2003年2月12日

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★☆現地レポートfrom Paris〜 ★☆

サッカー

2003コンフェデレーションズカップ
組み合わせ抽選会
(フランス・パリ)
パリ12日夜7:30(日本時間13日午前3:30)

 6月18日からフランス(サンドニ、リヨン、サンテティエンヌ)で行われるコンフェデレーションズ杯の抽選会がサンドニで行われ、日本はフランスと同組のAグループで、18日、サンドニでオープニングゲームをニュージーランドと戦うことになった。20日はフランスとサンテティエンヌで、22日にコロンビアとそれぞれ対戦。またB組は、ブラジル、メリカ、カメルーン、トルコで、各組上位2チームが26日の準決勝、29日の決勝に進出する。日本代表は2001年、どしゃぶりのサンドニで行われたフランスとの親善試合で、0−5と完敗を喫しているだけに、2年ぶりの雪辱戦となる。

 
1 2 3 4
GROUP A フランス 日本 コロンビア ニュージーランド
GROUP B ブラジル アメリカ カメルーン トルコ
●試合会場は、サンドニ(スタッド・ドゥ・フランス)、リヨン(ジェルラン)、サンテティエンヌ(ジョフロワ・ギシャール)。


川淵三郎キャプテンとジーコ監督がランチ会談
(フランス・パリ)
パリ12日午後(日本時間13日深夜)

 コンフェデレーションズ杯(6月、フランス)抽選のためにパリ滞在中の日本サッカー協会・川淵三郎キャプテンとジーコ日本代表監督が、フランス料理を共にしながらの「ランチ会談」を、両夫人を伴って行い、米国のイラク攻撃が始まった場合、3月下旬に予定されている米国遠征は中止する方針を確認した。
 キャプテンは「開戦した場合は、航空機などの問題だけではなく、米国本土で起きる、炭そ菌などのテロも心配されている。もし万が一があった場合、クラブの立場を考えても、あえて危険をおかす必要はない。私(協会会長の立場)としては9割方中止の考えでいる」と、これまでの考えをジーコ監督に話し、監督も「強いアメリカとアウェーでやることは強化のうえでは重要だが、危険はおかす必要がない」と、同じ方針を固めた。
 開戦の時期は未定だが、キャプテンは米国サッカー協会に迷惑はかけたくないと、帰国(15日)早々にも決定する意向で、その場合は、インターナショナルマッチデーとなる3月29日に、別の国を日本に招待する可能性を示した。パリでも、査察とイラク攻撃のニュースが定時で24時間流されるなど、日本での報道よりも緊迫感が伴っている。
 キャプテンと監督の「直接会談」は、約2時間、昨年10月以来4か月ぶりに行われた。高原直泰(ハンブルガーSV)の初ゴールをはじめ海外移籍選手への評価、悪質なファールへの防御、フットサルを広める強化法などを話し合ったという。



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