Prosopocoilus lafertei
2001年9月16日♂も羽化(76mm)
ラフェルティは私にとって2001年最大のテーマであった。
何故最大かというと、念願の虫であったことは勿論、非常に高額であったため、新規購入資金のかなりを注ぎ込んでしまったからである。
このような行為を人は大馬鹿と呼ぶが、私にとってはラフェルティの3齢幼虫PAを無事羽化させ、累代成功につなげることは何にも優る大目標なのであった。
写真を見ていただいた通り、ツヤクワ系のような外羽とテカテカに輝く頭部を持つ重量感タップリの大型のノコ・・・最高だ!
希少種であることに加え、ノコの中でも独特の雰囲気を持つラフェルティは、大図鑑で見て以来の憧れの虫であったのだ・・・
また、この機会に購入先のYeti’sのSBさん(兵庫県)には感謝を申し上げたい。
1月の寒い時期なので、輸送時の死亡を懸念している私を見て、東京で開催された、まちかねBBS大新年会参加のために上京いただき、
大事なラフェルト幼虫を手渡しいただき感謝の念に耐えない。恐らく怪しい目的が他にあっての上京ではないかと
疑っていたが、徹夜で飲んで朝一番で新幹線に向かったSBさんを見て、自分の至らなさを悔いたものであった・・・(^^;
また、その後もご自分でも飼育されているラフェルティの経過報告や他の方の状況を逐次お教えいただいている。
飼育コメント
3齢幼虫PAで購入(2001年1月)
25℃一定で飼育
菌糸ビン(BigBang)
♀はMビン1本で2001年5月26日羽化(蛹時にオアシスに移動)
♂はLビン2本で2001年9月16日羽化(蛹化前に暴れたため、微粒子マット入り小プラケに移し蛹化)
♀は羽化後3ヶ月で後食開始
後食前の♀を♂が殺してしまうという例もあるそうであり、サバゲノコ同様ペアリングのタイミングには注意が必要かもしれない
2001年5月26日羽化の♀ 何とか累代を成功させたい!