H20.11.23(日)…菌祭り


 農業大学を舞台にした菌漫画「もやしもん」のヒットを記念(?)して開催された、国立科学博物館『菌類のふしぎ』展に行ってまいりました♪
 ご存知のとおり生物は動物と植物に分けられるのですが、最近の学説ではさらに菌類・原生生物・モネラ(原核生物)に分けられたりしています。俗に言う「菌とか」「微生物」の類はこの菌類・原生生物・モネラあたりを指していますが、厳密に「菌類」と言うと真核のカビや酵母やキノコのことを指します。ちなみに原生生物はミドリムシとかゾウリムシとかの真核(細胞核が形成されている)の単細胞で動き回るヤツ、モネラは原核(細胞核ははっきりできていない)生物(基本的に単細胞)つまり大腸菌とか乳酸菌とかのバクテリアとかバイ菌の類と藍藻類、という感じになっています。
 もちろん、今回の展示のメインは『菌類』が主役。まあ、直保君には菌類・モネラ・果てはウイルスまで見えているようですがね(^-^;)。ちなみに常に寄り添うオリゼー君ことコウジカビはちゃんと『菌類』です。

という訳で、科博の『菌類』コレクションのうち、キノコ類の標本の大放出です!

卒論でお世話になった(っていうかお世話した?)
菌類(キノコに近い)に藻類が共生している
『地衣類』のコーナーです。

ウメノキゴケとか言うけど、
コケ(苔&蘚類)とは全然違うのよ!!!

展示空間内には、菌たちがいっぱい♪

キノコには光るものが結構あったりするんです。
培養中の様子も公開中♪