香港でもゴー!(笑)


 平成12年12月に行ってきた香港旅行の鉄道事情っす(´ー`)。
 それでは、ゴー!

そのいち:地下鉄の巻

 香港の地下鉄会社は「地鉄公司(MTR)」と言います。
 香港の地下鉄は、まずココから♪。地下鉄駅の入口です。香港では、赤地にアスタリスクのよ〜なマークが地下鉄のシンボルになっています。(営団地下鉄の青いオカマのようなマークに相当する物と推定される。)
 内部の構造は、ほぼ日本の駅と同じです。ただし、エスカレーターの速度が日本の2〜3倍はある(すげー速い(^-^;))ので、お年寄りや歩行に障害がある人、荷物をいっぱい持った人などにとっては非常に危険かもしれない(-_-;)。
 はい、これが地下鉄のホームです。これもあまり日本と変わりませんね(^-^;)。ちょっと面白いなと思ったのは、駅名・行き先の看板が天井(電車の上)にある(左写真・青矢印)ことです。行き先方面の看板を確認するため、わざわざ後ろの壁を振り返って探さなくてもいいのでヨイと思います(´ー`)。
 地下鉄の切符の自動販売機です。東京に比べると路線も少なく、相互乗り入れの電車もないので、シンプルな作りです。
 切符(券)は、日本のような小さな紙製ではなく、プリペイドカードと同じ様な磁気カードです。乗る時に自動改札に突っ込み、降りる時に自動改札に吸い込まれ、何度でも再利用されます。案外、エコロジーです。
 これがその香港地下鉄の切符。大きさと質感はテレホンカード・イオカードのそれとほぼ同じです。
 左側が1回使い切りの紙製「機場快線(AirportExpress)」専用のもの。右側がリサイクル利用プラスチック製の一般路線用となっています。料金と乗車(入場駅)の記録がされるようになっている訳ですね。
 リサイクル利用の一般路線用の切符がなぜ@の手元に残っているのかというと、読込エラーを起こして使えなかったからですね(^^ゞ)。窓口へ行って取り替えてくるのも面倒臭かったんで、記念に持って帰ってきてしまいました(^-^;)。
 地下鉄の車内です。吊り革ではなく吊り玉なところがミソ(笑)。
 現在は、日本と同じ吊り革タイプの車両が主流のようですが、時々、こういう「吊り玉」車に出くわします。
 椅子はステンレスで出来ていて、寒そうな気がしますが、日本と違って香港は南国なので、ノープロブレムです。でも、ちょっと尻が痛いかな(^-^;)?

そのに:ピークトラムの巻

 香港最大の名所(?)、ビクトリアピークに登る「ピークトラム」です。市電のケーブルカーバージョンといった感じです。
 御岳山や高尾山のケーブルカーと同じような傾斜が、車内についているのですが、それをも無視するかのような急勾配です(^-^;)。しかも、その急斜面には、たくさんの高層住宅が建ち並んでいるところがスゴイです。さすが香港(^-^;)。

そのさん:KCRでシンセンに行こう!の巻

 香港と、中国本土の経済特区シンセンとの間は、KCR(九廣鐡路。由来は九龍と広州を結ぶからだろうと思われる)という電車で結ばれています。
 香港側の紅●(ホンハム。←JISに漢字無し)駅を始発とし、香港域内に幾つか駅があって、終点が香港と中国本土の国境(?)上にある羅湖(ローウー)駅となっています。
 ホンハム駅では人民元に両替をして、いざ出発♪
 KCRの車両は、地下鉄とほぼ同じ。近代的なメタリック車輛です。
 ローウー駅で中国本土への入管手続きを済ませ、やっとシンセンに到着(´ヘ`;)。この入管手続きがいかにも共産国家的でヒドイのよ。1時間以上は並んだかねぇ?どんなに客が並んでいても窓口全部開かないし、サービス最悪っすよ(-_-メ)!!。一緒に並んでいたアメリカ人が「民主的なサービスを求めようゼ!」的なことを叫んでパフォーマンスしてました(笑)。
 でも、折悪しく@一行がシンセンに出掛けたのは週末。香港よりシンセンのほうが物価が圧倒的に安いので、香港人や香港に出稼ぎに来ているフィリピン人たちが大挙してお買い物に出掛ける日だったのですね〜。帰りの出国手続きもものすごい混雑でした(^-^;)。
 右写真は、ローウー駅と隣接するシンセン駅の、駅前風景です。¥3,000ぐらいのロレックスとか売ってたりして、怪しい街です(爆)。
 中国の鉄道、っていうと、やっぱりこういうイメージですよね〜♪
 シンセン駅に停まっていた長距離列車です(´ー`)。今回の旅に同行の”バックパッカー”ことF岡氏とK平氏はここシンセンでお別れ(^。^)/~~。長距離列車で中国本土の旅を更に続けたのだそうな。いいな〜。

そのよん:エアポート直行線の巻

 狭い香港の街の真っ只中に突っ込んでいく結構デンジャラスなカイタック空港が廃止となり、沖合の新空港(チェップラップコック空港)に移転しました。
 新空港は香港でもかなり郊外となるため、「機場快線(エアポートエクスプレス線)」に乗って行く訳ですね。
 成田エクスプレスほど豪華ではないですが、強いて言うなら小田急のロマンスカーって感じですかね。
 座席の後ろには情報用のディスプレイが付いています。山手線の10輌目6ドア椅子無し車に付いてる液晶テレビみたいなモノです。
 写真は座席に座って連結部分を眺めている構図です。
 機場快線の車窓風景です。
 まだまだ開発途上ののどかな沿岸風景が広がっています。かなり田舎です(^-^;)。
 一緒に乗ってた誰かが言ってました「(東京の)木場みたいだ……」。

その5:海外旅行からの帰還の巻
 これはもう日本です(笑)。NEX(成田エクスプレス)の中でございます。
 海外旅行って荷物が異様にでかくなるのだが、そんな場合でも大丈夫♪座席周辺のいたるところに荷物スペースが確保されています(青矢印部分)。車両連結部分付近にも、広くて大きな荷物置き場スペースが十分に確保されているです(´ー`)。この辺の配慮は、JR東日本の新幹線に受け継がれてますね。特に、長野新幹線のスキー客向けの荷物置き場とか(^^)。
 乗り心地はなかなかグッド(´ー`)。新宿駅まで辿り着けたので、とても楽でした♪。