- 第一登山口駐車場で出発準備していたら軽自動車がやってきて、20代の青年が下り立った。どうやら鹿嵐山に登るらしかった。青年に引き続いて出発した。
- 車道から左手に入りコンクリート製の歩道を下った。橋を渡ると桧植林の登りの山道になった。斜面を斜めに登って行った。雌岳頂上まで700m標識からはアカガシ、リョウブなどの照葉樹と落葉樹の混ざる森になった。雌岳頂上まで400m標識を過ぎると落ち葉の間に雪が残っていた。
- 雌岳山頂より標高差15mほど低い所で稜線に出た。右へ緩い坂を登ると雌岳頂上に着いた。高さ1mほどの石の祠が有った。周囲は樹林に囲まれていたが、北側だけ少し展望が有った。
- 鞍部まで少し急な坂を下った。鞍部には中央登山口への分岐が有った。鞍部から雄岳へは一直線の登りだった。
- 鹿嵐山(雄岳)山頂は北側の展望が良かった。昼食を食べ終わったころに、駐車場で会った青年が地蔵峠方面から戻って来た。「伐採地の所が分かりにくくて戻って来た」との事だった。一緒に行く事にした。
- 雄岳からの下りは急だった。道の左側に伐採地が有った。伐採地の縁を歩くところで登山道に木の枝が積もって少し分かりにくくなっていた。伐採地が終わると道は分かりやすくなった。標高550m付近まで下ると道は緩い坂になった。
- 岩尾根が続くと、やがて「地蔵峠の景」と呼ばれる奇岩の多い場所に着いた。青年と一緒に休んだ。やがて男女二人組が登って来たので「この先も眺めが良いのか」聞いたところ、「ここからだ」との返事だった。
- 先に出発した青年を見送ってから、ゆっくり出発した。少し進んだところで左手に入る踏み跡が有ったので入ってみた。眺めの良い岩の上に出る事ができた。
- 第二登山道への分岐を見送って少し進むと地蔵峠に着いた。青年が先着して休んでいた。よく整備された小屋が有り、ノートが置いてあったので記帳した。
- 青年と一緒に先ほどの分岐まで戻り、谷間の道を下ると第二登山口に着いた。後は車道をゆっくり下り第一登山口の駐車場で青年と別れた。