-
2006年10月7-8日
- バスを降りた時は雨が降っていた。松手山経由の予定を平元新道経由に変更した。平標山ノ家は建て替え中で水場も使えないため、林道から平元新道へ入るところにある水場で水をたっぷり補給した。
- 平標山ノ家付近はちょうど紅葉の見頃だった。小屋建て替えのためテント場もなくなっていたので小屋から1-2分南へ進んだ登山道が広くなったところに幕営した。回りの潅木は風で大きく揺れていた。
- 翌朝、雨はまだ降り続いていた。水を含んで重たくなったテントを撤収し、平標山へ向かった。風雨が強く、時々あおられて木道から滑り落ちそうになった。回りの湿原は草紅葉がきれいだった。
- 平標山山頂は風がいっそう強かった。ザックカバーが飛ばされ10mほど走って追いついた。仙ノ倉山方面に進むのは困難と判断し下山することにした。山頂から少し下がった風が幾分少ないところで、ザックカバーを付け直し、不要な水を捨ててから下った。
- 小屋からの下りの登山道では、風で折れた小枝がたくさん落ちていた。紅葉した葉だけでなく、まだ青々とした葉っぱもたくさん落ちていた。林道ではたくさんの青い葉っぱに混ざって、夜の間に倒れた木も道をふさいでいた。バスを待つ間、天気予報を聞いたら、魚沼地方に大雨警報が出ていた。
- 帰りの新幹線は関東地方に入るとからっと晴れ上がってしまった。どうやら冬型そっくりの気圧配置で日本海側だけが天気が悪かったようだった。
-
2007年10月6-8日
- 初日、今回は快晴で予定通り松手山経由で平標山に向かった。名残のアザミやリンドウが咲いていた。すれ違う登山者も多かった。
- 灌木や草の紅葉を楽しみながら登っていくと平標山山頂に着いた。登山者が数人休んでいた。平標山ノ家への下りでは草紅葉がきれいだった。
- 平標山ノ家のテントは7張りだった。小屋も混雑している様子だった。夜は星空がきれいだった。
- 二日目は、まず平標山へ 登り返した。夜の冷え込みで昨日より木々の黄葉が進んだようだった。木道は霜が付いて滑りやすかった。空気も澄み平標山からは北アルプスも見えた。平標山を後にし、いよいよ仙ノ倉山から谷川岳への縦走を開始した。夜露で濡れた木の階段に朝日が反射してまぶしかった。