中央道編





<R299(メルヘン街道)--麦草峠-- 〜美ヶ原>

見どころ松原湖 、駒出池周辺の白樺林、白駒池、麦草苑地の高山植物
走り所:R299全部(東側はやや狭い2車線だが)

R141松原湖〜(県道)〜レストハウスふるさと〜(R299メルヘン街道 )〜麦草峠〜蓼科〜R152大門街道


R141を「松原湖入口」交差点でそれ県道に入る。ヘアピンをいくつか通り 、ずっと登っていく。「松原湖」(標高1100m)ではボートにも乗れる。また、 冬は凍るらしい。
松原湖からは1.5車線だが、すぐに2車線になる。リエックス付近の直線のなが い急勾配をすぎR299に入るとやや狭い2車線のヘアピンの連続となる。8% 勾配ぐらいでみるみる高度を上げていき、麦草峠(2127m)へ。
峠の少し手前には有料Pがあり、「 白駒池 」(歩30分)への散策に便利。また、峠にも5台ぐらいのPスペースが道ば たにある。2000m以上もあるので周りの木々の植生は明らかに違う。


              
 
 峠を過ぎると道は少し広くなり、すぐ左手に麦草ヒュッテ(利用者用のPあ り)がある。周りが小さな麦草苑地になっていて高山植物が見れる。高原の雰囲 気でなかなかよい。


 しばらく緩やかなカーブ続き蓼科へ降りていく。途中、見晴らし台がありP スペースもある。蓼科の眺めを楽しみたい。
 蓼科に入ると、テンポのよいヘアピンカーブが続き、その後、「芦ヶ沢」交 差点に出る。
 R299はトラックは全く通らない。


-- 松原湖 --


松原湖とは、猪名湖、長湖、大月湖の3つの湖の総称。そのうち一番大きな猪 名湖のことを一般的に松原湖と呼ばれている。猪名湖ではボートに乗ることもで きる他、一周2km程で湖畔を散歩できる。神社が周りに多くあり、「野ざらし の鐘」(重要文化財、この鐘を野ざらしにしておかないと火事なると言われてい る)や木の真ん中の空洞から空が見える「ご神木」などがある。また、冬は凍結 する。オートキャンプ場もある。

--八千穂レイク--


松原湖からの県道がR299にぶつかった所を右へ少し降ると、駒出池(標高1500 m)(人造湖)があり。そばにはカラマツや白樺林に囲まれた八千穂高原自然 園がある。池は一周1kmないぐらいの人造湖なので見るべき程ではないが、周 辺の白樺が美しい。


--小海RE・EX(リエックス)--


テニス、ゴルフ、水泳、スキーなどが出来る。


-- 白駒池 --


標高2100mの高所にあり、原生林の中。キャンプ場もある。峠の少し手前のP から歩30分


蓼科〜白樺湖


東側の山裾を通るビーナスラインとR152大門街道の2通りのルートがある 。時間的にはR152の方が早いがトラックなどの交通量が多い。

ビーナスライン蓼科〜白樺湖(無料区間)


蓼科湖や蓼科温泉郷の別荘地の横を通りながら高度を上げ、ぴらたすの丘など を周り東側の山裾を通る。道は2車線で、所々狭いところや舗装があまり良くな いところがある。トラックはほとんど通らない。

   



R152大門街道


「芦ヶ沢」交差点からビーナスラインへは行かずに音無川沿いに国道を北上す る。2車線でビーナスラインより広いが、大型トラックなどの交通量が多い。白 樺湖の手前には道幅の広いヘアピンが連続し、高度をどんどん上げていく。登坂 車線が途中ある。
白樺湖を過ぎると10%勾配、カーブの連続で再び高度を下げる。その後は長 門町までまっすぐなずーっと下りの2車線。周りは低い山。



R142和田村〜美ケ原へ


和田村(和田宿)は中山道の宿場町。昔の建物を復元したものがすこしだけあ る。
野々入川にそって美ケ原へ。ここから美ケ原への道は途中までは2車線。牧場 付近の2km程が1〜1.5車線の狭い林道のような林の中の道。その後また2車線 になる。途中には滝もある。後半は13%の急勾配。

