3. 前羽中央付近の比較

Fig 3 は前羽中央付近を60倍で撮影したものである。

Fig 4 は前羽中央付近を200倍で撮影したものである。

考察3:アウラタ♂、羽化個体♂、パプキン♂共に鏡面は粒子状である。前胸程3者の違いは少ないが、粒子のうねり具合がポイントになっているように見える。前羽に関してはパプキンでも光沢の強いものも見受けられ、構造的違いが少ないのかもしれない。時間的制約もあり、使用したパプキン♂の前羽画像は以前撮影済みの光沢が強いタイプであり、今回の様な比較には見た目に光沢が無いものを撮影すればよかったかもしれない。

今後、今回羽化した個体で累代が可能か試してみようと思う。何らかの結果が得られれば、また報告したいと思う。