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北ドイツ旅行

 2019.7.13.〜7.21.

2019.08.10. 掲載
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目次
1.北ドイツを選んだ理由
2.昨年海外旅行に行けなかった理由
3.北ドイツのあらまし
4.ハーメルン
5.ヒルデスハイム
6.ハノーファー
7.ツェレ
8.ブレーメン
9.ハンブルク
10.シュヴェリーン
11.ヴィスマール
12.リューベック
13.まとめ


1.北ドイツを選んだ理由

私の海外旅行先の選択の基準として、1)自分の人生に影響があった人物に関係してきた国であり、2)自分が好きな国であると決めて来た。ドイツには青春時代に影響を受けた人物が多く、清潔好きで、論理を通す頑固な国民性に好感を持ってきた。

これまでも何度かドイツを旅したが、北ドイツは訪れたことがなく、以前から旅行したいと思ってきた。

80歳ころから、聴力と体力の低下が年々進行的に増すことから、JTBの心ゆく旅の中にある「ハンザ同盟の古都をめぐる北ドイツ」を選んだ。

その理由は、この旅行が2都市での3連泊と4連泊で、体調不良の場合にはホテルで待機することにより、ツアーのメンバーに迷惑をかけずに済む。体力の落ちてきた老人には安心で、ありがたいからだ。


2.昨年海外旅行に行けなかった理由と、今年の出発までの経過

昨年2月に大腸がん(上行結腸がん)の手術を受けたが、術後、体力の低下が著しく、希望していた北ドイツの旅は断念せざるを得なかった。

今年行くことができなければ、来年の旅行は絶望的になるのは必定。そこで、1日7000歩以上のウォーキングと食事に極力気をつけ、昨年あきらめたツアーを申し込んだ。

しかし、思うようにはことは進んでくれない。1月末には腸炎にかかり、1週間ばかり下痢腹痛が続いた。その後も不定期に下痢がある。

2月には術後1年目の検診で、肺に異常陰影が見つかり、6ヶ月後の再検査の指示を受けた。

3月には咳嗽が長く続き、それは咳喘息の治療で寛解したが、ウォーキング量が減ったせいだろう、脚力が低下してきて不安になり、旅行キャンセルの相談のため、JTBの担当者を訪れもした。

そのような状態だったが、旅行をすることに決め、私が一番気にしている下痢による粗相に対処するため、9日間の旅行に対して9回分のオムツをスーツケースに入れ、1回分を機内持ち込み荷物に入れた。


3.北ドイツのあらまし


図1.ドイツ北部は、オランダ、デンマーク、ポーランドに接し、12〜15世紀にかけてハンザ同盟の中心だった



図2.今回の旅行は、1.ハーメルンから始まり、9.リューベックで終わる9都市巡りである


4.ハーメルン

ハーメルンはドイツ連邦共和国北部のニーダーザクセン州に属する都市。グリム童話にも登場する「ハーメルンの笛吹き男」の舞台として知られている。

グリム童話の舞台をつなぐ観光街道「メルヘン街道」の一部となっている。

夏になると、毎週日曜日に市中心部で「ハーメルンの笛吹き男」の屋外劇が開催される。



図3.ハーメルンの観光案内所



図4.ハーメルンの笛吹き男の絵をバックに、ネズミ像と並んで2ショット



図5.エリカ街道、ドイツ北部の街とハノーファーをつなぐ



図6.ハーメルンの笛吹き男の像



図7.ハーメルンの笛吹き男の像



図8.ハーメルンの笛吹き男の像の横で2ショット



図9.ハーメルンの笛吹き男の野外劇が、5月〜9月の毎週日曜日の12時から約30分行われる(動画より)



図10.ハーメルンの街では、たくさんのネズミが住みつき、好き放題におお暴れてしている(動画より)



図11.住人たちはネズミたちの乱暴に困り果て、町長や議員に何とかしろと叫ぶ(動画より)



