この日も前週に引き続き∞メンバーと茨城県の某所を攻めることにした。 自分の車と茨城の友人車を交換する約束をしていたので、今日ははじめから茨城行の予定だったのだ。 今日のメンバーは私の車にmatsudaさんとポンカンコンビ、あ〜車にあ〜さんと新人K君だ。 助手席はめずらしく欠席だ。(^^;(助手席談:全然めずらしくない。) 同じ関東でも日光などの山岳沿いでは大雪ということだが、我々の目的地は快晴そのものだった。 これというのも、私が晴れオトコであるおかげだ。(^^; さて、いつものマッカーサーではなく簡単にコンビニで食料を調達する。 途中ほとんどトラブルもなく午前中にポイントに到着した。 前回攻めた場所とは違う場所に4人で分け入った。まあまあの立ち枯れがあったが1頭も出ず。さらに奥に踏み入る。 ブッシュがあるためなかなか進みづらい。雪で覆われていた前週の方が立ち枯れ探しには楽だったようだ。(^^; さて、なかなか割り出せないでいると少し離れたところで「いたっ!」という声。 ちなみにポンカンの場合、「イタッ」という発音だけでは「居たっ」なのか「痛っ」なのか判断に迷うときがある。(^^; この日の場合、割り始めてすぐの時間だったし、どうせ「痛っ」だろう。(^^ なんてタカをくくっていたのだが、あにはからんや「居たっ」のほうだったらしい。 こう思っていたということはポンカンには黙っておこう。(^^; で、行ってみるとやや細めながらも美人木だ。 私も少し削らせて貰うことにした。(^^;
結局この木からは20頭以上出たようだ。 ルリ系で数を稼ごうと思ったらこのような美人木をたくさん見つけることに限る。 さて、私もいくつか割り出したので今日の本命であるツヤハダに狙いを変えた。 あ〜Kコンビと合流し軽く昼食を済ませたあと、私は単独で沢沿いを果てしなく下りていった。 快晴で雪はなくなったとはいえ斜面はまだ半分凍っている。滑落しないように下半身に変な力がかかる。 ツヤハダ好みの赤枯れを探し、割ってみるが出てくるのはマダラばかり。 こんな材が転がっているということはマダラフェチのあ〜さんには黙っておこう。(^^;
沢沿いなのでコルリ材もたくさん落ちているのだが、そのコルリも成虫が割り出せない。 あれこれ目移りがするのであれこれ割りまくるのだが、どうもターゲットを1本に絞らないと いい結果は出ないようだ。ここでもルリしか出せなかった。 3時を過ぎ、皆がどうしているか気になったので沢を元の場所まで上り戻ってみた。 まだ、みんな採集しているようだ。 それならと、今度は逆に山の頂上に向けてブッシュ行進することにした。 が、行けども行けどもツヤハダ材がほとんど見つからない。 で、こういったときに限ってルリ材はよく見つかるのだ。 見つけてしまった以上削らないではいられないので削る。ルリが出る。また削る。またルリが出る。。。 そんなわけでなかなかツヤハダ探しに集中できない。 午後5時を過ぎたところでカンちゃんから携帯が入った。 「もうみんな集まってるんですけどもぉ。(^^;」 やはり。(^^; こんなに削りまくっていてもかなり寒いのだから、もうみんなは引き上げ態勢かな、 と思っていたところへの電話だった。 「すぐ戻るから。(^^;」 とか返事をしておきながら、足下に転がる材をさらに数回割り続け ルリを2頭追加したことはみんなには黙っておこう。(^^;;; 車に戻るともうみんな帰り支度だった。しかし、あ〜さんは 「帰り道、もう少し割ってもいいっすか?」 とのこと。 うげっ、こんなに暗くなってるのに、下山したら真っ暗だ。それなのにまだオオクワを狙うのか?(^^; あ〜さんてホントにいっちゃってる人だなぁ、と思ったことはあ〜さんには黙っておこう。(^^; しかし、そんなことも杞憂に終わった。 少し下ったところで赤枯れの材を割り始めたのだ。
まだやや明るいもののほとんど氷点下の世界だ。 私やポンちゃんは数回叩いただけでそそくさと車中に戻った。 必死にマダラを探しているカンちゃんを車中から見ながら、ポンちゃんに 「このクソ寒いのに、あんなバカにはなりたくないねぇ。(^^;」 と言ったことはカンちゃんには黙っておこう。(^^; この後、めでたくカンちゃんもマダラ成虫をゲットし(すぐに落としてしまったようだが(^^;) いつもの温泉経由で帰路についた。 しかし本日メインのツヤハダが、その気配も感じられなかったことで、またこの場所でリベンジしたいものだ。 「茨城は遠いからもう行きたくない」と言っていた助手席だが、来週再び車を取り替えに来なければ ならないのでイヤでも来ることになるのだが、このことは助手席には直前まで黙っておこう。(^^; |