アンコールワット観光 2007.4.20

 

 いよいよアンコールワット観光の日。 朝8時に宿の前で集合し、トゥクトゥクに乗って出発した。
 初めて乗るトゥクトゥクは思ったより乗り心地が良く、日差しも当たらないので、バイクの後ろに比べると遥かに快適。
 1人で周る事になっていたら、きっとバイクをチャーターしていたろうから、一緒に周る人が見つかって本当に良かった。
 ガイドさんも日本語ペラペラで人柄も良く、何でも聞けそう。今日の観光は楽しめそうだ。
 トゥクトゥクは屋根付きで涼しかった。  ガイドしてくれたチャリヤーさん。

 今回周るコースは、小回りルート。
 午前はまず南大門からアンコールトムに入り、バイヨン、パプーオンを見学してからタケウへ。
 タケウを登って疲れた後は、レストランでランチを食べて休憩。
 午後からはタプロームとアンコールワットを周り、最後にプノンバケンから夕日を眺める。
 「定番中の定番」という感じのルートだった。

アンコールトム 南大門 
 南大門。 最初に見た物が、いきなりすごい。  下から見上げると迫力がある。  左右にある彫像達も、なにげにデカイ。
 よく見ると、象が3頭。  門の上では、猿が遊んでいた。  観光用の象が、普通に横を通過する。  門の前の橋からの眺め。

 

バイヨン
 アンコールトムの中心寺院、バイヨン。  バイヨンの壁のレリーフ。 とにかく手が込んでいる。
 1番高い塔は、高さ45mもある。  このような塔が、全部で16塔  クメールの微笑み  アプサラ・ダンス  テヴァター(女神)
 場所によって、様々なテーマで彫刻が彫ってある。 ここはガイドさん無しでは、さっぱり意味が分からないと思う。

 

ピミャナカス
 「天井の宮殿」と呼ばれるピミャナカス  上からの眺め。 自分しか登らず、2人は休憩中。  登りやすいように、横に木の階段があった。

 

象のテラス、ライ王のテラス
 象のテラスで。  このライ王の像はレプリカらしい。  テラスの前の広場。  広場にあった、大きなねむの木。

 

タケウ
 タケウにも登ったが、ここは木の階段は無し。 石の階段は、かなり急。 登りはいいけど、降りるのが怖い・・。

 

タプローム
 映画 「トゥームレイダー」 の撮影舞台にもなったというタプローム。 確かにこんな景色は、他では無さそう。
 樹木によって破壊されていく遺跡。 遺跡全体を樹木が侵食し、覆い尽くしている。 植物の生命力恐るべし・・・。

 

アンコールワット
 「遂に見てしまった」という感じのアンコールワット。  周壁をくぐると、正面にそびえたっている。 この光景に、まず感動。
 塔の数は3つかと思っていたら、実は5つ。  アンコールワットの壁のレリーフも、バイヨンに劣らず凄い!  中央祠堂の階段は異常な程、急
 中央祠堂からの風景。気球も見えた。  ここの彫刻の中では、「天国と地獄」が面白かった。  1箇所だけ手すりの付いた階段がある。
 
プノンバケン
 結構山を登るだけあって、見晴らしはすごく良かった。  プノンバケンから見た、アンコールワット。
 だいぶん遠くだが、西メボンも見える。  ここも例によって急階段。  象に乗る時は、登り15ドル、下り10ドル也。

 

 結局、最後は曇っていてプノンバケンからの夕日は見られなかったけど、すごく満足できるコースだった。
 特に凄かったのは、バイヨンとアンコールワットの壁のレリーフ。 ここの彫刻のスケール、凝り様は尋常ではない。 パッと見では分からないが、ガイドさんの説明を聞いてよく見ると、ものすごく細かく手の込んだ彫刻がしてある事が分かる。 その芸の細かさには、ただただ脱帽。 「はー、凄いもん作るな〜。」と、ため息がでる。 遺跡の外観も、絵になるような美しいものばかりで、アンコールワットの遺跡が、これだけ有名になるのも良く分かる。
 しかし、ここの観光のハードさには驚いた。 途中で疲れ過ぎて、頭痛がしてきた程。 あと、石の階段がどれも 「なんで?」って思うくらい急なのにも参る。 アンコールワットの観光は、足腰が弱る前にしておいた方が良いと思う。
 

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