オープン・ウォーター・ライセンス 4/23〜25 オーストラリアに着いて1週間後、いきなり学校がイースター・ホリデーで5連休になった。 その突然の連休を利用して、何故かスクーバ・ダイビングのライセンスを取りに行く事になった。 全然予定を決めていなかったので、それ以外思い浮かばなかったのだ。学校で仲良くなった4人で申し込む。 ダイブ・ショップは〈グレート・ダイビング・アドベンチャーズ〉。 5日間あれば、〈アドバンス〉まで取れるが、今回はとりあえず3日間で、〈オープン・ウォーター〉というライセンスを取る事にした。 料金は280ドル。 この会社はグリーン島周辺で潜るので、そこまでのフェリー代とランチ代が含まれている。 それでこの値段はかなりお得だろう。 初日は学科で、2日目と3日目はプールと実際の海。 プールで練習した時は問題なかったが、やっぱり初めて海に潜った時は少しパニックになった。 潜っている最中、「もしエアーが出てこなくなったらどうなるんだろう?」 等と考えると、怖くなって異常に速い呼吸になったり、深い所に行きたいのに体が沈まず置いていかれそうになったりと全然余裕が無くて、海の中の様子を観察するという事は、とても出来なかった。 3日目もグリーン島周辺で潜る予定だったが、突然アウター・リーフで潜れる事になった! 〈ノーマン・リーフ〉という所で、ナポレオン・フィッシュに会える場所だ。 3本目になると、少し余裕もでてきて海の中でじっくり魚を見る事も出来る様になった。 ナポレオン・フィッシュは人に慣れているのか、近くにも寄って来る。 体にも触る事が出来た! グリーン島周辺より透明度が良く、海亀も見る事が出来て感激!! 今回は興奮して呼吸が速くなり、船に戻った時のタンクの目盛りは『5』しかなかった・・・・。 全部で4本潜って、無事ライセンスを取得。 「こんなに楽しみながら取れていいの?」 という感じだった。 オーストラリアではバンダバーグ等でもっと安くライセンスが取れるが、魚があまり居ない海に潜るよりは少々お金を出しても、ケアンズ等で取った方が結局は得だと思う。 |
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一緒にライセンスを取りにいった友達。 | グリーン島までの移動は、船酔い注意。 |
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ライセンスを取る時に潜ったグリーン島。 猿岩石が『ファンの集い』をやっていた。 |
ライセンス取得後の打ち上げ。 この写真が『リビング・イン・ケアンズ』に載った! |
3週間、間が空いたので1本目は少し不安だったが、それ以降は順調だった。 5本潜らなくてはいけないが、前回のように 「海の中でゴーグルを外す」 等という事はしなくてよかったので、とても楽だった。 〈オープン〉の時と同じポイントで潜っているのに、前回よりも遥かに魚が沢山居る様に感じる。 慣れてきたからだろう。 タンクのエアーの減りも大分遅くなった。 最後の難関、コンパス・ダイブも何とか終了し、無事〈アドバンス〉のライセンスを獲得した! オーストラリアに来る前は、ダイビングのライセンスを取るとは夢にも思わなかったのに、今や〈アドバンス・ダイバー!〉 なんか信じられない。 ファンダイブ 6/12 学校の同じクラスには、ベテラン・ダイバーが2人居て、オーストラリアに来てからも潜りまくっている。 その友達がいつも利用しているショップのファンダイブに行く事になった。 メンバーはその2人と、一緒にライセンスを取った友達、同じくケアンズでライセンスを取ったスイス人の5人。 〈ダイブ 7SEAS〉 という店で、〈エージンコート・リーフ〉というポイントに行く。 かなり北にあるポイントなので、ポート・ダグラスまで車で行って、そこから船に乗る。 しかし、そこからも1時間半程かかるので、船に弱い人には辛いポイントだ。でも時間をかけて来ただけあって、〈エージンコート・リーフ〉は凄かった。 まず、透明度! 30m以上だったらしい。 海の景色が今までと全然違う! 特に海底から上を見上げた時に、海面がはっきりと見えるのには感動した。 そして魚群! 2本目に潜った〈トリガー・フィッシュ・シティ〉というポイントでは、初めて 「魚に囲まれる」 という体験をした! どんな魚を見たか、覚えていられない程の魚が居た。 「こんな世界があったのか!」 という印象だ。 「海の中には地上とは違う世界があるんだなー。」と、改めて思った。 ダイビングにハマる人の気持ちが分かる気がする。 |
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ダイビングに行ったメンバー。 実は一度、ポート・ダグラスまで行ったものの船が出ず、中止になった。 これはその時の写真。 みんながっかりしている。 |