8月5日、K学園で夏祭りがありました。
お祭りだの花火大会だの、にぎやかで楽しそうなイベントが大好きな私ですが、悠太・光太が生まれてからというもの、お祭りと名のつくものに行ったことはありません。
実際、お祭りの人ごみの中を行くことを思うと、この先も・・・悠太・光太の負担、安全を考えると、行くことはないだろうなあ。
だから、このK学園の夏祭り、とっても楽しみにしていました。
かき氷に、ヨーヨーつりに、綿菓子に・・・考えただけでワクワクします。
会社のお休みをとって一緒に行く予定だった夫が、前日になり、急遽抜けられない仕事が入ってしまい、家族4人参加できなくなったのが唯一心残りでしたが・・・
当日、時間は夕方4時半から。
悠太・光太はお祭りらしく、甚平を着て出発です。似合う、似合う。笑っちゃいけないんだけど、はまりすぎ。
しかし、普段着ることのない甚平に、光太は「イヤ〜」と脱いでしまいます。「今日はこれを着ます。着ておこうね」と光太をなんとか説得。悠太は悠太で、なぜか首周り、襟元が気になって仕方の無い様子。不快気な顔です。大丈夫かな？
K学園に到着。
園庭は、すっかりお祭り仕様になっています。提灯がかざられ、先生方は浴衣にはっぴ姿。悠太・光太でも楽しめそうなゲームコーナーあり、夜店あり。
もー、これだけで私、満足ですっ！
さて、悠太・光太はというと・・・
いつもの園庭が・・・なんだか、違う！楽しそうだぞーーーーっ！
ワキャキャキャキャーっ！と満面の笑みで走り回りはじめました。その嬉しそうな顔、飛ばしっぷりといったら。
もともと、「楽しそうな雰囲気」が好きな二人。きっと、夏祭りも楽しんでくれるだろうなとは思っていたのですが・・・これほどとは（笑）。
ゲームコーナーに興味深々、「何してるの？」と入り込んで邪魔をしちゃうし、夜店もいちいちチェック（食べるわけじゃないんだけど）。
ヨーヨーつりのビニールプールを発見、二人とももれなく入水しちゃうし（先生の防御のおかげで片足だけで済んだけど・笑）。
普段はなかなか汗をかけなくて、体に熱のこもってしまう二人ですが、さすがにこの日は汗だくになっていました。
走り回る二人をどうにかして写真におさめようと、私もカメラを抱えて二人を追いかけ回すのだけど、どうにも止まらない（笑）。
「悠ちゃんっ、止まって！止まって！こっち向いてっ！」
いくらそんなこと言ったって、耳に入りはしません。ちくしょー、いい笑顔なんだけどなあ・・・
私もしばし写真をあきらめ、悠太・光太は適当に泳がせて、かき氷でまったり休憩。
ようやく写真を撮ることができたのは、二人が疲れ果ててぐったり、動きが止まった頃。笑顔の写真はアップできませんでした（涙）。
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| お水に入りたいな。悠太 | テキ屋の光太 |
夏祭りもそろそろおしまい、最後の盆踊りで盛り上がっている頃、定時退社でダッシュしてきた夫が合流。夫もかき氷を食べて、ちょっとだけお祭りの雰囲気を味わうことができました。
子供はもう、ぐったり・・・光太はすっかり帰るモードで、門扉にはりついています。
悠太、光太、お疲れさん。楽しかったね！
帰宅後は夕食もそこそこに、布団に倒れこんだ二人なのでした。
ようやく、1学期が終わりました。
いろんなことがありましたが、悠太も光太もよく頑張ってくれました。
体調不良や疲れから、「眠れない！」とパニックを起こしていた光太も、最近はよく眠れるようになり、ほとんどパニックを起こすことはなくなりました。
悠太の「お片づけしなくちゃ！」のこだわりはまだまだ健在ですが、以前のような病的な（深夜に起きてまで「お片づけ」しちゃうような）ことはなくなりました。けど、朝起きて機嫌の悪いときや疲れているときは、しつこくキーキー言っています（笑）。それでもあまり長引くことはなく、ある程度時間がたつと、自分からすっとほかのことに意識を移せるようになりました。
