- 水晶岳から赤牛岳の方へ進むと急に人が少なくなった。日差しが強く暑かった。左側(薬師岳側)の斜面は風が有って涼しかった。赤牛岳直下で奥黒部ヒュッテから来たと思われる学生3人組とすれ違った。
- 赤牛岳の山頂は、最初誰もいなかった。しばらく休んでいたら、アベックが来た。野口五郎から来たとのことだった。
- 赤牛岳からの下りは予想していたより険しい岩場が多かった。途中、黒部湖に向かって白い岩が続いて見えるところがあり、きれいだった。やがて樹林帯に入った。ぬかるみが多くて閉口した。
- 鎖場付近まで来るとだいぶ疲れが出てきた。汗がどんどん出て来た。残り標高差200mのところで水を飲み干しチョコレートも無くなった。膝がつかれて、高い段を下りるときは苦痛を感じた。
- 奥黒部ヒュッテのテント場は砂地だった。テントの外で足の疲れをいやしながら食事した。赤牛岳山頂で一緒だったアベックは1時間ほど遅れて着いた。小屋の前にいる人と話をしたら、野口五郎小屋から来たとのことだった。
- 最終日は平の渡しの時間に会わせゆっくり出発した。渡しまでは30~40mのアップダウンの繰り返しがあった。平ノ渡しへの中間くらいが一番アップダウンが多かった。
- 平ノ渡しは乗船名簿に記載しただけで無料だった。約15人の乗船だった。
- 平ノ小屋で小休止の後、黒部ダムに向かった。途中からブナ林が増えてきた。途中で、ゆるい登り坂が標高差で約100m続くところがあった。
- 黒部ダムは観光客で混雑していた。扇沢へのトロリーバスはすし詰め状態だった。