2001年9月1日 AM6:00 某林道へ。
車で上までいけるということだったが、やはりRV車でないと厳しい。そこで、適当なところに車を置き、歩いて登ることに。
車を降り、準備していると1台の車が登ってきた。埼玉隊6名が乗っており、我々に一別してががが??っと車で登っていった。(編:タカさん率いる埼玉根こそぎ隊ですね。)
しかし、寒い。まだのぼってないだろうなんていいながら、採集を開始。
なかなかいない。しかし、ぽつぽつとアカアシ、ヒメオオを発見し、採集してゆく。
Fig-2 まだ肌寒い林道
途中、下山しながら採集している埼玉隊に会う。
「寒くてまだあがってきていない」などと話をしているよこで、埼玉隊がチェックしてきた木で、「あっ、いた」とか叫んで採集をする東京根こそぎ隊員たち。
Fig-3 タモを片手にヒメオオ採集
ほぼ林道の最後まで登った時点で、HC7さんだけが全くのNull。
で、近辺をさがすと、
「いた!。」
「あっ、落とした」
「いた!!」
「やった、採った!!!」
「アカアシだよ..。」
「やった。採った、今度こそは、・・・・あかあしだよ...。」
アカアシは採集できたものの、ヒメオオは坊主!
いったん林道の最終までいき、チェックしながら下山を開始。
ちょうど8時。日もあたりだし、気温も上がってきた。
何匹かのヒメオオが木をするするっと登っていったのが観察できたという成田さんの言葉で、意気揚揚とチェックを開始。
しばらく下り、ぼつぼつ採集をするが相変わらずヒメオオ坊主。
谷側に少し降りた柳で1PAを採集したところへ、
「いた?」とHC7さん
「1PA採った。まだいるかもしれないから見て」というと、
「いた!!」としばらくして、
「採った!。・・・・・・・・アカアシだよ..。」
そこへ見かねたmakeさんが1♂をHC7さんに献上を申し出る。
「でも・・・」と遠慮をするHC7さんに
「新品の籠だから、なにもいれないと採れなくて、枝を入れたらアカアシ採れた。」
「ヒメオオ入れると、呼び水で採れるようになるよ。絶対に」と私。
「そうそう」なんてmakeさんも笑いながらヒメオオを渡す。
「そうですか?すみません。」といいつつ、籠にヒメオオがはいった。
とどうでしょう。少し下ったところでHC7さんヒメオオ初Get!
涙がでそうなくらい爆笑してしまいました。
(編:初めて自力でネットインした瞬間って凄く嬉しいんですよね。おめでとうHC7さん。)
注:新品の籠で採集は止めましょう。
新品の籠をおろすときには、絶対採れるカブト採集などに行き、虫が入る癖をつけておき
ましょう。
ほぼ半分ほど下り、どれぐらい採れたかなあとか言っていると、
「今、そこで、8頭とれましたよ。」と、成田さんが。
谷側の木ばかりをみんな見ていたが、反対のがけ上の木に着いていたとのこと。
まだついているので来てみてと。
ここで新しい事件のはじまり。
言われた通りにみると、確かに1匹ついている。
がけを登り、タモで木をゆすると、ぽとりと何匹か落ちた。
が、そいつはしがみついたまま。足場が悪く、ガラガラと足場が崩れ落石。
危険なため登るのをあきらめ、石を投げたり、木の枝を投げるが落とせない。
約20分くらい経過するが、みんな燃えてしまいあきらめない。
ついに、HC7さんからタモの柄を借り、HC7さんのタモの柄(5.4m)に私のタモの柄(4.5m)を私の籠の紐で結わえ、成田さんのベルトでさらに結わえ、約10mとタモを作成。
慎重にのばし、無事届き落とすことに成功。
所要時間約30分。
いや〜、すごかったですわ。さすが東京根こそぎ隊。・・・ってしつこかったのは私か?
以後、みんな燃えてしまい10時くらいに下山かと思っていたのが実際は11時半だった。
そして、今回発覚したのが、「成田さんはあいあんさんよりすごいかも知れない」、「東京根こそぎ隊ひみつ兵器(採集兵器?)」ということ。
とにかくよく見つけます。ミヤマ採集のキックもすごいが、目もすごい。
事件1
アカアシしかついていないアカアシの木なるものがあり、そこで、coelacanthさんがアカアシを5、6匹採り、アカアシに遊ばれているよこで、
「coelacanthさん、下もみました?」
「そのへんみたよ」
「どれ」とちょっとがけを降りる。
「いた!」「ヒメオオ、4、5匹ついてる。」
唖然...。
事件2
その他いろいろ。
昼食後、別の林道に入り、何頭かを追加。
当日の成果。ヒメオオ13頭、アカアシ8頭でした。
Fig-4 採集したヒメオオ&アカアシ

|