- 貞光からのバスの乗客は6-7人だった。終点で下りて歩き始めた。夜行列車を使っていたため眠くて仕方がなかった。
- 水場でお茶をわかし、おにぎりの朝食を食べた。水場から5分ほど登ると植林は終わって自然林になった。ところどころで紅葉が見られた。鳥がこずえを飛び回り、木の葉が落ちてきた。
- 夫婦池からは車道になった。カーブを曲がると剣山が見えた。美しい山だった。紅葉がきれいで。道のあちこちに車を停めて写真を撮っている人がいた。そのうちの一人に「どこから歩いてきたか」聞かれた。これからの予定も含めて答えると、「道に迷わないように」と言われた。
- 見ノ越に着くまで登山者には会わなかった。見ノ越では剣神社簡易宿泊所に泊まった。神社のお札売り場で手続きをした。素泊まりで寝具持ち込みでいくらか聞くと、「ちょっと待って」と言われ、少し調べてから3500円と言われた。宿泊名簿を記入しているときに前をめくってみると1-2週に1組程度の宿泊者だった。20-30畳もある大きな部屋のはじに1人で寝た。テレビが無料で見られたので日本シリーズを終了まで見た。
- 翌日は暗いうちに出発した。10分ほど歩くとランプ不要になった。西島野営場で水を汲んだ。剣山山頂に着くなりガスが晴れた。遠く三嶺まで見えた。三嶺に行くという35歳くらいのテント泊の人がいた。テントは二張りだったとの事だった。
- 次郎笈の先の林道からの登り口まで登山者とのすれ違いが多かった。丸石から丸石避難小屋までは雰囲気の良い樹林の道だった。いかにも山奥を歩いている感じがした。
- 伊勢の岩屋手前で前日に琴平からの列車で会った10人組とすれ違った。昨日は三嶺に泊まったとの事だった。「ちょうど真ん中でしょうね」と言って分かれた。伊勢の岩屋で水を汲み昼食にした。横の紅葉がきれいだった。