ビーナスライン(2車線)に入るとヘアピンの連続でみるみる高度を上げる。 景色も最高だが、残念ながら道沿いにPスペースはない。よくこんな斜面に道路 を作ったと思えるほどで、橋を組み合わせてヘアピンの連続で登っていく。この ルートで美ケ原を北へ抜けると360円。
山本小屋の無料Pで車を止めれば、美ケ原が散策できる。美ケ原で歩いて「王 ヶ頭」まで行くと、片道70から80分かかる。付近は高原の牧場になっている 。夏でも涼しいが日差しは強い。



  



<青梅街道〜R411大菩薩ライン>

青梅から奥多摩湖の横を通り、甲府盆地へ抜ける2車線の山道

経路:東京都青梅市〜奥多摩湖〜柳沢峠〜塩山
距離:40〜50km
幅 :完全2車線
区別:国道(R411)
最終調査年月日:95年秋
見どころ:気持ちのいい2車線の山坂道
     吉野梅郷
     秋の紅葉
     多摩源流の渓谷美
     奥多摩湖の小河内ダム
     柳沢峠からの富士方面の見晴らし
     ちょっと寄り道すると、R139沿いに多摩源流「小菅の湯」とい う温泉がある


青梅市から青梅街道、または多摩川を挟んで平行して走っている吉野街道で西 へ向かう。青梅街道は市街地の区間が多いので、どちらかといえば中〜高速コー ナーの多い吉野街道をお勧めする。多摩川を右手に見ながらの林のなかを走る快 適な道だ。

このあたりは吉野梅郷とよばれ、春先は梅がすばらしい。宮本武蔵や三国志で 有名な吉川英治記念館(Pあり)もこの付近だ。季候が良ければ多摩川の御岳渓 流沿い( 名水100選 )を散策するのもいいだろう。渓谷美が楽しめ、沢井には玉堂美術館や酒造 もある。

吉野街道は「古里(こり)」交差点で青梅街道(R411)に合流するので、 左折して奥多摩をめざす。周辺にはキャンプ場が多くある。 日原街道 への分岐を過ぎるとタイトなコーナーやトンネルが多くなってくる。5km 程上がっていくと 小河内ダム に出る。ダム建設によって沈んだ村の郷土資料館やPもある。

その後はダム湖を左手に見ながらのカーブの多い道。ガードレールはあるが、 とばしすぎて道からはずれるとダム湖に落ちてしまうので注意。

直進「丹波山・塩山」、左折「小菅・大月」という標識のあるところで、左折 し橋を渡り小菅方面に向かうと 「小菅の湯」奥多摩周遊道路 に行くこともできる。このままR411大菩薩ラインを走るのなら直進する 。

直進して、丹波山村に入る頃になると標高は600mを越える。この先は集落 もなく、左手に丹波川の山深い快適な道となる。悲しい伝説のあるオイラン淵を 過ぎ、一ノ瀬高原付近(標高1000m)になると上りは一段落する。確かに高 原と言えば小さな高原のようだ。

その後はヘアピンカーブが連続し、植生が変わってきてダケカンバなどの木々 が多くなる。かなり上ると、もうそこは 柳沢峠 (標高1472m)だ。無料Pがあり南側の眺めがすばらしいのでぜひ車を 止めて降りてみよう。天気がよいときには富士山が美しい。

峠から南、甲府盆地・塩山方面へはヘアピンカーブの連続で降りていく。ヘア ピンの連続の後半部分は、新しいトンネルや橋がいくつも造られ、幅員も広くな っていた。当然ルートも変更されていて、所々に旧道が残っていたが、立ち入り 禁止になっている。工事は峠の中腹位まで進んでおり、さらに継続中のようだ。 丹波山側は以前のままだが、工事の準備が始まっている様子。最近はこのあたり の道もずいぶんと整備された。かなり予算を投下しているようだ。

