ムイネ3日目 2007.4.18
 

白い砂丘ツアー

漁村  Fishing Village
海の上は船だらけ。 浜にある桶みたいのに乗って漁をしている人も居た。 青くペイントされているのが、ムイネの漁船の特徴。

 昨日予約しておいた、「白い砂丘ツアー」。 朝の9時にホテルの前からバイクタクシーで出発した。
 まずは「Fishing Village」に立ち寄る。 青く塗装された船が所狭しと停泊していて、なかなか壮観な光景。 しかしここは写真だけ撮って、すぐにメインの白い砂丘「White Sand Dunes」へ向かう。
 バイクで45分くらいかかるが、道からの景色もすごく良いので、あまり遠く感じる事もなく白い砂丘に到着した。

運転手のユイさん。結構安全運転。 海岸線の道は景色サイコー 白い砂丘の手前の道は未舗装。 砂丘の横には湖があった。

 

白い砂丘  White Sand Dunes
ベトナムらしからぬ光景。 広さは3キロ四方くらいだったかな? ガイドしてくれたソイ君14歳。 このツアーでのNo.1ガイド。

 白い砂丘に着くと、子供のガイドが 「僕に付いてきて!」 っていう感じで砂丘に入っていった。 その子に先導されて砂丘に入る。 子供のガイドに連れていってもらうなんて全然知らなかったけど、こんなシステムなんかな? でもガイドのソイ君は無邪気な感じでかわいく、おまけにとても親切。 英語もちょっと喋るし、すごく良いガイドだった。
 白い砂丘は景色もキレイだったけど、途中ソリに乗せてくれたり、何故か居るサルと遊ばせてくれたり、景色を見る以外にも楽しめる期待通りの良い所だった。

 ソリに乗って遊ぶ32歳。 登ってくるのが結構大変。
 砂丘の中にある家(店?)で何故か飼われているサル。 2匹居て1匹は噛まないので、餌をあげたり出来る。

 

赤い峡谷  Red Canyon
 ちょっと登ると、海も見える。  巨大な岩々に圧倒される。

 白い砂丘の次は、赤い峡谷「Red Canyon」に。
 赤い峡谷にはあまり期待していなかったが、ここも凄い景色。 スケールが小さいだろうと思っていたけど、そんな事は全然ない!! 雨に侵食された赤い岩に囲まれて、不思議な空間に迷い混んだ感じ。
 (実際に、帰りは道が分からなくなってしまったが・・・。)
 観光地っぽくなっていないのが、また良かった。

 

赤い砂丘  Red Sand Dunes
 その次は赤い砂丘「Red Sand Dunes」だったが、ここは白い砂丘とあまり変わらない印象。 違うのは砂の色と、海が見える事くらい。
 ここの印象はあまり良くなかったが、それは子供のガイドが勝手に付いてきて、最後にお金を要求してきたから。 1万ドン渡しても、「モア、モア」と更に要求してくる。 それもかなりしつこい。 結局それ以上は渡さなかったけど、何だか後味が悪かった。

 白い砂丘のソイ君は、ガイドが終わっても全くお金を要求してこず、バイクの運ちゃんに言われて1万ドン渡したら、それで「サンキュー!」と言って、すごい満足そうな顔をしてくれた。

(子供のガイドにあげるガイド料は、1万ドンくらいが相場らしい。)

 

妖精の小川  Fairy Stream

 このツアーの最後は、妖精の小川「Fairy Stream」。 ここがまさに絶景だった!!!
 赤い土、白い岩、木々の緑と青い空。 そのすべてが濃い色で、そのコントラストが強烈に目に焼きつく。 久々に景色を見て、鳥肌がでるくらい感動した。
 このツアーのメインは白い砂丘だと思っていたが、自分の中では完全にここがメイン。 世界中探しても、こんな景色が見られる所は、なかなか無いんじゃないかと思う。

 サンダルを脱ぎ、裸足になって小川を歩いていく。 途中深い場所もあるらしいけど、ここも勝手に付いてくる子供のガイドが、浅い場所を教えてくれる。
 途中、牛が普通に草を食べていたりする。 牛が居るって事は牛のうんち、おしっこも流れているだろうけど、そんな事全く気にならない程の景色の素晴らしさ!
 小川の終わりは小さい滝。 滝までは結構歩くが、いつの間にか着いていた感じ。
 
 この「白い砂丘ツアー」は、たった10ドル。10ドルでこんな景色を見られるのなら、格安だと思う。
ムイネにウインドサーフィンをしに来た人は、風が吹いていたらずっとウインドサーフィンをしていたいと思うかもしれないけど、どんなに風が吹いていても、滞在中半日は時間を割いてこのツアーに行くべきだと思う。
 ムイネに来てこの景色を見ずに帰るのは、勿体なさ過ぎる!!


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