(2004)
ここはひとり言日記風、落書き風写真など
何でものせちゃおー。コーナーです
◆8月31日◆
手の痺れがようやく苦にならない程度になって
ほっとしています・・
旅行から帰ってオリンピックを見る毎日でした。
印象に残った事は沢山あるけどその中で、
最年少の福原愛ちゃんの試合は、
初めて見てその凄さにビックリです。
あの点を取った時のかわいい掛け声はずいぶん話題になったけど、
何と言っててもいいじゃないですか、
聞いてる私達に想像する楽しみがあって・・
3歳の時からずっと続けていた事のすばらしさ・・
その努力が実を結び、今に至っている・・
そしてそのキャラクターは
ひとつひとつのコメントに素直な気持ちが現れている
可愛らしいもの・・
監督が愛ちゃんのことをエイリアンと言っていたのもうなずけるけど、
今のその素直な気持ちを持ち続けて
どんどん進化して行ってほしいと思いました・・
そしてもう一つ、以前からマスコミに大いに取り上げられていた
「気合だー」でおなじみのプロレスラーのアニマル浜口お父さんと浜口京子選手・・
あのお父さんには試合前から本当に驚いていたけど・・
準決勝で敗れて、銅メダル獲得の試合で勝った時・・
あの銅を手にしたとき、
お父さんにメダルを見せる瞬間、
「ちゃんと良く見て・・」と言って見せていた・・
心の中で、「二人で取ったんだよ・・」って言ってるように見えたり、
小さな女の子がご褒美に「これ貰ったよ」って言ってる様にも見えて、
その時、お父さんlはカメラを意識したのか、
ふいと照れながら、ちょっとだけ目をメダルに寄せていました。
「気合だー」の父は、「あぁ、よかったね」と言ってる
やさしいお父さんの目になって・・
あの瞬間ほんとに師匠でもコーチでもない、
父と娘の本来の愛情を感じていました。
メダルラッシュの今回のオリンピックは、
ほんとにいろんな感動を受けて
心に残るオリンピックでした。
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◆8月4日◆
秋田へ向かって3泊4日のぶらり旅・・
関越で新潟をめざし海沿いを走り北上します。
なんといっても好きな海への最短コース・・
運転のお父さんは自分で取り付けたETCで
料金所のゲートが開くことが嬉しくて、
ちょっとご満悦・・
今年の夏の暑さは全国的・・
新潟も、もやっとしたうす青い空の下、佐渡は見えなかったけど、
波もあまり高くない穏やかな海辺は、
所々の海水浴場が賑わいでいるのが見えます。
車から一歩外へ出たら32度3度の暑さ・・
ちょっと休憩のつもりで立ち寄った海辺の名所も
そこそこに後にしました。
本日の宿泊先は山形県遊佐町の
鳥海温泉保養センター国民宿舎、とりみ荘・・
海辺の静かな所にたたずんでいる建物は、古くからある国民宿舎といった感じです。
浴場は廊下でつながっている隣接されている日帰り温泉の”あぽん西浜”
湯をちょっと舐めてみると塩味で
すべすべした感じがとても気持ちいいお風呂です。
夕食はちょっとリッチに最高のコースを予約して、船盛のお刺身が登場・・
地元産の大きなぷっくりとした岩牡蠣、蟹しゃぶ、と茹でた蟹と
盛りだくさんの料理はどれも美味しく頂きました。
食事の後に海岸を散歩・・
海辺はあとかたづけをしている海の家の人と数人のまばらな人々・・
空はあいにく雲が多くて夕日をみる事はできなかったので,
波を撮ってみました。
寄せては返す波を見つめ、近づいたり、また離れていってしまう・・
人の心のように思えたりして・・。
静かで穏やかな海がとてもきれいです。
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8月5日
とりみ荘の直ぐそばの海岸の十六羅漢を見て、
山形と秋田の県境にある鳥海山に行きました。
黒松林を抜けて走る鳥海ブルーライン、
5合目の駐車場から見る雄大な日本海の景色・・
優雅にそびえる稜線なだらかな鳥海山、
どれも自然いっぱいの日本を感じて
とても気持ちが良いのです。
万年雪があるといわれていた山は、
さすがにこの暑さで雪はなかったようです。
秋田のガイドブックを頼りに
鳥海山を降りてくる途中にある元滝を見ました。
見落としそうな小さな看板を見つけ、
駐車場から森の中の狭い道を歩いていくと
カメラスタンドを抱えた人とすれ違いました。
たしかに滝の音が聞こえて来ます。
着いた所は、ひんやりとした岩場の中の滝です。
水の冷たさに驚いて、
涼しげな水の流れと水しぶきの沸き立つような霧が、
しばし暑さを忘れさせます。
(元滝)父撮影)
またすぐそのあとにもう一つ滝見物・・