道が拡幅され、コーナーのRが大きくなり走りやすくなるのはいいことだが、 峠の個性がなくなり、どこにでもあるような道になっていくのは、ちょっと残念 。さらに、この工事が完了すると、柳沢峠も大垂水峠のように峠族が走り回るよ うになってしまう気がして心配になった。また、もともと2車線であるのにそれ ほど整備する必要があるのかとも思ってしまう。

高速コーナーでかなり下っていくので、速度の出すぎには注意。農耕車が走っ ているときもある。のどかな景色の緩やかな道を下っていくと塩山駅の脇に出て 、とりあえずは終点。R411は塩山駅の手前(北)で右に折れ、何度も曲がり ながら石和温泉に抜ける。

冬季は通行止めになるときもある。

小菅の湯

小菅村公営の日帰り入浴施設。P、休憩所あり。
湯は透明だが、なかなかあったまるので、のぼせに注意。




<奥多摩周遊道路・秋川渓谷>

   元奥多摩有料道路。夜間は閉鎖される。

参考経路:R411青梅街道〜奥多摩湖〜途中で小菅・大月方面に左折して橋 を渡る〜R139〜奥多摩周遊道路〜桧原街道〜秋川渓谷〜五日市
距離:
幅 :2車線
最終調査年月日:94年秋
見どころ:奥多摩周遊道路のワインディング、秋川渓谷の新緑、紅葉、


奥多摩湖を過ぎ、R411青梅街道を左折し南下。奥多摩周遊道路に入る。夜 間の事故の多いためか、夜間は閉鎖となる。途中には「都民の森」があり、バー ベキューなど色々遊べる。

秋川渓谷に行かずに途中で道をそれ、連続したカーブと東京・山梨県境の甲武 トンネルを過ぎると、県道上野原五日市線に入る。このあたりの道もかなりのワ インディングだ。そのまま南下すると甲州街道(R20)の上野原に出る。


 

<県道194芦川八代線と県道85上芦川上九一色線・芦川渓谷>

甲府の南、八代町〜芦川村〜上九一色村を通る「県道194芦川八代線」と「県 道85上芦川上九一色線」
(昭文社スーパーマップル関東道路地図のP216)

参考経路:
中央高速・一宮御坂ICから4km程南西の地点〜「県道194芦川八代線」〜 ウッドストックCC〜鳥坂トンネル(標高1010m)〜「県道85上芦川上九一色線 」〜芦川村役場〜芦川渓谷〜R358甲府精進湖道路(南部)(精進ブルーライン )の北側〜精進湖

距離:
幅 :前半車線、後半1.5車線
最終調査年月日:95年秋
見どころ:ウッドストックCCから鳥坂トンネルまでヘアピンカーブの連続、 甲府の夜景、山間の芦川渓谷


八代町から「県道194芦川八代線」を南下する。すぐに2車線の広い道になる 。だんだん上っていき、ウッドストックCCの手前から広いかなりのヘアピン。 甲府の夜景がきれいだ。

CCを過ぎてから山深くなり、かなり上る。所々にタイヤのブラックマーク痕 。その後50mぐらい舗装か拡幅工事中の所があるが、それ以外は全舗装。バスも 通る。2車線のヘアピンの連続を過ぎると鳥坂トンネル(標高1010m)

その後、道は一変なだらかになり、川沿いに芦川村役場に向かう。鶯宿から道 は1.5車線と狭くなり芦川渓谷(秋には紅葉がきれい)をぬけてR358甲府精進湖 道路(南部)(精進ブルーライン)の北側にでる。
甲府精進湖道路は以前は250円×2の有料だったが、今は無料となっている。

レジャーセンターやロッジがあり、夏に来るには良さそうなところ。


上芦川からR137旧鎌倉往還にぬける林道やR358の右左口峠(地図には悪路通 行困難とあるが国道)も少し気になったが、未舗装だろうということで行かなか った。


<R413道志みち>

   紅葉もよい

参考経路:甲州街道(R20)高尾付近〜町田街道〜R413〜道志渓谷〜山伏峠 〜山中湖
距離:
幅 :2車線
最終調査年月日:95年秋
見どころ:道志渓谷(紅葉)、楽しい低速〜高速コーナー、キャンプ場(水遊 び)、富士の眺め