図12.そこへ現れたのが、この派手な身なりの笛を持った男。「私におまかせ下さい」と申し出る(動画より)



図13.町長は、この男の手を握り「よろしく頼む」と大喜び(動画より)



図14.男は笛を吹き始めた(動画より)



図15.こどもたちはみんなニコニコ微笑んでいる(動画より)



図16.暴れていたネズミたちは、神妙に笛の音に聴き惚れている(動画より)



図17.ネズミたちは、笛を吹く男に、にじり寄っていく(動画より)



図18.ネズミたちは、笛の音の虜になり、一心不乱におとなしく聞き惚れている(動画より)



図19.笛吹き男は話す。町長さま、議員の皆様、私はこのようにネズミをおとなしくさせることができます(動画より)



図20.どうか私に褒美の金貨をください、そうすれば、ネズミたちを暴れないように致します(動画より)



図21.笛吹き男の申し出を聞いて、町長と議員たちは怒る(動画より)



図22.町長は笛吹き男に詰め寄り、お前は笛を吹いただけじゃないか、褒美をくれとは厚かましいと罵る(動画より)



図23.議員たちも町長にならい、笛吹き男を非難する(動画より)



図24.町長や議員たちが退場したあと、笛吹き男は「良く分かりました」とつぶやく(動画より)



図25.笛吹き男は笛を手にして、違った曲を吹き始める(動画より)



図26.笛の音に魅せられたのか、こどもたちが笛吹き男を取り囲む(動画より)



図27.笛の音に合わせて、こどもたちは楽しそうに踊り始める(動画より)



図28.一人だけ、踊らずこどもたちを見ている年上の女の子がいる(動画より)



図29.笛吹き男が笛を吹きながら歩くと、こどもたちは一列になって、笛吹き男を追う(動画より)



図30.笛吹き男は舞台から出ていこうとしている。年上の女の子はそれをじっと見つめている(動画より)



図31.笛吹き男とこどもたちは町の中へ出ていくが、町の人たちは金縛りにあって動くことができない(動画より)



図32.ネズミたちは暴れず、おとなしくしている(動画より)



図33.町の人たちは身動きができず、こどもたちが笛吹き男に連れ去られるのを嘆き、見守るばかり(動画より)



図34.そこへ、連れ去られたと思っていた年上の女の子が戻ってきた(動画より)



図35.この女の子の祖母、町のひとたち、町長や議員たちが、不安な気持ちで女の子を迎える(動画より)



図36.祖母は孫娘を抱きしめ、泣き出さんばかり(動画より)



図37.町の人たちは、連れ去られたこどもたちの安否を尋ねるが、年上の女の子は分からないと答えるばかり(動画より)



図38.そこへ、ネズミたちと一緒に笛吹き男が登場(動画より)



図39.笛吹き男の両側には連れ去られたこどもたち、ネズミたちはひれ伏して暴れていたことを詫びる(動画より)



図40.この野外劇に出演した町民全員が舞台に集合し、感謝の言葉を述べてフィナーレ 拍手喝采!!(動画より)



図41.結婚式の家の仕掛け時計 毎日13時と17時に、鐘の音に続いて笛吹き男の人形が扉から出てくる



図42.笛吹き男の人形が現れた こどもたちの姿が見える(動画より)



図43.笛吹き男の人形に引き寄せられて、こどもたちがその後を追う(動画より)



図44.後を追うこどもたち(動画より)



図45.後を追うこどもたち(動画より)



図46.大人はダメ!とこどもに引き止められる大人がいる(動画より)



図47.ダメダメ、ダメッテバ!!と引き戻される(動画より)



図48.扉まで戻される(動画より)



図49.扉の中に入れられる(動画より)



