アンナプルナ周辺トレッキング

カトマンズへ帰って休養、そして帰国の準備。
よしゃあいいのに、チケットの予約の日まで余裕があるので
アンナプルナ方面へトレッキングに行ってきました。


    今回のトレッキングは、チベットから一緒だった杉本さんたちと笠原さんとで総勢4人。にぎやかな旅となりました。
    まずはトレッキングのスタート地点であるポからへ移動。
    トレッキングの日程。
    初日  ポカラからフェディまでジープ。そこから3時間ほど登ったところにあるダンプスまで。
    2日目     ランドルン村を通って、チョムロン村の手前のニューブリッジゲストハウス
    3日目      チョムロン村を通って、ロッジのあるクルディガールへ。
    4日目    日程がないので、僕はここから下山。ゆっくりしてから、チョムロン村までもどる。
    5日目    チョムロンからダンプス村へ。
    6日目    ダンプス村からフェディ、そしてポカラ

    コースの印象
    アンナプルナ内院まで行ってないので、はっきりしたことは言えませんが。エベレストコースと比べると、比較的標高も低く、高山病に対してはそれほどナーバスになる必要もなさそうです。畑や村が多く、それらも興味深いです。11月に行ってきたのですが、寒さもそれほどきつくありません。
    ただし、道が分岐していたり、踏み跡のような道が随所にあるので、案内板などをしっかり見て行かれた方がよろしいかと。
    それさえ気をつければ、マチャプチャレやアンナプルナ山群、ダウラギリなどを眺めながらののんびりした旅ができそうです。噂によると、エベレスト方面よりは治安が多少悪いらしいですが、ソロは避けたほうがいいかも知れませんね。



 
ポカラにて。これからトレッキングに出掛けるところ。ジープに荷物を載せてます。
バックの山はマチャプチャレ。
天気も申し分なく、絶好のトレッキング日より。
ポカラからジープでフェディまで移動して、そこからいよいよトレッキングがはじまる。
ちょっと休憩中。トレッキングルート沿いにはこのようなティーハウスがいくつかあります。
運動不足のためか、すぐにばててしまうのだ。
ちなみに、標高は低いので高山病ではありません。
道です。ランドルン村の手前付近。バックの山はアンナプルナサウスとヒウンチュリ。6000m級。
道は、トレッキングのための道ではなく、村村を結ぶ大切な生活道路です。家畜などが歩けるようにちょっと広くなっています。
11月なのに、さくらが咲いている。狂い咲きと思ったが、ほかにもしっかり咲いているので、こちらの桜は秋に咲くようです。
桜とヒマラヤ。ちょっとミスマッチ。
またまた休憩。トレッキングでなにが楽しいかって、景色の良いところでの休憩が一番楽しい。ここにも、写真には写ってませんが、お茶屋さんがありました。
荷物を載せる棚は、もちろんトレッキング客のためでなく、生活者のためです。輸送の手段が、家畜か人の背中しかないので、休憩ポイントには必ずこのような棚があります。
ランドルン村のすこし先にあるニューブリッジのそばにあるゲストハウスのオーナー夫妻。オーナーは引退するまでは、傭兵としてインドの軍隊にいて、カシミール紛争などに参加していたそうです。オーナーいわく、戦争は良くない。引退して、ゲストハウスを開業して、トレッカーをもてなしてます。こじんまりしたゲストハウスですがとても清潔で居心地がよいです。翌朝、出発前、ちょっと待ってろと言って、森の中へ入り、大きなレモン(野生だとおもう)をもいできて、僕らに持たせてくれました。
チョムロン村の手前。写真には写ってませんが、マチャプチャレがどーんと見えるところでした。
なので、ロッジがありますね。急坂を登ったところにあるので、夕方などはついふらふらと入ってしまいそうで。
 

 
ちょっとわかりにくいかも知れませんが、これは畑です。もしかしたら田んぼかも知れません。刈り取りが終わっていたので。
しかし、すごいです。こんな急傾斜にも農地を作る執念。標高差だって500mはあるでしょう。だからこそ、平地のないこのような山の中でも暮らしが成り立つのでしょうが。
しかし、すごいですね。
今回、僕が行ったトレッキングの最終地点クルディガールのロッジの家族。おとうさんが娘たちの世話をしてます。ここは、チョムロン村から2時間ほど(トレッカーの足で)行ったところ。子供たちももう少し大きくなったら、チョムロンの学校まで通うのでしょう。
奥に見えているのがアンナプルナ内院方面。
チョムロン村にあるチョムロンゲストハウス。
眺望最高。サービスも良く、食事もメニューが豊富。そして宿の人も親切。三ツ星ロッジ。
このテラスで紅茶などをすすっていると、1日がアット言う間に終わってしまいます。
おすすめです。
 
帰り道。ダンプス村の朝の景色だったと思います。ダンプス村は尾根の上なので、景色がよろしいです。
左、アンナプルナ山群。右、マチャプチャレ。
こたえられませんね。
これもダンプス村で。背負い籠と少女。
夕方、家路を急いでいる。
ネパールでは、子供でも家族を支える一員として立派に働いてます。
 
トレッキングも無事に終わり、ポカラにもどり、カトマンズに帰ってきました。
右の写真は、トレッキングに行く前のカトマンズで。
このようなオープンカフェで、ブランチを。
ふふふ、快適です。だいたい、こうしていると顔見知りのバックパッカーが通りかかったりして、気が付くと午後遅く何てことがあったり。
 
 
 


    アンナプルナのトレッキングも無事終わり、カトマンズ、バンコク、そして日本に帰ってきました。なんだかんだと、7ヶ月。さすがに、飛行機のまどから富士山が見えたときにはちょっと感動。
    痩せました。



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