甲州街道(R20)八王子市「町田街道入口」交差点(JR高尾駅の少し東)で 町田街道に入り南下する。町田街道は2車線の平凡な道。R413に入るため、途 中で1本西の道に移る。(このあたりはややこしいので、詳しくは東京・神奈川 の県境付近の地図を参照)

R413に入ったら、津久井湖の脇を通り西へ向かう。新道志橋のあたりの眺め は個人的には好きだ。

「三ヶ木」交差点で左折、「青山」交差点で右折(つまりずっとR413に沿っ て走る) 数km行くとだんだん道が曲がって山道らしくなってくる。

青根の手前、道が少し狭くタイトなコーナー1〜1.5車線部分が続くが、道志 渓谷に近づくと山中湖まで快適な2車線の山道になる。逆バンクに近いコーナー もあるので速度の出しすぎには注意が必要。

このR413道志みちは数年前までは 極僅かですが未舗装部分が残っていたが 、今では山中湖まで完全に舗装されている。

青根〜月夜野付近は道志川沿いにキャンプ場が多く、河原でバーベキューや水 遊びがでる。また11月中旬は紅葉がすばらしい。(例えば、月夜野キャンプ場 は、一人300円+P代800円)

道志渓谷付近に「道志の湯」の看板が国道にでている。温泉まで少し未舗装の 道(セダン可)を走らなければならないが、300円で日帰り入浴ができる。

道志川に沿って山中湖方面に行くと途中、都留方面への分岐(信号あり)があ る。ここから道志みちをそれて、都留方面に少しだけ1.5車線の道を行くと、道 はやや狭い2車線になり、ヘアピンとタイトコーナーの連続でなかなか楽しい道 になる。かなり曲がっているので、タイトなコーナーがお好きな人にはお勧め。 基本的には交通量も少ない。

ここでは、都留方面には行かず山中湖へ向う。山伏峠(標高1100m)までずっ と上りで、峠のトンネルを過ぎると、白樺が多く高原の雰囲気になってくる。そ して正面には雄大な富士山の眺めが!!

山中湖に近づくと周りにはテニスコートが多くなり、やはりリゾート地だと思 う。

道志みちは山中湖への抜け道として有名になってしまっているので、この先  山中湖畔のR138との交差点は休日・オンシーズンはかなり渋滞する。
シーズンの休日に河口湖方面に行くのなら都留方面から迂回した方がいいかも しれない。

夜間も田舎の道の割には照明も多く走りやすいが、かなり飛ばしている車が多 く、事故もよく見かけるので注意が必要。

おまけ:R413道志みちの「青根」から北の藤野に抜ける「県道76山北藤野線 」は1.5車線が基本のタイトなコーナーが多い道ですが、なかなかおもしろい道 。(個人的には好きです) 山里の雰囲気が楽しめる。道志みちに比べると当然 交通量は少ないので、紅葉の時期いいかもしれない。(11月中旬頃が見頃)

道志みちは有名だが、このあたり〜相模湖の南あたりにはおもしろい道が多そ う。


<ヤビツ峠>

   大山の麓を通る「秦野清川線」

参考経路:津久井町R413道志みち〜虹の大橋〜清川村〜県道秦野清川線〜 秦野市
距離:
幅 :2車線〜1車線
最終調査年月日:93年秋
見どころ:山深い道。名水。


前出のR413「道志みち」の青野原付近から県道64に入り南下。昔は1.5車線の 狭い道だったが、宮ヶ瀬ダムの工事の影響か、最初の内は2車線のきれいな道で 立派な橋が架かっている。

途中の中津川渓谷(中津川という地名は全国にあるが・・)にかかる「虹の大 橋」は目もくらむような高さの橋で、両脇には高いフェンスが建てられている。 まっすぐで広い2車線だが橋の所々には花を生けた瓶が・・
この先は、ダム工事のためか道が地図と少し違っていた。