図50.扉が閉まり、オシマイ(動画より)  この建物は1610〜1617年に建てられたと聞く。古い昔話なのだ。


5.ヒルデスハイム

ヒルデスハイムは、ドイツ連邦共和国のニーダーザクセン州南部の都市。ここには、世界遺産に登録されている聖マリア大聖堂と聖ミヒャエル教会がある。聖マリア大聖堂はカトリック教会、聖ミヒャエリス教会はプロテスタント教会。



図51.ヒルデスハイム聖マリア大聖堂



図52.聖マリア大聖堂の後陣の中庭側の壁にある樹齢1000年のバラ



図53.聖マリア大聖堂は、16世紀前半の宗教改革後も、カトリック教会のヒルデスハイム教区の主教座大聖堂



図54.聖マリア大聖堂



図55.聖マリア大聖堂



図56.聖ミヒャエリス教会 16世紀前半の宗教改革の後、プロテスタント教会(ルーテル教会)となる



図57.聖ミヒャエリス教会本堂の天井には、13世紀に書かれたイエス・キリストの系統樹の天井画が残されている



図58.第二次世界大戦中は、この天井画の書かれた天井板は外され、安全な場所に保管されていた



図59.建物自体は爆撃を受けており、天井画以外の装飾品はほとんど失われている



図60.イエス・キリストの系統樹の天井画



図61.イエス・キリストの系統樹の天井画



図62.イエス・キリストの系統樹の天井画



図63.聖ミヒャエリス教会をバックに2ショット



図64.聖ミヒャエリス教会をバックにもう一度2ショット



図65.ヒルデスハイム旧市街 北ドイツ特有の木骨レンガ構造の美しい建物



図66.旧市街の美しい建物



図67.旧市街の美しい建物



図68.旧市街の美しい建物



図69.旧市街の美しい建物


6.ハノーファー

ハノーファーは、ライネ川沿いにある北ドイツの主要都市のひとつ。ニーダーザクセン州の州都である。ここには、大庭園、ベルク庭園、ゲオルゲン庭園、ベルフェン庭園の四つの庭園で構成されているヘレンハウゼン王宮庭園がある。



図70.ハノーファー市庁舎



図71.ハノーファー市庁舎正面階段



図72.市庁舎の天井ドームにある展望台に上るエレベーターは、ドームの傾斜にそって斜めにもなるのに驚く
こんなエレベーター見たことも、乗ったこともなかった



図73.ハノーファー市庁舎のドーム部分 この上に展望台がある



図74.ハノーファー市庁舎の展望台から見える景色1



図75.ハノーファー市庁舎の展望台から見える景色2



図76.ハノーファー市庁舎の展望台から見える景色3



図77.ハノーファー市庁舎の展望台から見える景色4



図78.ハノーファー市庁舎の展望台から見える景色5



図79.ハノーファー市庁舎の展望台から見える景色6



図80.ハノーファー市庁舎の展望台から見える景色7



図81.ハノーファー市庁舎の展望台から見える景色8



図82.ハノーファー市庁舎一階正面階段



図83. 1689年のハノーファー市のミニチュア



図84. 1939年のハノーファー市のミニチュア



図85. 2019年のハノーファー市のミニチュア



図86.ヘレンハウゼン王宮庭園



図87.ヘレンハウゼン王宮庭園をバックに2ショット



図88.ヘレンハウゼン王宮庭園



図89.ヘレンハウゼン王宮庭園



図90.ヘレンハウゼン王宮庭園



図91.ヘレンハウゼン王宮庭園


7.ツェレ

ツェレはドイツ連邦共和国のニーダーザクセン州に属し、ヴェーザー川の支流アラー川が街を流れる。

木組みの家が建ち並ぶ町が数あるドイツの中で、「北ドイツの真珠」と言われるツェレは、童話の中にいるような気持ちにさせてくれる町。

どの建物も木枠のデザインが美しく、横木や柱に色鮮やかな装飾が施され、ドイツ語やラテン語で刻まれた文字に紋章、年代、屋号が組み合わされている。生き物や植物など様々なデザインが彫り込まれ、彩りの美しさも素晴らしい。



