- 前日に一ノ瀬高原キャンプ場の駐車場まで行き、テントを張った。翌日、明るくなるとすぐにテントをたたみ、出発した。
- 稜線に近づくと勾配が緩くなり牛王院平に着いた。右手の防火帯に沿って少し歩くと見晴らしが良くなり、三ツ峠山が見えた。あたりにはシロバナヘビイチゴがたくさん咲いていた。
- 牛王院平から唐松尾山に向かった。コマドリ、ミソサザイ、メボソムシクイなどたくさん小鳥が鳴いていた。
- 唐松尾山山頂付近にはシャクナゲが咲いていた。稜線付近は終わっているシャクナゲが多かったが、少し茂みの中へ下ると満開だった。
- 唐松尾山から笠取山にかけてはアップダウンが多かった。イワカガミやミツバツツジが咲いていた。鹿の鳴き声が聞こえた。
- 笠取山には山頂標識が二箇所にあった。一つは一番高い三角点の所、もう一つは少し下がった見晴らしの良い地点にあった。見晴らしの良い方で休んだ。
- 笠取山からは急な防火帯の下りだった。下りきって少し登り返すと、荒川、富士川、多摩川の三河川の分水嶺があった。分水嶺から富士川寄に少し下ったとき、カメラのキャップを落としてしまった。通りがかりの人にも手伝ってもらい、草むらの中を15分くらい探してようやく見つけた。分水嶺の富士川寄り一帯にはレンゲツツジが咲いていた。
- 雁峠に寄り道した。雁峠の水場にはクリンソウがたくさん咲いていた。
- 笠取小屋からの下り、イチリンソウがたくさん咲いていた。さらに下るとミズナラの林になりハルゼミの大合唱になった。
- 作場平橋からは、あまり歩かれていない様子で少し荒れた感じの道になった。やがて一ノ瀬集落に出た。キャンプ場までは少し登り返しがあった。