そのままヤビツ峠をめざす。だんだん山深くなってきて、キャンプ場を過ぎる 頃からは道も狭くなってくる。そしてしばらく行くと未舗装(セダン可)になり 、一部でしかすれ違いはできない。休日にいったので、対向車が多くすれ違いに 神経を使った。(狭い道や未舗装を避けたければ、峠の南側からアプローチし、 引き返すのがいいかもしれない)

ヤビツ峠付近になり道の名前が「県道70秦野清川線」と変わった所から道は再 び舗装路になり、少し広くなる。基本的には1.5車線だが、センターラインのあ るところもある。

ヤビツ峠の2km程手前に、 名水百選 「丹沢の水」(「護摩屋敷の水」ともいう)がある。ポリタンクで汲みに来 る常連も多いらしい。また、秦野市は水道水を賄えるほど地下水が豊富なところ で、盆地内には湧き水が多くあるが、しかし近年、汚染され飲用に適さないとこ ろもでてきている。

千葉のそばの「熊野の水」もそのままの飲用には適さなくなっている。おいし い水を楽しむと同時に、水の環境について考えてみるのもいいかもしれない。( 各地の湧き水がだんだん汚染されていき、飲めなくなっていくのは悲しく思う)

ヤビツ峠を過ぎて、秦野に下っていくとすばらしい眺望が開ける。思わず車を 脇に止めてぼーっと眺めてしまった。カメラを持ち出して写真も撮ったが、あの 雰囲気を写真で表現するのは難しい。おそらく夜景もすばらしいだろう。


ヤビツ峠の南側は昔は走り屋(?)が走っていたらしい。自動車ジャーナリス トの三本和彦さんが、TVKの「新車情報」でメーカーの人に「な〜んて言っちゃ って、昔はヤビツでも走っていたんでしょう(笑)。私もよく行きましたよ。」 というようなことを何度か言っていた。


<クリスタルライン>

甲府盆地の北の山に、以前からあった林道を全面舗装してつなげたような道。 かなり標高の高いところを通る。

参考経路:甲府〜R140雁坂みち〜恵林寺〜杣口林道〜乙女高原〜川上牧丘 林道〜荒川林道〜池の平林道〜釜瀬林道〜瑞牆山荘〜天使園〜黒川〜原浅尾韮崎 線〜御門〜東原〜清里
距離:
幅 :1車線〜1.5車線(全舗装)
最終調査年月日:95年11月
見どころ:山深い全面舗装の林道
12/1〜5月下旬まで通行止め。


山梨県甲府市からR140「雁坂みち」(「秩父往還」ともいう)で西沢渓谷方 面に向かい、恵林寺のところから「杣(そま)口林道」にむけて進む。(ここの 所が少しややこしく、恵林寺付近にR140と平行して通っているバイパス(きれ いな道)があるが、この道に入ってしまわないように。)
R140からそれて、しばらく行くと神社があるので、この横を通り過ぎたのな らOK。

杣口林道は乙女高原で「川上牧丘林道」(1.5車線の舗装路)にでるので、左 折して 4kmほどこの道を下る。すると右手に「クリスタルライン」と書いた看 板が地面にさしてあるので、ここを右折し「荒川林道」にはいる。

はじめて「クリスタルライン」のことを聞いたときは、塩山から清里までぬけ れて完全舗装というので、すこし驚いた。地図を探してもそのような道は載って いなかったから。要するに林道をつないだ道。
地図を見ると、このクリスタルラインは瑞牆山(みずがき)の3kmほどそば を通ってる!