図92.カラフルな木組みの家並み



図93.カラフルな木組みの家並み



図94.カラフルな木組みの家並み



図95.カラフルな木組みの家並み



図96.カラフルな木組みの家並み


8.ブレーメン

ブレーメンは、北海へ注ぐヴェーザー川の河口付近にある港湾都市だが、大きな船は寄港することができないため、更に河口に近い所にブレーマーハーフェンという港湾都市を持っている。

正式名称は「自由ハンザ都市ブレーメン」。ブレーメンとブレーマーハーフェンとの2都市合わせてブレーメン州を形成している。ブレーメン州は、ドイツ連邦共和国を構成する16連邦州のひとつ。

ブレーメンは、ハンザ同盟以来の貿易港として栄えているが、中世の繁栄を今に伝える市庁舎とその一帯は、ユネスコの世界文化遺産に登録されている。

日本ではグリム童話「ブレーメンの音楽隊」で有名。グリム童話にちなんだ観光街道「メルヘン街道」の終点にもなっている。

童話の中で、主人公らはブレーメンを目指して旅に出るものの、その途中、幸せになったところで話が終わるので、ブレーメンには到着していない。それでもブレーメンに音楽隊の銅像がある。



図97.メルヘン街道



図98.ベットヒヤー通りの入り口



図99.ベットヒヤー通り 「7人の怠け者」たちのレリーフが見える



図100.ベットヒヤー通り



図101.ベットヒヤー通り



図102.ベットヒヤー通りで2ショット



図103.マルクト広場に立つローラント像



図104.ローラント像 この像がブレーメンを見守り続ける限り、その自由と独立は守られるとされてきた



図105.マルクト広場に立つローラント像



図106.グリム童話に出てくるブレーメンの音楽隊の像



図107.ブレーメンの音楽隊の像の下で2ショット



図108.マルクト広場から2本の尖塔が見える聖ペトリ大聖堂



図109.ゴシック様式のファサードを持つ聖ペトリ大聖堂



図110.2本の尖塔を持つ聖ペトリ大聖堂



図111.ブレーメンの中心的な広場であるマルクト広場に面する市庁舎と、広場中央に立つローラント像



図112.市庁舎とローラント像



図113.シュノーア地区 パステルカラーのメルヘンチックな街並みが楽しめる一画



図114.シュノーア地区からも聖ペトリ大聖堂の尖塔が見える


9.ハンブルク

ドイツ北部、エルベ川の下流の両岸にあるドイツ最大の港湾都市。ベルリンに次ぐドイツ第二の大都市。

国際空港がある。ヨーロッパの交通の要地の一つ。造船・機械・石油精製・車体製造などの工業が発達。

ハンブルクは1241年以後300年以上にわたり、ハンザ同盟の中核として栄えた。

ハンブルク港と対岸を結ぶ旧エルベトンネルは今年、開通100周年を迎えた。



図115.人、自転車、自動車もエレベーターで地下に下り、旧エルベトンネルを利用する



図116.人、自転車、自動車もエレベーターで地下に下り、旧エルベトンネルを利用する



図117.地下に下り、ハンブルク港と対岸を結ぶ旧エルベトンネルを水平移動し、再びエレベータで地上に出る。



図118.ハンブルク港はエルベ川沿いで、河口から約100kmに位置するドイツ最大の港、欧州ではロッテルダム港に次ぐ



図119.対岸にライオンキングを興行中のシアターが見える



図120.エルプフィルハーモニー・ハンブルクの建物



図121. 2017年1月にオープンしたドイツ・ハンブルクのハーフェンシティ地区にあるコンサートホール



図122.窓ガラスの清掃?



