にあって、圧倒的な存在感。
けど、画像がすごーくきれい。さすがプラズマ、さすが地デジ、さすがハイビジョン。
悠太・光太も大喜び!

私も夫も基本的にアナログ人間で、テレビなんて映ればいい、携帯電話も電話がかけられればいい、とこだわりはありません。いくら画像がきれいだからって、デジタル放送なんて我が家には必要なし。アナログ放送が終わる4年後までに買い換えればいいよね、と思っていました。
でもやっぱり、いいものはいい!
そして、デジタル放送のおかげで、今まで映りが悪くて見られなかったフジテレビ系もテレビ朝日系もばっちり。「アタック25」復活。やったー!
時代は地デジ!

居間にテレビのある日常が戻ってきました。
とはいえ、平日はやっぱりほとんどテレビをつけることはありません。「ヤン坊マー坊の天気予報」と7時のニュースを見るくらいかなあ。
私もバタバタと忙しいし、子どもも静かな時間を好むよう。特に夕方は、疲れて帰ってきてテレビを見る、というのは疲れを増長させてしまう。画面が大きいぶん、こう、ぐっと集中して見ちゃうのですね。刺激が強すぎる。

 しかし。
 これで、この夏、どこにも行けない・・・夏のボーナス、なくなっちゃったし。ちょっと悲しい。


 8月に入って元気いっぱいの悠太・光太。
 8月4日は園の夏まつりがありました。年長さんの二人には、最後の夏まつりです。
夏まつりの日にしか着ない甚平も、今年で見納め。1年ぶりの甚平を着て、「うわー、悠太、似合ってねえ!」大きくなって、丈もちんちくりん。光太はまだかわいいのですが、悠太が。ま、いいか、これで最後だし。

夏祭りは夕方の4時半から6時まで。それから家に帰っておふろ、ごはんとなると遅くなってしまう(いつもは5時半過ぎから夕食)。しっかり夏まつりを楽しむためには、腹ごしらえしておかなきゃ、と、夏まつりに向かう前、初めてマクドナルドの「店内で」食べることにチャレンジしてみました。

子どもと一緒のとき、マクドナルドは今まではドライブスルーの利用のみ。それでも、ドライブスルーに入るたび「なんだ、ここー!」と激怒していました。
最近になって、ようやくマクドナルドと大好きなポテトがつながったみたい。怒らなくなりました。じゃあ、今度は店内飲食にチャレンジしてみよう、と(ここまでくるのに、4年はかかっています)。

さて、初マック店内。
二人とも、もちろん抱っこで店内へ。「ギャー!」と怒りはしなかったものの、不安そうな顔。しがみつきつつ、キョロキョロ。
注文をなんとか済ませ、出来上がりまで少し時間がかかるとのことで、先に席を確保。しかし、「もう帰ります」とスタスタ出口へ向かう光太。悠太も、「んぎゃあーっ!」
そりゃあなあ。何でこんなとこに座っていなきゃいけないか、分からないよなあ。

ポテトが来るまで抱っこ・おんぶでしのぎます。でっかい子どもをおんぶ、その子どもは甚平姿。いやでも目立つよなあ。お客さんが少なめだったのが幸い。
数分後、店員さんが隣の席の人にポテトを持ってきました。それを見た悠太、「おーれーのーっ、ポーテートーっっっ!うぎゃああああああっ!!」
ハイハイ。あれはよその人のだからね。君のじゃないから。もうちょっと待ってね。

やっと悠太・光太のポテトが来ました。ポテトが目の前にあれば椅子にもちゃんと座れます。光太はポテトを激食い。悠太はポテトを口に運びながらも、そわそわ、周りをキョロキョロ。なんとなく落ち着かない様子。
それでも、親もちゃんとゆっくりコーヒーを飲むことができました。

ポテトを食べる光太。店内でも大丈夫。 同じく悠太

もう、店内飲食も大丈夫!すごーい。大進歩!
あとは、「待ったら(注文したものが)くる」ことが分かるようになったらいいなあ。今はまだ待てないもんね。ファーストフードでさえこれなんだから。待てるようになるのも、また4年やそこらかかるんだろうなあ。
ま、ぼちぼち、です。確実に、悠太・光太のできること、世界は広がっているのだから。

店内でLサイズのポテトを一箱食べ、持ち帰りにしてもらったもう一箱も車の中でぺろりとたいらげた二人(悠太はやっぱり車の中で食べるほうが落ち着くみたい)。
腹ごしらえもばっちり、いざ、最後の夏まつりへ!

去年の夏まつりは、いつもと違う園庭の様子になかなか慣れることができませんでした。
けど、今年は二人とも最初からノリノリ!
ノリノリでヨーヨー釣りのビニールプールへ突進!ひゃっほう!
ビニールプールのお水もさることながら、色とりどりのヨーヨーも魅力的〜。水をぱしゃぱしゃしながらも、ヨーヨーを手にとってうっとりの光太。
何度も入水を試みるも、担任の先生に止められる悠太。止められても「うぎゃーーーっ!」とならないのは、なんとなーくダメだってことが分かっているのかな?しかし、懲りない男、悠太。止められるたびににやりと笑っては、顔をビニールプールに突っ込み、お水を口に含んではぴゅーっ、とやっていました。

 ヨーヨーを釣った(釣らせた)後は、ゲームコーナーへ。サイコロゲームと輪っかを引っ張るゲーム。どっちもすごーく簡単なのに、相変わらずルールが全く分からない二人。
 そんなことはどうでもいい!とにかくゲームをやらせて、景品をゲットするのじゃ!
 当てた景品に、「うーん、これよりも、あっちもらっていい?」だとか、「先生、これちょうだい!」とあらかじめお好みの景品を箱に入れ、子どもにそれを選ばせるとか、かなりイカサマなゲームでしたが(笑)。ま、それも有りなのがK学園。もちろん、ゲームのルールが分かって、そのゲーム自体を楽しめる子はイカサマはなしでしょうけどね。

 光太は後半、暑さにちょっと疲れてしまい「おんぶ〜」でしたが、悠太は最後まで元気いっぱい。
 去年まで見向きもしなかった先生方の出し物では、ライブハウスの最前列でステージに食らいつく客のよう。
 最後の盆踊りでは、アンパンマンと食パンマン(のかぶりものをかぶった先生)の登場に、「うひょーっ♪」うれしそ〜な顔でアンパンマンと食パンマンをじーっと見つめる悠太。
 見つめるだけならいいけれど、まとわりつく、まとわりつく。あまりに悠太がちょっかいを出して、食パンマンの頭がぽろり、なんて一瞬もあったそう(夫談)。
 別に、アンパンマンや食パンマンが好きなわけではないはず。未だ、キャラの認識はいまいちのはず。それだけに、意外な悠太の反応。きっと、「なんだ、これーっ」って感じだったんだろうなあ。

アンパンマンにちょっかいを出す悠太。 先生の出し物にかぶりつきの悠太。


 あっという間に、最後のK学園の夏まつりも終わりました。
 やっぱり、年長さんって切ないなあ。
 この夏がK学園で過ごす最後の夏なんだよなあ・・・。悔いなく、楽しく過ごすんだよ。悠太・光太は、なーんにも分かっちゃいないけど。
 彼らが何も分かっていない、ってことが切ない。



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