4月16日
〜イタリア現地レポート〜


セリエA 第30節
A.S. ローマ×ボローニャ
観衆:49,522人
(ローマ、スタジオ・オリンピコ)

A.S. ローマ ボローニャ
2 前半 1 前半 0 0
後半 1 後半 0
27分:モンテッラ
60分:トッティ
 

先発メンバー
交代出場
ローマ
ザネッティ(ポッジ)
ブラージ(モンテッラ)

ボローニャ
トネット(ネルボ)
エリベルト(ビノット)
ピアチェンティーニ(マロッキ)

 25〜29節まで5試合連続で勝ち星から遠ざかっていたローマはこの日、ボローニャをホームのスタジオ・オリンピコに迎えた。前節のレッチェ戦以来、疲労の蓄積が心配された中田英寿はローマに移籍してからリーグ戦では初めてとなるベンチからのスタートとなった。
 前半から試合を支配したローマは、27分、右サイドからのセンタリングに飛び込んだポッジが倒されPKに。これをモンテッラが左隅に蹴り込み先制した。後半にもPKを得たローマは、今度はトッティが冷静に決め2−0に。試合はこのまま進み、中田がイタリアに来て72試合目にして初めて、ベンチ入りしながらも最後まで出場機会がないまま試合が終わった。
 なお、ローマはこれで勝ち点50とし、順位を暫定ながら5位へと上げた。

 試合後のコメント:

ローマ カペッロ監督「中田については、木〜金曜日ぐらいまでフィジカル的にあまりよくなかったので、きょうの試合は無理をせず遠慮してもらった。ボローニャはフィジカルの強い選手が多いので、きょうは全体的にフィジカルのよくない選手は出さなかった。きょうのローマの試合はきれいで見ていて楽しかったのではないか。常に相手に対して、緊張感を与えるプレーができた。何よりよかったのはチーム全体の集中力があったことだと思う」

ボローニャ グイドリン監督「我々にとってはローマとの試合が2週間前ならよかった。なぜなら、ローマの先発メンバーがみな揃って戻ってきてしまったからだ。もっとリズムよく攻めようと思ったがそれができなかった」

ローマの残り試合
第31節 パルマ(ホーム)
第32節 バーリ(アウエー)
第33節 ミラン(ホーム)
最終節 ヴェローナ(アウエー)

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