メタリフェルホソアカクワガタ

Cy. metallifer metallifer

セレメタ.JPG (44018 バイト)

我が家で第3世代目のセレメタ♂(78.5mm、79.5mm)ようやく粒が揃ってきたかな?

 

まさにキクロマトスの入門種というべきメタリフェルは、何を隠そう私も最初に飼ったクワであった。

セレベス島の通称セレメタ3令幼虫PAを買い、初めての外国産クワということもありそれはそれは大事に育てた。

今から考えると♂は中プラケに1頭飼いという常識はずれの贅沢な飼い方だった。

このような飼い方が原因かどうか不明だが、最初の♂が72mmという見栄えも立派に羽化したため、

私のクワ馬鹿人生が始まってしまったといっても過言ではないだろう。

このセレメタも第3世代に入り、今年は写真のような80mm近い♂が羽化するようになっており、

メタリ飼育についてはかなり慣れてきたといえるかもしれない。

ただし、最近ではブリードでも90mm近いものも羽化しているようだし、ペレメタではブルーのものも出るし、

まだまだ先を目指して楽しめそうな種である。

 

ペレメタ.JPG (32049 バイト)

ペレメタもいいね! 顎だけブルーの血統なのだが・・・いつかは全身ブルーにならないかと累代中(76.5mm♂)

 

飼育コメント

    25℃の飼育では、4ヶ月あまりで羽化してしまい大型になりにくい。

    添加発酵マットを使用して大型を狙っても前蛹で落ちてしまった。

    20℃の低温飼育に切り替えた結果、6ヶ月かけて羽化するようになった。

    20℃では、添加発酵マットでも落ちる幼虫なしで、♂は全部75mm超であった。

    20℃飼育下で材飼育も試みたが70mm台前半止まりであった。

    産卵セットは、ケース底部を固く押し固めておけば間違いなく産んでいる。材も不要だろう。Zマットや堀江マットのような無添加発酵マットの方が産むような気がする。