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2019.12.26. 掲載
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目次
1.はじめに
2.筆まめデータフォルダ内に「年賀20」フォルダを作る
3.宛名(住所録)ファイルの作成
4.文面ファイルの作成
5.印刷準備
6.宛名印刷
7.文面印刷
8.年賀切手貼付・投函
9.受信年賀状チェック
10.まとめ
私は2008年から10年以上に亘って、同じスタイルの年賀状を続けてきた。(私の年賀状スタイル参照)
だから、今年もいつもの年末と同じように、迷うことなく来年の年賀状を作れる筈だった。
ところが、作業を始めると作り方が思い出せない。焦る、イラつく、疲れるで、心底参ってしまった。
昨年大腸がんの手術を受け、体力の衰えは自覚してきたが、知力がこれほど落ちていることを知り、ショックだった。
今年、年賀状を作るのに、これほどモタモタするのだから、来年、自分で年賀状を作ることはできなくなるかもしれない。
しかし、それは困る。生きて日常生活ができる間は、自分で年賀状を作って届けたいと強く思う。
そこで、年寄りの知恵を働かせて、「自分のための年賀状の作り方」をマニュアルにまとめることをしながら、なんとか年賀状作成作業を完了することができた。
だから、この記事は、自分で年賀状を作りたいと思う気持ちがある間の、私を助けてくれるはずの存在である。
2019年に使った「筆まめ」のデータを、2020年で使えるように、保存用フォルダを作り、このフォルダ内に、2019年の「筆まめ」のデータをコピー・ペーストする
a.2019年用フォルダ内の宛名ファイル(19年望年賀住所録.fwa と 19年経子年賀住所録.fwa)には年賀
以降の変化が加わっている。
喪中通知は翌年(2020年)出受欄の「喪中」の「受」にチェックを入れ、「宛名印刷しない」にチェッ
クを入れる
喪中通知を 年賀状と同じく 亡くなった年の翌年(2020年)の出受欄に記録することが重要である
b.2019年用フォルダ内の宛名ファイル(19年望年賀住所録.fwa と 19年経子年賀住所録.fwa)を2019年の
年末(12月25日以内)に、年賀20フォルダ(2020年)にコピーする
c.コピーしたファイルの名前を 20年望年賀住所録.fwa と 20年経子年賀住所録.fwa に改名する
この住所録は2020年の前年(2019年)年末の時点での住所録であり、喪中など連絡を受け、2020年は
賀状を出すことのできない人を含んでいることに要注意!
d.カード追加
e.カード削除
死亡など今後送信することのない宛名に限る。今後送信の可能性があれば、「宛名印刷しない」に
チェックを入れた状態でカードは残して置く
f.住所録(A)→カードの並べ替え→氏名フリガナ辞書順
g.「出・受」に、受信日や相手のコメントなどを記録しておく
h.「宛名印刷しない」にチェックする
・今年の年賀を最後としたいと書かれた人
・喪中通知のあった人
・死亡した人
・送信したが、受信が3年以上なかった人
・返信が10日以上後だった人
・今後年賀交換を続けたくないと思う人
i.「宛名印刷しない」のチェックを外す
・昨年(2019年)喪中通知のあった人
j.宛名レイアウト(2020年より差出人を2名併記)
差し出し人を宛名部位に2名併記することはできるが、違う1名を印刷することはできない。
差出人を宛名部位に載せないことはできるが、文面レイアウトで差し出し人を2名併記しているので
ハガキの裏表に差出人が書かれていても、受け取った人はより便利だと思われるのではなかろうか?
