目次
#トンコウからラサへ
#チョモランマベースキャンプへ
#チョモランマベースキャンプ散策
#カトマンズへ
トンコウからラサへトンコウでの観光も済ませ、いよいよチベット入りをすることに。まずはトンコウからバスで12時間かけて、ゴルムドという町へ移動。朝、まだ暗いうちに出発して、到着はもう、夜。ちなみに、中国のバスでは荷物代を別にとられます。計量して、きちんと。こんなとこはきっちりしてんだよな。全く。
さて、ゴルムドについた翌日、いよいよラサへ行く準備。ラサ行のバスのチケットや、道中の食糧のたしに果物などを買い求める。ゴルムド。荒野にある町。遠くには雪をいただいた山がのぞめる。辺境。しかし、人々はどこかやさしい。
翌日、10月26日、ラサへ向けて出発。時間は北京時間で5時半、まだ真っ暗である。道は、高原をひた走る。標高もどんどん上がっているようで、バスの車内も寒い。窓ガラスの内側が凍っている。あまりの寒さに、寝袋を取り出してもぐりこむ。中国のバスにはヒーターはないのか?それとも、これくらいは寒いうちに入らないのか。たしかに、運転手は背広だけ。まったく。
夜通し走って、翌朝8時、バスはラサに到着。おどろいた。それほど寒くないではないか。秋のラサ。空気は澄みきって、空はどこまでも青い。日中は、ぽかぽかと暖かいのだが、夜は外に出して乾かしておいた洗濯物がするめのようにかちかちになるほど冷え込む。秋のラサ。
ラサでは、ネパールまでのジープのチャーターなど(チョモランマベースキャンプも)で、忙しくすごす。料金も決して安くないので、同行の旅行者を探し、結局日本人4人とドイツ人2人が決まった。両替、食糧の調達なども済んで、いよいよカトマンズへ買える。
チョモランマベースキャンプへ11月1日、いよいよカトマンズへ向けて出発。ジープは日本のトヨタのランクルである。人間7人と大量の荷物を積んで、チベットの高原を難なく走る。5000mの峠の登りもなんのその。さすが日本製。さすがランクル。さすがトヨタ。
ラサからしばらく走った最初の峠から見下ろすヤムドクツォ。(湖)すばらしいブルー。いつ見ても神秘的。道はやがて湖畔へくだり、しばらく湖岸を走って、再び峠道に。登りきった峠のすぐ脇には氷河が見られます。そして、その峠を下りきってしばらく走るとギャンツェ。 ギャンツェ城と、宿泊所。左下に見えている車が我らがランクル。時間も早いのだが、今日はここに泊る。 次に日、昼過ぎにギャンツェを出発。2時間もかからずシガツェに到着。宿泊。時間があるので、タシルンポ寺院などをゆっくり見て歩く。寺というよりも、城塞都市のようである。
公安局外事科でチョモランマのベースキャンプ行の許可証をもらう。シガツェ滞在はこれが目的。翌日、ベースキャンプ入り口にあるシガールへ移動。右の写真は、そこの夕暮れ時。翌日、いよいよチョモランマベースキャンプを目指して出発。写真は、パンラ峠。ここからヒマラヤの主脈が望めます。休憩を兼ねて写真撮影。ベースキャンプのあるロンブクには午後の3時に到着。
チョモランマベースキャンプ散策ベースとなるロンブクゴンパ(寺院)からジープで数分、徒歩数百メートルで、チョモランマベースキャンプ。
ベースキャンプです。チョモランマはちょと雲に隠れてしまってますが。モレーンの陰に、風をよけるようにしてキャンプがありました。 キャンプに近づいてみると、数張のテントが。何と長谷川ツネオさん(あの有名な)でした。握手までしていただきました。ソロでチョモランマ登頂を目指すそうです。ご成功をお祈りしました。 翌朝、ロンブクゴンパ前。チョモランマ。すばらしい。
ちなみに、気温マイナス15度。
カトマンズへ
11月5日。ロンブクをあとにした。パンラにはうっすらと雪が積もっていた。ほどなくしてメインロードに合流。そして無事にカトマンズへと帰ることができた。
峠から見るヒマラヤ主脈。道は舗装こそされていないがよく整備され、ランクルは快適には知る。このあとの峠を越すと道はどんどんとくだりになり、下るにしたがい雪の量も多くなった。湿った雪。ニャラム付近では20センチ以上の積雪。 国境の町ジャンムー。ここまで来るとネパール人をよく見掛ける。ここで一泊。
このまちの下の橋が国境。道が壊れているのでそこまでは徒歩で移動。橋を渡るとネパールのイミグレーションと税関がある。ビザもその場で発行してくれた。橋でタクシーを捕まえて、カトマンズまで頼む。
夏に壊れていた道もいまは補修されて、通ることができるらしい。カトマンズへの途中のバラビセという町で。すでにバナナが見られる。昨日までの寒さがうそのようである。
カトマンズまでの道中は、取り入れに忙しい村を見ての楽しいドライブ。
ネパールは、カトマンズもいいが田舎がすばらしい。