ジェラルトン  3/3〜16

ジェラルトンの街 ジェラルトンのビーチ
高台から見たジェラルトンの街。 街のすぐそばのビーチ。 波も穏やかで泳ぎやすい。

 ジェラルトンに来たのはウインドサーフィンを習う為だが、連絡をとってみると、なんと先生が病気!! しばらくやる事もなく、ぼーーっと過ごしたが、これも快適だった。 毎日天気が良くて、真っ青な空。 海は泳いで良し、スノーケリングしても面白く、釣りも出来る。 街は静かで生活感がなく、リゾート地のような雰囲気。 公園等も小さいが、すごく自然でいい感じ。 すっかり気に入ってしまった。

 ウインドサーフィン

コロネーション・ビーチ
コロネーションビーチの上手い人達。 飛びまくっている。 練習中の私。 一目で初心者と分かる、へっぴり腰。

 1週間程過ぎた頃、遂にウインドサーフィンを習う事が出来た。 先生のところでではなく、ショップが開いているフリーレッスン。 生徒はなんと私1人。 マンツーマンで乗り方を説明してもらうが、はっきり言って良く分からない。 でも乗ってみると、意外にも進む事が出来た。 1時間くらいすると、ターンらしき事も出来る様になった。 しかし風に流される方向にしか進めない。 その為、進むだけ進んで後はボードを引っ張って戻ってこなければいけないので大変だ。 ま、初めてならこんなもんだろう。

 英語でレッスンを受けても理解出来ない事に気付き、それからはフリーレッスンを開いてくれたショップで道具を借りて、1人で練習する事にした。 G−SPOTという店で、その店の目の前の海で練習する。 レンタル料は半日30ドル。 かなりの出費の為、3日間だけ挑戦する。

 初日は、風向きは悪かったがセイリングを始めてしまった。 YHの同じ部屋にウインドサーフィンをしに日本から来た人が居て、その人から 「風上にも進めるよ。」 と聞いていたので、 「なんとかなるだろう。」 と思っていた。 が、そんなに甘くはなかった・・・。 いくら頑張っても風上には進めずどんどん沖に流され、陸に帰って来れなくなったのだ!
 「このままどうなってしまうんだろう。」 不安な気持ちで海の上で漂っていると、ショップの人がカヌーに乗って救出に来てくれた! 「助かった〜。」 カヌーに引っ張られ陸までたどりついたが、これは大ヒンシュクだった・・・・。 風向きが悪い時はやってはいけない。 基本中の基本を思い知らされた日だった。

 2日目は、どうやったら風上の方向に進めるか、いろいろ試す。 ボードの後ろに立つと方向が変わりやすく感じたが、方向は変わっても前には進まず、結局は風に流される。
 3日目、同じ部屋の人に 「後ろに立つのは、滑走する時だけ。」 と聞いて、真ん中の方に乗ってみる。 これが良かったみたいだ。 毎回ではないが、出発地点に戻ってこれるようになった。
 滑走らしい状態にも、何度かなった! びっくりする位のスピードで進んでいく。 この滑走がウインドサーフィンの醍醐味なんだろう。 

 わざわざシドニーから来て、結局ウインドサーフィンをしたのは4日間だけだったが、とても満足している。 上手くはならなかったが、ウインドサーフィンが面白そうだという事だけは分かった。 日本に帰っても、お金と時間に余裕があればやってみたい。

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