飲んだ日 |
1999/11/17 |
銘柄 |
Ch.カントナックブラウン94 |
仏>ボルドー>メドック3級>カントナック村(AOCマルゴー)/赤小田急ハルク |
購入店 |
価格 |
3800円 |
コメント |
中心に黒みがかった、濃いガーネット。縁はややオレンジ。
ジョンブゆっくりめ。年代のわりにはやや熟成を感じさせる色合い。
香りは強めで濃縮感がある。 プラム、カシス。コーヒー、バニラの樽香。 甘草、湿った土。 総じて、果実中心に複雑さの出始めた香り。アタックはまろやかでしっかりし
た果実味のあと、きめ細かいタンニンを感じ、酸はまるくしなやか。ボリュー ムはやや大きめで、後味に若干収斂性のある粉っぽいタンニン。
総じて果 実と渋み、酸味のバランスがよくとれており状態良好。今まさに飲み頃。
【82】 |
総評/
雑感 |
カントナックブラウンは決して世間の評価が高い銘柄ではないし、私の経験では強靭なタンニンに悩まされることの多い94ビンテージでもあったので、あまり期待せずに開けたが、結果は良い意味で予想を裏切ることになった。このワインも夏の間寝室におきざりにされていたので、熱で熟成が早まった結果ちょうどよい飲み頃にあたったということなのだろう。
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