酒母を、別のタンクに移しています。
今回の作業はここから始まりました。
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ちょっと暗いけど、昨晩蔵の皆さんが種付けをした麹です。
拡大しないとわかりませんが、麹菌が50%精米された亀の尾の芯まで食い込んでいます。
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さて、まるまる一晩寝かせた米麹をばらばらにします。米麹同士が固まっているのでばらばらにして空気の通りを良くするのです。
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ばらばらにしています。これだけ人数がいると、大変です。
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杜氏さんが米麹を均しています。
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こんなシーンを良くテレビで見ませんか?
ここのところが、杜氏の腕の見せ所の一つだそうです。暖かさ、厚さなど、長年の勘と経験で、着々と仕上げられます。
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麹室での作業について語る杜氏の和田仁次さん。
良い酒を作ります。
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さて、1階ではモクモクと蒸気を立てた釜の中で酒米「亀の尾」が蒸されています。
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この迫力は、まるで映画のワンシーンのようです。
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蒸かし終わった酒米を試食。結構いけますが、やっぱり食べるための米ではないため美味とは言えませんねぇ。
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蒸かし終わった米を麹室に運びます。熱いの何のって、蒸かし立てですからね。
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この急な階段を駆け登ります。そして麹室へ
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麹室の運ばれた酒米は、まず均一にバラしてから、温度を31度近くまで下げるために拡げられます。
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隣の広間では仕込みで樽に投入される酒米の温度を下げるため、拡げています。こっちは、麹菌が繁殖したタンクに入るので、温度はもっと低くします。
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これが、長野県が誇る酵母「アルプス酵母」。この酵母が醸し出す酒には、何とも言えないよい香りがあります。亀の尾に次ぐ、「あさまおろし」の顔でも有ります。
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さて、麹室では適温に下がった麹用の米に、種付けをしています。先程のアルプス酵母を均一に米に付けなくてはいけません。
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一度種をつけたら再度撹拌します。そして、もう一度種付けの作業をします。しかし、わざわざ米に菌(=カビですね。)を付ける感覚は、不思議なものがあります。
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酒母に、先程広間で冷ました米を足しています。元気な麹菌のえさになるんですよね>酒米。
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撹拌中。カメラの右側ではコミュニティーテレビが取材をしています。奥は大塚酒造の蔵人星野さん、手前は酒呑み百姓の会の強力な助っ人、岡さん。
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米を冷やす作業はまだまだ続きます。
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ちなみに、二階の大広間まではこのように木桶を使って運びます。自動的に行う機械も有るのですが、それじゃぁ仕込み体験の意味がありません。昔ながらの手法を体験します。
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蒸した米を釜から木樽へ。アチチ(byひろみ郷)ですな。
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再びカメラは麹室へ。室温は31度。昨年は36度近く有ったのですが、今回は人数が多いため麹室への出入りが多くなり温度がなかなか上がらないのです。
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この二人は何をしているのでしょうか?誰かを笑わせているようです。
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その相手は、下崎会長でした。コミュニティーテレビの取材を受けて「美味しい酒はヤメラレマセン」と言っているのでしょうか?
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