1500mぐらいの所を通っているので、11月ぐらいから凍結する。12/1〜5月 下旬まで通行止め。

まわりが杉の植林ばかりではなく、広葉樹などいろいろな種類の樹木があり、 ネイチャー系の写真を撮るには良さそうな所。来年の夏にでもまた行きたい。車 が止められて見晴らしの良さそうなところも何カ所かある。
塩山から、清里までの所要時間は(止まらず、道を間違えなければ)おそらく3.5 時間ぐらいだろう。
この道はドライブベストコース100や昭文社などの地図にも載っていないので 、マイナーな道だと思う)


大榎のドライブ感想!(95年11月)

 夜真っ暗の中を走ってきたので、本当に走るだけでした(^_^;)。 以前から あった林道を全面舗装してつなげた感じでしょうか。以前から舗装してあったと ころだけ舗装が荒れています(笑)。

 最近舗装されたばかりの林道との事なので、塩山に行って近くを通りかかっ たとき「ホットだねえ、まじで全面舗装?」「やうし、確認しにいってみやうで はないか」「げげ、清里まで行くのか?真夜中だぜ」てなもんで行ってきました (笑)。

 雁坂みちの恵林寺から杣口林道、川上牧丘林道、乙女高原、荒川林道、池の 平林道、釜瀬林道、瑞牆山荘、天使園、黒川、原浅尾韮崎線、御門〜東原、清里 と抜ける林道です。時間の都合で清里まで行かず、ラジウムラインで20号に出 て帰ってきました。

 一部かなり細かい地図でないと載っていない道があります。でも、案内板が きちんとしているので大丈夫です。オレンジの看板で矢印と共に「クリスタルラ イン」と書いてあります。

 まず道がむちゃくちゃ整備されている。こんな所にこんな舗装して、山梨っ て道作りに命かけてるなあ〜、と感心してしまいました。看板もオレンジ色で要 所要所に設置されており、まだはじっこにビニールのかすが残ってたりしてまし た。

 所々、以前からコンクリート舗装されていたと思われる荒れた凸凹舗装路が ありますが、そのほかは凄く綺麗に舗装されています。道幅は1車線ちょい。で すが、待避所がきちんと整備されていて頻繁にあるので、擦れ違いもあまり苦に ならないのではと思います。夜だったのでだれも来ませんでしたが(^_^;)。ミラ ーもちゃんと設置されており、橋とか、転落が危険な所は全て反射盤が設置され ています。驚くほど整備された道です。

 景色は、ん〜・・・まっくらで全然わかんない(笑)。友人は後ろで寝てる し(^_^;)。でも原生林の中を走るので、昼間はかなり綺麗なのではと想像できま す。今まではひどいダートでしたが、これはいいぞっ!な道に変わってました。 オススメです。

 ただ、12月半ば(だったと思いますが)で閉鎖になり、5月にまた開通し ます。路面が凍結します。していました。一回ハンドルが効かなくて「何が起こ ってんだあ〜〜、うぉぉぉ、ささるぅぅぅ〜〜〜」でABSに感謝感激しました(^_^;) 。そのあとは路面を見ながら「うぉぉ、ここも凍ってるぜ、うぉぉ〜」とゆっ くりと走りました。夜はもう峠はおしまいですね。


 

<R140雁坂みち>

甲府盆地から西沢渓谷へ向かう道。雁坂トンネルが開通すると秩父へぬけれる 。

参考経路:甲府〜R140雁坂みち〜恵林寺〜西沢渓谷
距離:
幅 :1車線〜1.5車線(全舗装)
最終調査年月日:95年春
見どころ:西沢渓谷の紅葉美。恵林寺。


この道は現在工事中の雁坂トンネルが開通すると、なんと!
山梨県・三富村(西沢渓谷付近)と埼玉県・大滝村(奥秩父)とがつながるこ とになる。標高2000m以上の山をくぐるこのトンネルはR20や中央高速の笹 子トンネルの倍ぐらいの長さ!!になるらしい。
秩父からR140で三峰、大滝を通り、トンネル工事で通行止めになっている所 までの道は、栃本の集落を抜ける所以外はすべて2車線の道。