図123.ズームアップしてみると、ロープに吊り下げられ、ガラス拭きをしているようだ



図124.ハンザ同盟の有力都市として栄えた古き良き時代を今に伝える世界遺産の倉庫街



図125.世界遺産の倉庫街をバックに2ショット



図126.もう一度倉庫街をバックに2ショット



図127.ハンブルク市庁舎



図128.ハンブルク市庁舎をバックに2ショット



図129.もう一度2ショット


ミニチュア ワンダーランド

ドイツ北部のハンブルクにあるHOスケール鉄道模型のテーマパーク

2000年12月に建設が始まった、世界中の風景・情景を1/87スケール (HOスケール) で再現しているジオラマテーマパークで、世界最大の鉄道模型レイアウト。

ハンブルク港湾地区の倉庫街に所在し、2020年完成を目指して建設中だが、既に完成した部分は一般公開を行っている。

床面積は7000m2、ジオラマの広さは1500m2で、線路の延長は15キロメートルを超える。 メルクリン製品を中心とするHOゲージが採用され、1040本の列車がデジタルコマンドコントロールにより運転されている。ジオラマ上には265,000体のフィギュアと9250台の自動車が配されている。



図130.イタリア ローマ コロッセウム



図131.イタリア ローマ トレビの泉



図132.イタリア ローマ ヴィットリアーノ



図133.イタリア ローマ サン・ピエトロ広場とサン・ピエトロ寺院



図134.イタリア ヴェネチア 鐘楼



図135.イタリア ヴェネチア リアルト橋



図136.イタリア ヴェネチア



図137.ドイツ ハンブルク 夕刻



図138.ドイツ ハンブルク 夜



図139.ドイツ ハンブルク エルプフィルハーモニー



図140.ドイツ ハンブルク エルプフィルハーモニー



図141.ドイツ ハンブルク ミュージカル興行シアター



図142.ドイツ ハンブルク ミュージカル興行シアター


10.シュヴェリーン

シュヴェリーンは、北ドイツ・メクレンブルク=フォアポンメルン州の古都。人口10万人弱のドイツで最も小さな州都は「北のフィレンツェ」、「7つの湖の街」、「大聖堂の街」、「居城都市」といった数々の異名をとる。

シュヴェリーン湖に浮かぶ島の上にたたずむシュヴェリーン城は、北ドイツきっての名城といわれ、その美しさから「湖上の宝石」とたたえられる。

フランス・ロワール地方のシャンボール城をモデルにしたといわれ、一般的なドイツの城とは異なる華やかな外観に魅せられる。

シュヴェリーン城をさらに特別なものにしているのが、バロック様式の庭園。



図143.広大な庭園の奥にシュヴェリーン城が見える



図144.ズームアップすると素晴らしい!



図145.シュヴェリーン城と庭園をバックに2ショット



図146.ズームアップでもう1枚



図147.華麗にして、威厳のあるこの姿に、感動あるのみ



図148.シュヴェリーン城を囲むシュヴェリーン湖がやすらぎを与えてくれる



図149.静かで美しい



図150.角度を変えて撮ったシュヴェリーン城



11.ヴィスマール

ヴィスマールは、ドイツ北部、バルト海に面した小都市で、かつては、ハンザ同盟都市の一つであった。
現在は、ドイツのメクレンブルク=フォアポンメルン州ノルトヴェストメクレンブルク郡の郡都。

45キロメートル西にリューベック、30キロメートル南にシュヴェリーンがあり、ヴィスマール湾に面した天然の良港を持っている。 教会や市内の建造物は「ハンザ同盟都市の煉瓦建築」を代表している。



図151.ロケットを思わせるかたちのヴィスマール・マリエン教会



図152.ヴィスマールのマルクト広場にある給水塔



12.リューベック

リューベックは、ドイツにある16つの連邦州のなかでも最も北にあるシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州の中の都市。 13世紀〜15世紀頃まではハンザ同盟の盟主として繁栄を誇り、「ハンザの女王」とも称された。