こだわりの元でもあるお片づけボックスは、悠太の精神安定の場でもあるようで、園から帰ってきた後は直行で、自分もボックスの中にはまり込み、宝物の山にうずもれ、お気に入りの絵本を見ています。そうやって、悠太なりにストレス解消しているらしいです。こんなときは、悠太のそばに行くと「あっち行け！」と言われてしまいます。
一人で落ち着ける場所ができてよかったね。
しかし・・・こんなほろっちい箱。悠太スペースの充実をはかってやりたいものだ・・・
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| ダンボール箱で落ち着く悠太 | 笑いが止まらない光太 |
さて、夏休みです。
うーん、どうしよう。私一人で子供をみるときが困りものです。遊びにも連れて行ってやれないもんねえ。福祉センターのプールも、ベビーカーに乗れなくなってしまった今となっては、私一人で連れて行くのも危険です。
結局、引きこもり状態に。
とりあえず、お風呂場にビニールプールを出して、1日中いつでも水遊びできる状態に。かなりこれで間がもつので助かります。ただ、水道代が・・・（涙） ほぼ1日中蛇口から水が出ている状態なんだもの。
あとは、まったり、まったり。
抱っこしたり、布団でゴロゴロしたり・・・
私も、「時間がなーい！」と追い立てられなくてすむので、いくら二人が兄弟げんかをしようと、お菓子を食べ散らかそうと、余裕で笑っていられます。
そういえば、最近いつ子供に怒鳴っただろう？
私にも、何もしないお休みが必要だったんですねえ。
いつものようにピリピリしていない母に、子供もうれしそう。何をするわけでもないのに、「お母さんのそばにいるだけで幸せ」って顔で、目が合うだけで声を立てて笑って、ちょっと体をさわるだけで身をよじって笑って。甘えて、甘えて。
至福のひとときです。
昨夜の夕食どきのこと。
悠太が、ゴミ箱の中をごそごそ（たまにこうしてゴミ箱チェックをするのです）。そこから、冷凍餃子の外袋を取り出しました。冷凍食品の外袋って、色が鮮やかでキラキラしていて・・・確かにきれい。袋の表に印刷されているのは、大好きな餃子です（もちろん、子供が食べるわけではありません。においとか、皮のさわり心地が好き）。
いいもの見っけ！とばかりに、ニコニコで冷凍餃子の袋を手に夕食を食べ始める悠太。そこに、「ゆうちゃん、何持ってるの〜？」と光太。いいもん持ってんじゃん！とおもむろに悠太の手から、冷凍餃子の袋を奪い取ります。
「ギャーーーーッ！」と叫ぶ悠太。
さあ、兄弟げんか勃発です。奪い返す悠太に、泣き叫ぶ光太。エンドレスに奪いあう二人。は、激しい・・・
もう夕食どころではありません。
いつもの私なら、「いいかげんにしなさーい！ごはん食べなさいっ！」とキレちゃうところですが、この日は無言で二人を見守りました。
いや、あまりのしょうもなさにあきれて声も出ないと言うべきか。
そりゃあ、二人にとっては掘り出し物の宝物かもしれない、けど・・・なぜそこまで、冷凍餃子の袋に熱くなれるのか！？
恐るべし、子供ワールド。
ようやく、9日から夫も本格的な夏休みに入りました。
10日には1泊2日で、山間のリゾートホテルのログコテージにお泊りです。外食が難しい子供のことを考えて、自炊なんですけどね。
旅行は、ほぼ2年ぶり。家以外に泊まることを悠太・光太は理解してくれるのか？
夜になって、「帰ろう」と言われたらどうしよう・・・
旅行の顛末のご報告はまた、後日。
さあ、短い夏休み、楽しもう！
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