- 大歩危駅前で地元の人に「今日は寒いですね」と声をかけられながら歩きだした。
- 車道を少し登り、尾根の末端から山道に入った。いったん大きな民家の軒先を通って車道に出たところが有宮神社の入口だった。少し茶畑が有った。
- 石段を登って行くと神社の本殿が有った。本殿の裏から本格的な山道になった。杉植林の中にアカマツが混ざっていた。標高700m付近でいったん左手から自然林が迫って来た。鳩を一まわり小さくしたくらいの大きさのキツツキがいた。標高930m付近で植林がようやく終わった。
- 標高950m付近の尾根のたわみを過ぎると急登になった。左手に大きな岩が有った。尾根は岩混じりで雑木林に覆われていた。夫婦の登山者がいて花の写真を撮っていた。
- 1114mのピーク付近は左手に少し植林が混ざっていた。標高1200m付近からは笹原が出てきた。6人組パーティ、14人組パーティと相次いですれ違った。標高1250m付近は倒木が多かった。1360mの小ピークでようやく山頂が見えた。
- ところどころミツバツツジが咲く山道を登って行くと山頂に着いた。360度の展望だった。単独行と6人組が休んでいた。
- 下りは後山峠へ向かった。山頂直下には神社が有り小さな祠が有った。神社を過ぎるとブナ林になった。新緑を楽しみながら下って行った。ムシカリが白い花を咲かせていた。登山者5人とすれ違った。標高1350n付近から植林帯になった。防火帯の下りだった。防火帯が終わりになると自然林と植林の混ざる山道になった。
- 標高1030m付近で林道川崎国見山線に出た。車が7台停めてあった。再び山道に入り、再度林道に出たところが後山峠だった。2台車が停めてあった。正面の階段を登ると神社が有った。竹やぶが有り、筍が生えていた。
- 後山峠からはゆるい下りの車道だった。バスの時間を気にしながらを少し速足で下っていると、山頂で会った松山からの6人組の車が止まってくれた。駅まで乗せてくれた。感謝。
- 特急を待つ間、駅前の店に寄ってみた。何か食べるものは無いか聞くと、「豆腐ならある」との事だった。祖谷豆腐で腹ごしらえした。店主と話しこみ、国見山にまつわる大蛇退治の言い伝えを教えてもらった。