a.前年(2019年)フォルダ内のfwbファイル(文面ファイル)を、年末に全て「年賀20」フォルダに
コピーする
b.コピーしたファイルの2019を2020に改名する
つまり、2020.fwb、2020rio.fwb、2020yuu.fwb、2020sou0.fwb、2020sousou.fwbに改名する
2020.fwbは一般用、2020rio.fwb 2020yuu.fwb 2020sou0.fwbは3人の孫たち、
2020taro.fwbは友人の孫、2020sousou.fwbは賀状を頂いた人宛の個別文面である
c.文面は前年のスタイルをできる限り流用し、省力化と恒常化を計る
1.すべて横書き
2.トップに私たち夫婦の横長サイズの2ショット(ほぼ16:9)
3.ピクチャの年度別撮影分から今年の賀状用写真を選んでコピーし、2020.jpgと名付ける
4.この2020.jpgを調節して、2020.jpg の名前で同名保存する
5.筆まめを立ち上げ、「保存した文面デザインファイルを開く」をクリックする
6.年賀20のフォルダ内に予め作っておいた 2020.fwb ファイルをクリックし、表示された写真を
右クリックして、「別の画像に入れ替え」を選ぶ
7.2020.jpg の名前の画像を選び、取り込む
イラスト・写真のサイズが大きすぎる....適当なサイズに調整しますか?に対して[はい]を選ぶ
これでファイルは縮小され、前年と同じ位置に写真が入れ替わって収まる
8.画像枠を操作して大きさを変えても良い
9.2020.fwb以外のfwbファイルに対しても、同じように画像の変更を行う
●プリンターの選択
コントロールパネル→ ハードウェアとサウンド→
デバイスとプリンターの表示から、CANON TS8530 を選ぶ
●CANON TS8530 を通常使うプリンターに設定する
●プリンターの印刷ジョブの表示
CANON TS8530 を右クリックし、「印刷ジョブの表示」を選ぶ
これは、印刷を急停止する時に役立つ (印刷緊急停止)
●プリンターの印刷設定
CANON TS8530の電源を入れ、CANON TS8530を右クリックし、「印刷設定」を選ぶと
プリンタードライバーソフト画面が表示され、インク残量も表示される
○プリンターのインク残量のチェック
基本設定でインク残量を確かめ、残量の少ないインクのメモをとり、購入しておく
●印刷用紙
必要枚数の算出は、20年望住所録.fwaを開き、印刷タブを開き、印刷範囲に「すべて」を選ぶと
221枚が表示される。20年経子住所録.fwaでは59枚で、合計280枚となる
●印刷枚数
宛名印刷と文面印刷がある。宛名印刷は当然内容が全て異なるが、文面印刷は大部分が同じで、
文面の異なるのが4枚ある
●印刷中の注意
プレビューは必ず見ておく(∵ケアレスミスが防げるし、印刷しない段階でチェックできる)
プリンタ:CANON TS8530で、アプリ「筆まめ」を使って、宛名印刷をする
●「筆まめデータフォルダ」内の「年賀20フォルダ」内の「20年望住所録.fwa」を開くと
個人データが表示される
「印刷タブ」を開くと、「宛名印刷 - 20年望住所録.fwa画面」が表示される
「印刷範囲」として、「すべて」を選ぶと、
「221件の宛先を221枚の用紙に印刷します」と表示される
プリンタの設定を以下のように入力する
プリンタ:CANON TS8530
用紙・サイズ:ハガキ 100x148mm
給紙方法:オートシートフィーダ
印刷の向き:縦方向
簡単設定:
用紙種別:ハガキ宛名面
^^^^^^^^^^^^^^
印刷品質:推薦設定(標準)
^^^^^^^^^^^^^^^
ふちなし印刷:フチなし印刷なし
出力先:プリンタ
詳細設定:プリンタのプロパティ
キャノン写真はがき・光沢(KH−401)50枚を宛名面が表で、郵便番号が下方向に用紙を充填する
用紙充填量は最大50枚で、それ以上は用紙の上下移動がし難く、印字にズレができやすい
充填した用紙がそれぞれ癒着なく上下左右に動くように捌く。郵便番号の印字状態で確認できる
テスト印刷は必須(特に郵便番号の設定)
印刷開始
[印刷開始]ボタンをクリックすると印刷が始まり、1枚毎に排出される
用紙がなくなれば、印刷は休止し、用紙ランプが点灯する
用紙を新しく充填し、用紙ランプボタンを押すと印刷が再開する
●「筆まめデータフォルダ」内の「年賀20フォルダ」内の「20年経子住所録.fwa」を開くと
個人データが表示される
