Lamprima aurata
2001年2月羽化♀まさに宝石だ!
上の緑と同腹の♀。パプキンとは全く異なる艶が特徴。
この種だけは♀であることを祈って幼虫飼育をしている珍しい種である。
パプキンと似ているが、写真を見て一目瞭然輝きが違う・・・
私はアウラタを入手してからパプキン累代を止めてしまった程である。
日本ではラトレイユキンイロクワガタとしても流通しているが、私には両者の違いは判らない。
飼育も簡単で詳しくはクワ馬鹿本号の岩手のGOさんの記事に譲るが、菌糸ビン500が一本あれば十分である。
問題は羽化後の眠りである・・・
最初の飼育では3♂3♀が羽化したが、5ヶ月経っても起きる気配がないので無理矢理1PAずつ同居させ、
産卵セットに投入してしまったが、♂は老衰するは、♀は坑道ばかり掘って産まないは、
卵が見えたので安心していたら割出時には全部消滅しているは・・・
散々な結果となり、このまま朽ちていくのは忍びないので標本にしてしまった。
そして現在新しい幼虫を購入して飼育中であるが、次回は何とか累代に成功したいものである。
根がせっかちなため、メンガタとか寝る種にはどうも弱いのである・・・
大歯が出にくいといわれるアウラタ♂だが、菌床飼育でこれくらいになる
パプキンより遙かに艶があるが、色彩変異には乏しいようだ