くわ馬鹿積載車

ピーコ



今回は「くわ採り車特集」っちゅーこって、採集に因んだいくつかのエピソードを交えながら我が車を無料で紹介していくので、しっかりとありがたがって読むように。(←何故だか珍しく強気だ)

TOYOTA CORONA

これが普段のあっしの足、及び採集に使用している車、コロナである。この車を見た、あるいは乗ったという方もかなり多いことと思う。助手席にcoelacanth氏、後部座席にk-sugano氏という、恐ろしい組み合わせをを搭載して走行したこともある、実に由緒正しい?くわ馬鹿車両である。年式は平成元年。今が何年かなんてことは考えたくない。後部左側のパワーウインドーが開かなくなってから久しいのであるが、あましにも買い換えないで欲しいとのご要望が多く、なかなか乗り換えられずにいる。

またこの車には様々な愛称を、ほ〜んの極一部のくわ馬鹿な方達から付けられていることをご存知の方も、中にはいらっさるかもしれない。妖怪タクシー、練馬の宅急便(一歩前へ!)など、とんでもない愛称が勝手に一人歩きをしている。昨年だったかな?ヒデキ邸を訪れた際、帰りに御一家揃って見送りに出てくれたのは良かったのだが、ヒデキ氏が彼のJr.×2に対し、「この白い車は、あの角を曲がって見えなくなると、一反木綿になって空を飛んでいっちゃうんだぞ」などと言ったところ、ヒデキJr.×2が二人そろって大声で元気に「うそだー!」と言っていたのがとっても可愛らしく印象に残っている。良いお子様達である。親には似ないでほしいと切に願う。

さて、多くのくわ馬鹿車両との違いと言えば、なんと言っても極普通のFF4ドアセダンということであろう。先がどうなっているかわからない林道へは、おっかなくってなかなか突入出来ないし、荷物が多くなる灯火採集時にはシートを倒すことが出来ず、仮眠や車中泊が辛い。

行けるか?
だいじょーぶか?
2001年5月29日 福島県超有名林道入り口にて

そんな車ではあるが、セダンならではの利点もある。灯火採集終了後、片づけをする際、車内に何匹もの蛾が入ってきてしまい困ったという経験は、灯火の経験がある方であれば皆様がお持ちであろう。んが、RVとは違いトランクルームが別になっているので、蛾だらけになったシーツをそのまま積んでも全く気にならないのだ!(←実際には掃いますし、ほとんどこじつけに近かったりしますだす、ハイ)

いい加減降ろさぬと...
おーい、とっくに灯火シーズンは終わっとりますけど...
2002年12月20日 いまだに積まれたままな発電機他

あっしは今んとこ、小型種の採集や冬季の高標高地での材割採集にも殆ど行かないし、遠征採集に出ると言っても、単独で日帰りしてしまうことが多く、また年に何度も出るわけでもないので、この車でもそんなに不自由はしていない。むしろ古い車の方が少々こすったとしても気が楽で良い。つい先日、大宮の金之助邸を突然襲撃した際、バックをしていて「ガリガリ!」と車を張ったギャグをやってみた。大宮の金之助氏には受けなかったようだ。後で入念にチェックしてみたが、マットガードをこすっただけでボディーには傷がなくてホッとした。良かったぁ...

そんな数少ない遠征であっても、色々な出来事に遭遇している。

東北遠征の際には、宮城のBAJA邸を拠点とさせて頂くことが多いのだが、BAJA氏と二人で仙台は爆発栄螺邸を訪れ、案の定とんでもない時間となってしまった帰り道、仙台市役所前のメインストリートの十字路で信号待ちをしていたら、右手方面から爆音と共に殆どが単車の暴走族参上!メインストリートに出てきたのである。「仙台の暴走族は小規模よ」とBAJA氏。十台程が通り過ぎて行き、車列も途絶えた感があり、信号も変わったので発進!したっけ通り過ぎて行った倍以上の車輌が後ろからバンバン来るやんけ、、、小規模...

たいした距離ではなかったが結局、次の信号が変わるまで一緒に走行し、信号が赤になったので停止したところ、当然のことながらバンバンと追い越された。この時「ガラスの一枚くらいは割られるだろうな」と思っていたが、何事もなく全車両が通り過ぎて行った。その直後フラッシュが光った。「なんだ?」と思って光った方向の歩道を見ると、カメラを構えてあっしらを撮影している人発見!よく見るとその周りに人が何人もいらっさった。こんなに律儀に信号を守るドノーマルセダンの暴走族が何処に居る!>宮城県警!

ま、おそらくはほんとのお陰様で被害はなかった。それにしても余程怪しかったのであろうか、、、

あの山から飛んで来る!たぶん
あの山にオオクワは居る!でも採れなかった...
2000年7月29日 みちのくボーズ旅の道中、岩手県にて

あんだかまたもや「思い出しつつの後付け日記」と化してしまっている気も致しますけんど、よろしかったら次のページも読んでみて下さいまし。(←やっぱし強気なのは続かなかったらしい)




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