ここにトンネルを作るだけのメリットがあるのかどうかは分からないが、この トンネルを使えば秩父から甲府までが大幅に短縮されるだろう。東京〜R254 川越街道〜川越〜R299〜秩父〜R140〜三峰〜大滝村〜雁坂トンネル〜甲府〜甲 州街道R20〜八王子〜東京 などというとんでもないドライブができるようにな るかもしれない。大滝村から秩父市街まで、急いでもかなり時間は掛かるが。

西沢渓谷は自然探求路のようなものがあり、一周するのに4時間。
以下、春先のレポート

夏タイヤで問題はなかったが、R140を上って行くにしたがって路肩に雪が見 え始め、西沢渓谷は雪が積もっていた。地元の人のアドバイスで、靴にわらを巻 き付け、滑りどめにしてから、渓谷に入る。小さな滝や沢があり、きれいな雪景 色の写真が撮れた。雪に滑って沢に落ちないように少し気を使う。(雪が積もっ ていて、どこが沢の端なのかよく分からない)
とても大きなPがあり、シーズンには賑わう。


<真木小金沢林道>

真木から山深くなり、そして小金沢渓谷へ・・

参考経路:山梨県R20甲州街道・大月の少し西から真木方面へ真木川に沿っ て北上
距離:?
幅 :1車線〜1.5車線(真木付近は舗装、他は不明)
最終調査年月日:96年2月
道路状況:山深い全面舗装の林道
ダム工事のため、残念ながら96年の4月まで通行止め。


R20を走ってきて「猿橋」によりました。そばの深い渓谷はなかなかでした 。車も止めやすく手軽なのでいいと思います。

猿橋から少し西のR139を1〜2km北に行ったところに(猿橋の所にある 地図に載っていた)岩殿山というのがあり城跡があるというので寄ってみようと 思いましたが、入口が見あたらず、断念しました(^^;) 歩いてでも何処か らはいるのでしょう。

山梨県R20の大月の少し西から真木方面へ真木川に沿って北上します。しば らくは集落の中を走る1.5車線ですがすぐに2車線のいい道になります。途中 には「真木温泉」もあります。
段々上り勾配がきつくなってきて10%ぐらいになりますが、勾配が急でも道 は走りやすいと思います。周りの雰囲気も山らしくなってきた頃(R20から6 kmぐらい)、突然、前方に小屋が現れ、工事の警備員がいました。ここから先 はR139の松姫峠のやや南にある葛野川のダム工事のため、残念ながら96年 の4月まで通行止めのようです。仕方がないので来た道を引き返します。かなり 急なのでエンジンブレーキを併用していてもかなり速度がでてしまいます。

真木の集落にはダム建設車両に対する反対の看板が多く見られました。
紅葉の美しい小金沢渓谷がダム湖の下に沈んでしまわないか、少し心配です。




<旧甲州街道・笹子峠>

R20甲州街道の新笹子トンネルに平行して南を走る旧甲州街道に、笹子峠は ある。

参考経路 :山梨県・甲州街道
距離 :峠を越して再び20号に戻ってくるまで40分ぐらい
幅 :1.5車線
最終調査年月日 :94年
見どころ :峠付近からの山並みの眺め


東京方面からR20を走ってきて、新笹子トンネルの少し手前で左折、旧道に 入る。新田という小さな集落を過ぎると道は狭く1.5車線の急な登り。みるみ るかなり標高を上げ、気温が下がる。周りの山々が遠くまで見渡せて眺めはとてもすばらしい。峠の西側の方が開放的な景色。
だいぶ登ると、峠に1車線のトンネルが現れる。

以前春に来た時、トンネルに入ってしばらく進むと、何やらぼ〜っと灰色っぽいものがトンネル内の路面上にあった。動物の死体かな? などと 思い近づいてみると、なんと高さ40cm程の大きな氷だった。トンネルの上か らたれてきた水が凍ってしまったようだ。どう考えても通れないので(底を擦っ てしまうor乗り上げてしまう)、そのときは引き返した。

トンネルを過ぎると、また1.5車線のタイトなコーナーがかなり続く。そし て、R20の新笹子トンネルの西、道の駅のそばにでる。



近日、野辺山清里方面の情報が増えます。



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