その2

 山頂に近いところに以前マダラクワガタが入っていた倒木があるので、その木を削ることにした。

 マダラクワガタは小さすぎて見つけにくく、成虫で採集したことは2回しかない(ほかは幼虫、蛹で採集して羽化させている)。

 よって、今回も無理かなと思いつつ削る。しばらくして極小の幼虫が出てきた。

マダラの幼虫(見えますか?)

 だが、どこかへ落としてしまう。

 この後、マダラクワガタの3齢幼虫を3頭、オニクワガタらしき幼虫を6頭、そして、かい君がツヤハダクワガタ1♂を採集する。

 この材の近くにはミヤマクワガタの食痕がある朽木があったのでかい君がこちらを削ろうとしたとき、ようやく小さなマダラクワガタ(世界最小のクワガタムシという意味ではなく、マダラクワガタの中でも小さいの意)が出てきた。

この後、さらに採集を進めるが追加することはできず、代わりにオニクワガタらしき幼虫を1頭採集することができた。
 人が多くとおるので、さらに進み、山頂には10時10分に到着した。


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