ペダルワッシャーによるQファクターの調整

ペダリングの感じが平地を回転を上げて走る時はいいのですが、
峠の上り等で、踏み込むペダリングのときに左ペダルに対して力のかかり具合が微妙に心許ないような気がしていたのです。
なぜだろうとずっと思っていました。
それである時、「Qファクターでは?」と思いついて、ノギスで左右のQファクターを測ってみたのです。
すると右のQファクターの方が左よりも長いようなのです。

もちろん、微妙な差ですが左右のQファクターの左が短いせいだと、からくりが解けました。
この違和感をなくしたくて、左右のQファクターをピッタリ同じに調整することにしました。
最初立てた方針は、左クリートを少し内側に付けてシューズ全体の位置をより外側へ持ってくるというものでした。
しかし、ビンディングペダルのクリートというものはほんのちょっと動かしただけでまるでフィーリングが変わることがあるので、
クリートは動かしたくなかったのです。
それで、クリートを動かさずに左右のQファクターを調整するために、
ペダルワッシャーを左クランクと左ペダルとの合わせ面に入れることにしました。


ペダルワッシャーを入れたペダル軸

ペダルワッシャーを入れたので、左側のQファクターの違いはなくなりました。

ちょっと総Qファクターは広がった計算になりますが、試しに乗って見たところ、回す時足が開きすぎという感じもなく、
トルクをかけて踏み込んだ時の左右のペダルの踏み込みの感覚も同じになりました。
また左ペダルがいままでより少し外になったため左ペダルを下にした時の外足荷重がかけやすくなり、
右コーナーのコーナリングがしやすくなった気がします。

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