不全原因の考察

 現象1:凹凸、シワ、小穴
   比較的軽度な羽化不全で、この程度なら繁殖には問題無いとされているようです。
   この不全で考えられる原因は上翅の乾燥、後翅の収納がなされる前の早期にあお向けになった為、
    ・個体の重さで上翅が外傷する(凹凸、シワ)
    ・上翅、後翅をたたむ時にオガ、マット等を巻き込んだ(凸)
    ・蛹室内の木片が刺さる(小穴)
   といったことが考えられます。
   尚、蛹の時点でも木片等でキズを負って、凹凸、シワになる場合もあると思われます。

 現象2:上翅に隙間
   程度によって繁殖に影響ありそうなレベルです。
   上記に述べたシワの原因でも発生しますが、軽度(縫合線が合わない)ならば
   繁殖には問題無いように思われます。
   しかし完全なV字型に開いたままだと、重度な不全と呼べるかも知れません。
   この不全で考えられる原因は、羽化開始時の脱皮から上翅が縫合されるまでの間に、
   蛹室内で事故
    ・羽化開始時の脱皮に失敗した
    ・脱皮後、蛹室内でコケた
    ・蛹室の天井部分、または容器の側面に接した
   が発生したものと考えられます。

 現象3:後翅収納失敗
   これも程度によって繁殖に影響ありそうなレベルです。
   現象2と複合して起こる場合がほとんどですので、
   繁殖への影響は現象2の不全度合いによると思います。
   この不全で考えられる原因は、羽化開始時の脱皮から後翅が収納されるまでの間、
   現象2で挙げた事故に加え、
    ・上翅、後翅をたたむ時に足で踏んだ
    ・過度の湿気、乾燥で失敗
   が発生したものと考えられます。

 現象4:不可思議(呪い)
   これは読んで字のごとく、不可思議現象です。
   こういう不全は、すべて「呪い」と考えられます。
   「呪い」についての原因は、
    ・素行不良   ex.涼の父
    ・家族サービス不足   ex.涼の父他、多数
    ・ネットで過激な発言   ex.○石、k−sugano
    ・雪男の呪い   データ無し(特派員がオノで負傷の為)
   とされている。


 不全の対処について