Shoichi Kobayashi
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普及指導員に求められるであろう資質をチェックシートにまとめたものの結果発表です。あくまでお遊びですので結果が悪くても気を悪くされないようにお願いします。
イエスだった設問の数で評価します。点数が少ない方がよいと判断します。
13〜15 傍若無人普及員:危機的な状況です。放っておくと大変なことになります。
10〜12 カルト普及員:頑固一徹で蛸壺にはまっている状況です。
7〜9 旧式普及員:もう少し柔軟性を持ってください。
4〜6 優良普及員:内容的にはほぼ合格です。
0〜3 きまじめ普及員:完璧を目指しすぎると逆に苦戦するかもしれません。
今回のチェックシートは資格試験等検討会議の結果を踏まえて作成しました。
それによると、新しい試験では、改良普及員資格を持つ者は誰でもアイの科目免除になります。つまり、ウ(農業現場の課題解決能力)およびエ(意欲と適性:面接)の結果で判断されることになります。
ここでいう課題解決能力とは、単に改良普及員が行っているような日常の指導活動を指しているのではなく、普及指導員として見習い普及員を含めたチーム全体で取り組む大きな課題の解決能力を想定していると思われます。普及センター張り付きの専技をイメージすると分かりやすいでしょう。
そういうレベルの解答をするためには、どの程度の農林行政に関する見識や調整能力、リーダーシップが求められるかを考えました。専門項目としての普及指導活動ほどではないものの、従来の1号専技とほぼ同じ水準が必要と推測されます。
これまでの専技試験と違って、普及指導員資格試験は受験のプレッシャーが大きいと思います。戸惑いの大きい人、動機付けが弱い人は、あまりたくさんの勉強量(専技試験の場合、100〜200時間)をこなすのは難しいので、自分の長所短所などを十分把握して、的確に勉強することが重要だと思います。
試験について大まかにイメージをつかんでいただけましたでしょうか?