アウラタ(ラトレイユ)キンイロ
     クワガタの飼育について

by 岩手のGO




威嚇のポーズ


上の画像が、ラトレイユ♂である。アウラタとどう違うのか?というと、産地が隣同士というだけで違いはまったくないそうだ。ただ地域別の名として取り敢えず、アウラタとラトレイユと区別はしているようである。

意外に気性が激しいというか、蓋を開けると生意気に威嚇ポーズをする。それ意外では、良く飛ぶというのが、このラトレイユではある。

パプアキンイロクワガタに類似しているが、♂はパプキンよりも短く、顎の内側には毛が生えている。そしてパプキンとの色合いの違いは、よりメタリックで綺麗なのがこのアウラタなのである。





♀の色偏差であるが、♂はグリーンであっても、♀は赤系か青系に分けられる。♀の遺伝子が強いらしく、青い♀からはやはり青い♀が出やすいみたいだ。ただし♂は殆どグリーン系しか出ないのが難点といえば難点か。極稀に赤系の♂も出るらしいが、自分はまだ赤系の♂を出したことが無い。これは今後の課題となるなぁ。


* 飼育セット


基本的にはパプキンと同じ飼育セットで良いが、性質も同じなので、幼虫を食われる心配がでてきてしまう。それ故、なるべく広い空間を与え成虫♀と幼虫が密着しない空間を作る必要性に迫られた。ただし、これはズボラな人間向きなので、まめな人は卵、もしくは幼虫を確認したらすぐに隔離した方が無難であるなぁ。下の画像は、衣装ケースを使用したものである。材はというと、地元の山で採集した良くわからない材だけれど、元営林署の酔っ払いに聞いた時に「ハノキだよ。」と教えてもらった。しかしハノキって、どんな木だったっけ?(^^;


 

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