滝続きです。
奈曽の白滝は神社へ向かう階段を登り
その神社の横の岩場の階段を降りていきます。
(奈曽の白滝)
この滝は高さが26メートル幅11メートルというので
水しぶきも激しく豪快な感じです。
ごつごつとした岩を渡って滝の見える所に行く子供たち・・
お母さんやおばあちゃんの心配をよそに
可愛らしい子ども達の無邪気な姿もみえました。
滝を後にして
道の駅、”象潟ねむの丘”の中にある展望温泉、
眺海の湯に入りました。
目の前に広がる海を眺めながらの入浴は、温泉好きとしてはたまりません。
湯はとろりとして薄く茶色が色づいた透明で、道の駅の温泉は
ちょっとひと休みという感じでとてもありがたい温泉なのです。
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秋田はちょうど竿燈祭りの時期で
市街のメインの道路の中央には小さなスタンドのような観客席が用意されていました。
ビルの谷間の広場でいくつかのグループが演技をしていました。
ぶらさげてある提灯はなんと46個とのこと、、竿を腰や肩で支える力強い妙技、
祭りの笛の音と太鼓が響いて、よりいっそう盛りたててあっかんです。
(父撮影)
秋田駅を後にして・・
今日の泊まりの男鹿半島をめざします。
男鹿半島のなまはげ伝承館(左)と、なまはげ館(右)です。
伝承館で行われる
有名な秋田の伝統行事のなまはげの実演を
運良く見る事ができました。
(伝承館の実演(左)と、なまはげ館の展示の人形(右)父撮影)
妙に秋田弁がなつかしく感じて
秋田弁がいっぱい聞けた事に大満足・・
なまはげさんが村人に家族の様子を聞く話も
時代を反映しているところがとても面白い。。
せりふは変わってもなまはげに托す村人の思いは変わらないと思いました・・
夏の五穀豊穣を願う竿燈と、雪深い冬のなまはげは同じ思いで、
すべてのものをしあわせに導く道しるべのように感じます・・・。
今日の泊まりは男鹿温泉郷の男鹿グランドホテル。
旅行間際に予約できたのはほんとにラッキーとしかいえません。
海の幸ふんだんの料理に舌鼓です。
:
8月6日
昨夜からの雨で朝から曇り空・・
男鹿半島の先端の入道崎をドライブして雨を逃げるように南下、
ガイドブックに載っていた横手のラーメン屋さんで昼食です。
普通のラーメンでした・・
帰りは松島を観光して帰ると言う事になりました。
途中秋田自動車道(高速)のサービスエリアで
岩手の錦秋湖サービスエリアの中にある温泉、
峠山パークランド オアシス館に入る・・
一般道からも入れるという日帰り温泉は
入浴客も地元の人の方が多い感じでした。
サービスエリアに入浴施設があるのはとてもうれしいので、
温泉じゃなくても増えるといいなぁと思っています・・
松島は好天気で、さすがに観光客で賑わっています。
出発ぎりぎりの観光遊覧船に飛び乗って島巡り・・
満員の遊覧船をかもめたちが追いかけてきます。
どうしてかと思っていたら、近くの子供たちがえさを投げていました・・
えさはかっぱえびせん。。
船から投げてくる餌にかもめが飛びついてくわえていきます。
差し出す手に持っているえさも上手いぐあいにさっとくわえて飛んでいくのですから
これにはちょっとびっくりです。
初めて見るあの俳句で有名な松島は
ちょっとイメージが違っていたけど
海に点在する島々はそれぞれの面影を抱いていました。
(父撮影)
瑞巌寺を散策して松島を後にして、福島へ進みます・・
今日は予約なしのビジネスホテル、
相馬ステーションホテルに宿泊・・
ゆっくりと隣の居酒屋さんで夕食をとりました。
:
8月7日
今日も良いお天気です。
ぶらっと何か珍しいものとか
日帰り温泉に入りながら帰ろうと言う事に・・
相馬から海沿いに走って
道の駅ならはの温泉に立ち寄り
そのあとJヴィレッジの建物を見に行きました。
日本サッカー協会Jリーグと福島県、東京電力のパートナーシップにより
平成9年7月にオープンしたJヴィレッジとのこと。
サッカーをする人たちやその他の球技、また陸上など様々な運動をする人々の為の
大きな運動施設で、ホテルもあります。
ちょうどお昼時でグランドでは何もしてなかったのでちょっと残念・・
午後からユースの試合が行われる予定が書かれていました。
子供にちょうどいいサッカーグッズのお土産ができました。
北茨城市の日帰り温泉、中郷温泉、とうりゃんせに入り
帰路に着きました。
今回は3種類の宿と、いろいろな温泉めぐりの旅・・
方言の妙も心に響いた旅でした。・・
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