- 延岡からのバスの乗客は一人だった。バスを下りた登山口付近は、行縢神社への初詣の客が何人かいた。
- 神社横の登山道を登り始めた。最初は神社の参道くらいの幅の道だった。冬とは思えないくらい緑が多かった。鳥の鳴き声が多かった。初日の出を山頂で迎えた人たちだろうか、すれ違いが多かった。
- 滝見橋からは奥に行縢ノ滝が見えた。滝入口から寄り道をすると行縢ノ滝に着いた。落差77mと案内板に書かれていた。赤っぽい岩を水が流れていた。回りの岩場もきれいだった。
- 滝入口まで戻り、山頂へ向かった。2分ほど登ると「二の汗」と書かれた表示があった。表示の板は行縢山をかたどっていた。
- 山ノ神峠までは岩の多い道だった。山ノ神峠には高さ1m弱のほこらがあった。先行の二人組にミカンをもらった。少し下って、滝の上流を渡った。このあたりは杉の植林帯だった。
- 沢沿いの道を登っていくと水場に着いた。水はあまり冷たくなかった。水場から約5分のところに「杉並木の汗」の表示があった。やがて松が多くなってきた。山頂の手前に「岩の汗」表示があった。
- 山頂は約10人の登山者だった。山頂からは南側の展望が良かった。大崩山方面も見えた。休んでいるうちに南面の岩場から4人組が登ってきたので驚いた。
- 帰りは往路を戻った。山ノ神峠から5分下ったところに雌岳への登路があった。行きには見落としていた。滝見橋からは、午後の方が光線が良くなり、滝がいっそうきれいに見えた。
- 登山口の公衆電話でタクシーを呼んだ。タクシーの待ち時間で行縢神社に初詣をした。