「印刷タブ」を開くと、「宛名印刷 - 20年経子住所録.fwa」画面が表示される
「印刷範囲」として、「すべて」を選ぶと、
「59件の宛先を59枚の用紙に印刷します」と表示される
以下、20年望住所録.fwaと同じ操作を行う
●宛名印刷の失敗例は「現カードのみ」で個別に再印刷する
プリンタ:CANON TS8530で「筆まめ」というアプリを使って文面印刷をする
文面は、孫3人へ別々の文面と友人の孫への合計4種類4枚、賀状返礼用1種類複数枚のほかは
基本文面である2020.fwbファイルで、これらを印刷する
最初に、孫3人へ別々の文面と友人の孫への合計4種類4枚を各1枚印刷する
宛名印刷で印刷した用紙から、2020rio.fwb、2020yuu.fwb、2020sou.fwb、2020taro.fwb に
対応する宛名の用紙を抜き出してプリンターに挿入し、それぞれに、2020rio.fwb、2020yuu.fwb
2020sou.fwb、2020taro.fwbを開くと、印刷設定項目が表示される
[印刷部数]を 1 とし、プリンターの設定を下記のようにする
プリンタ:CANON TS8530
用紙・サイズ:ハガキ 100x148mm
給紙方法:オートシートフィーダ
印刷の向き:縦方向
簡単設定:
用紙種別:キャノン写真はがき・光沢(KH−401)
^^^^^^^^^^^^^^^^
印刷品質:推薦設定(きれい)
^^^^^^^^^^^^^^^^
ふちなし印刷:フチなし印刷なし
出力先:プリンタ
詳細設定:プリンタのプロパティ
最後に、2020.fwb ファイルを開き、基本文面を印刷する
2020年望住所録.fwaと2020年経子住所録.fwaから年賀の宛名印刷をする件数は、望関係 221件
経子関係 59件、合計 280件である
この算出は2020年望住所録.fwaを開き、印刷タブを開き、印刷範囲を すべて にチェックを入れると
表示される221件の宛先と、2020年経子住所録.fwaを開き、印刷タブを開き、印刷範囲を すべて に
チェックを入れると表示される61件の宛先を合計したもの
この中から、孫関係の宛名4件を除いた279件が2020.fwbファイルの件数となる
63円 300枚 ¥18,900 購入
2019年10月1日より郵便料金変更(切手62円→ 63円、定形物82円→ 84円、定形外→ 120円)
赤スタンプを使わず「切手ぬらし器」を使って年賀切手を貼る
切手を郵便番号の上の線に合わせ、左を端に平行な距離で貼り、ティッシュで拭く
12月25日までに投函した年賀状は元旦に届くとのこと
年賀状交換では、先方に関する間違った認識により、不適切な内容を送信したりする場合があり得る。年賀状を送信すればそれで終わりではなく、受信年賀状のチェックが、来年の年賀状作成に欠かせない。
これまで10年以上続けてきた、同じスタイルの年賀状の作成であるのに、その作業がよく分からないのに困惑し、愕然となった。知力はここまで低下したのかと言う驚きである。
来年は知力の低下が更に進み、年賀状の制作を止めなければならないかもしれない。しかし、自分で作れる間は年賀状を届けたい。
そこで、老人の知恵を働かせ、「自分のための年賀状の作り方マニュアル」をまとめながら、2020年の賀状を何とか作り、投函することができた。
このマニュアルに助けてもらいながら、来年もこのスタイルの年賀状を作ることができるのではないかという希望を持っている。
老化には、体力、知力、気力の低下が伴うとこれまで漠然と思ってきたが、どうも知力の低下の割合が最も大きのではないかと思ったりする。
逆に最もその割合の小さいのが、気力の低下ではないかと考えたりもする。
恐らく、私という人間は、死ぬまで、自分の都合がよいように状況を理解して、生きていくのだろう。
しようがないことは諦めるが、しようがあると思うことは実現に努める。
Windows 8.1からアップグレードしたWindows10パソコンが壊れ、修理不能のため、新しくWindows10 PCを購入したら、有線LANが切断され、WiFiに変更した。悪いことは重なるもの通り、今度は長年愛用してきたプリンタ:EPSON PX-7Vの故障で、修理不能のため、Canon TS8530 を購入、知力・記憶力が怖いほど進行的に低下する中で、気力を頼りに、PC、プリンタの変更に対応する修正を行った。
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