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2003年の総括

2003.12.30. 掲載
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2000年は「歌のデータベース」構築、「歌と思い出」「歌の検索」の創作に没頭した。01年はDOS時代のパソコン関連のまとめとWindowsへの完全移行に費やした。02年は「心に生きることば」の創作にエネルギーを注いだ。それらに相当する私の今年の取り組んだ対象はDVD、とりわけDVDライブラリの蒐集だったと言わざるを得ない。

それは、DVビデオカメラで撮影したものを、パソコンでのノンリニア編集を行い、それをDVDに焼くことから始まった。そのための準備、研究を行い、その成果を息子夫婦の結婚式のビデオ作品として残した。この後、過去に編集したアナログビデオの作品をデジタル化してDVD作品とすることも試みたが、間もなく、私の関心は、創作よりも、過去の映画のDVDライブラリを蒐集することに向かってしまった。

そのきっかけとなったのは、自分が作った結婚式のDVDを鑑賞する道具としてDVDレコーダーを購入したことである。DVD映像はパソコンで観るよりもDVD専用のプレーヤーで観る方がより美しい。さらにHDD付きのDVDレコーダーであれば、LDやVHS、DVテープの動画、BS2の映画などの録画編集ができる。そこでこれを購入して実際に使ってみると、LDやVHS作品を録画編集してDVD化することができることを知った。

LDが発売されて以来、過去に観た映画、観たかったが観ることのできなかった映画のLDを買い求めてきていた。将来、創作する気力、体力、能力が衰えたときでも、それらの映画を鑑賞し楽しみむことはできるだろう、その時のために集めておこうという気持だった。その数は100枚を越えている。そのLDだが、数年まえからメディアの発売はなく、ビデオショップから姿を消し、プレーヤーも生産されていない。時間と費用をかけて得たものが役立たずの過去の遺物になってしまうという哀れな状態に陥ってしまっていた。

そのLDをDVDとして復活させることができるのだから、欣喜雀躍、この機能に飛びついたという次第である。一旦始めると、自分の気が済むまで続けたくなるのが私の性分。手持ちLDのDVD化から始まって、観たい映画などのDVDライブラリを蒐集することに発展してしまった。

自分のためのDVDライブラリを構築しようとすると、対象を選別し、それが入手可能か否かを調べ、入手方法も調べなければならないし、対象の分類、整理、それらのデータベースも作る必要がある。これは私にとってアトラクティブな問題で、その解決への意欲をかき立てられ、着々と蒐集件数を増やして行った。

最初は本年中に目標の95%くらいを達成したいと望んだが、結局は80%くらいで終わってしまった。それでも261件はある。私は80点主義の人間なので、これでも充分満足ではあるが、目標の95%くらいまで、件数で300近くまで蒐集をして、そこで終わりにしたいと思っている。

最初は、LDで持っているものは、同じものがDVDで発売されていても購入せず、LDをDVD化する方針でいた。しかし、LDをDVD化するには2時間から3時間が必要で、その間それを観ていなければならないという問題がある。市販されているDVDであれば、その時間は不要で、価格も猛烈に安くなり、7〜8000円したLDが2〜3000円、中には1500円にまで下がっているものもある。そうなると、「時は金なり」で、LDをDVD化するための時間が惜しくなり、DVDとして販売されていないものだけをLDからDVD化することに方針を変更した。これによって蒐集のスピードは急速に増した。

蒐集したDVDには、整理番号を貼り付け、その概略はこのWebサイトに「DVDライブラリ」として掲載している。また、そのデータベースは、整理番号順に、パソコンに収納してあり、ディスプレイで見ることができるが、必要に応じて、1〜2分でそのデータをプリントアウトすることができる工夫を行った。

最後に、現在のDVDライブラリ261点の内訳だけを、記しておくと、<1>音楽:90、<2>女優:46、<3>西部劇:28、<4>恋愛:13、<5>アニメ:5、<6>美術:5、<7>欧州:31、<8>邦画:10、<9>未分類:25、<10>記録:8、で圧倒的に音楽関係が多い。それに次いで女優、西部劇と続くが、私の趣味、興味、頭の構造を示しているのだろう。「酒と女と歌を好かない者は一生涯の馬鹿者だ」というマルチン・ルーテルに共感する者である。


<2003.12.30.>

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