エキストラ出演依頼



依頼のメールより抜粋:
映画撮影に関するご協力の依頼
「突然のご連絡で大変失礼いたします。私は伊丹十三新作映画9月27日全国東宝邦 画系公開『マルタイの女』の演技事務(俳優担当)をしております。この度貴方様にご連絡いたしましたのは、映画撮影の ご協力をお願いするためです。4月13日(日)に三鷹市の杏林大学にて逮捕術の対抗試合のシーンを撮影する予定でおりますが、その際にエキストラとして柔道 着等を着て観戦する人々が多数必要となりました。ただ柔道着となりますとやはり経験のある方でないと着こなしが違うということで、現在柔道経験者を探しております。全員で男女含め60名近く必要なものですから、そのうち何名かでも理工柔道部OB会の方にご参加していただきたくご連絡いたしました。撮影となりますと準備・テスト・本番と細かく同じことを何度も繰り返し、1時間も見ると退屈するものですが、もしご興味のある方がいらっしゃれば、ぜひとも参加していただきたく思います。お弁当・記念品・交通費等しか用意出来ませんが、ぜひとも皆さんにお声を掛けていただき、少しでも参加していただければ幸いです。

現在、撮影本隊は4月7日にクランク・インし、5月一杯で撮影を終了させる予定で動いております。 その中でそちらさまのご協力を仰ぐ予定で居りますのが、4月13日(日)で、まだ詳しい時間は出ておりません。ただシーンの分量から判断いたしますと、午前8時〜9時 ごろの集合で夕方5時〜6時位までかかる可能性はあります。正直なところ映画の撮影は監督の思い入れがその場その場によって違い、セリフ一言を撮るだけでも監督がOKを出さない限り延々と撮影が続くこともありますので正確な時間は判断できないのですが、お願いするシーンは早い監督で撮影すると4〜5時間で撮れる内容ではあります 。ただ先に申したようなこともありますので少し多めに時間を考え、なおかつ、もしご協力いただけるようであれば逆に時間を限定し、監督に時間制限を示唆することも可能です。 おおまかなストーリーをお話しすると、大女優ビワコ(宮本信子)がカルト教団による殺人現場に遭遇し、犯人の顔を目撃したことによって、その教団に付け狙われるのを刑事二人(西村雅彦、村田雄浩)が身辺警護をし、証人として裁判の証人席につく までのドタバタを描いたもので、シチュエーション・コメディです。 そのなかでご協力をお願いするシーンは、ビワコに二人の刑事を紹介するシーンで、その紹介する場所が逮捕術の対抗試合をしている場所という設定です。 撮影で使用する場所は三鷹にあります杏林大学の体育館で、集合場所・時間等はまた正式に決まりましたらご連絡させていただきますが、最寄りの駅への集合になり、こちらからマイクロバス等でお迎えに上がるといったことになると思います。(中略)なおそちら様の団体名を協力といったかたちでエンドクレジットに掲載することは可能ですので、ご希望があればそれにお答えしたいと思います。(以下略)」

しかし、時間の都合がつかなかったり、柔道着がもう手元にない、という奴もいたりして結局出演は出来なかったのでした。でもこの映画を見るときはそのシーンを見ながら思い出して下さい。

Copyright(c)Jun Honda
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