トラヴェ川(西)とトラヴェ運河(東)とに囲まれた楕円系の中洲が旧市街地で、その全体が世界遺産に登録 されている。

赤レンガ造りの建物が街に独特な雰囲気を醸し出す旧市街は、今も中世の面影を感じることができる。



図153.リューベック地図



図154.リューベック中央駅



図155.ハンザ商人たちが資金を寄付して、1280年に建てられた聖霊養老院



図156.聖霊養老院のミニチュア



図157.聖霊養老院のステンドグラス



図158.聖霊養老院のステンドグラス



図159.船員組合の家の入り口



図160.船員組合の家の中はレストランになっている



図161.トーマス・マンと、兄のハインリヒ・マンの兄弟が過ごした建物が、マン兄弟記念館になっている



図162.マリエン教会の周囲は建て込んでいるので、全景が見えるのはペトリ教会展望台からのみ



図163.マリエン教会内部 コンサートの練習中



図164.マリエン教会内パイプオルガン



図165.青年時代のバッハは、この教会のオルガニスト ブクスフーデの演奏に感銘を受けた



図166.バッハは、4ヵ月もリューベックに滞在し、ブクスフーデの演奏を聴いたという



図167.マリエン教会の建設が終われば飲み屋ができると知って、喜ぶ酒飲み悪魔の銅像



図168.マリエン教会にある「死の舞踏」というステンドグラス



図169.第二次世界大戦の爆撃で焼け落ちた鐘の残骸が、地面に落ちたそのままの状態で保存されている



図170.リューベック市庁舎



図171.リューベック市庁舎



図172.聖ペトリ教会の塔からの眺めると、中央にホルステン門、その左前方にレンガ造りの「塩倉庫」が見える



図173.ホルステン門と「塩倉庫」をズームアップ



図174.中央に見えるマリエン教会は、13〜14世紀にかけて建造され、レンガ造りではドイツ最大の教会である



図175.聖ペトリ教会の塔から眺めたマリエン教会



図176.聖ペトリ教会の塔からの眺め



図177.レンガ造りの「塩倉庫」の建物が、ホルステン門内南隣のトラーヴェ川沿いに立っている



図178.ホルステン門はリューベック旧市街の入り口に建ち、リューベックの象徴と言われる建造物



図179.リューベック旧市街の入り口に建つ、ホルステン門の内側



図180.門の外側の上部には、CONCORDIA DOMI FORIS PAX(内に結束、外に平和を)と書かれている



図181.ホルステン門の外側



図182.ホルステン門をバックに2ショット



図183.ホルステン門をバックに2ショット



図184.ホルステン門をバックに2ショット


トラーヴェミュンデ

リューベックの地区で、トラーヴェ川の河口に位置し、リューベック湾に面する。 ドイツ最大の港であり、スウェーデン、エストニア、フィンランドなどへ船が出ている。 また、古くから海水浴場などのリゾート地として発展してきた。



図185.トラーヴェミュンデの地図



図186.トラーヴェミュンデの港をバックに2ショット



図187.トラーヴェミュンデの港をバックに2ショット


13.まとめ

1.昨年は大腸がんの手術を受け、体調不良のため、海外旅行を断念した。

2.今年行くことができなければ、来年の旅行は絶望的になると思い、体力向上に努めた。

3.旅行の行程も宿泊が2都市の3連泊と4連泊のプランを選び、現地で体調不良になれば、
 ホテルで待機し、ツアーのメンバーに大きな迷惑をかけずに済ませることを願った。

4.旅行に出発する直前まで、いろいろ問題が出てきて、何度か旅行のキャンセルを考えた。

5.83歳の私、76歳の妻は、ツアーのメンバーの中で最年長だったが、無事集団行動に参加できた。

6.旅行は予想した以上、期待した以上に良かった。最近の海外旅行では、旅の記録を専ら写真で行って
 きたが、今回は動画の記録も加え、それが私にとって良い記録となった。

7.訪れた北ドイツは、その数日前までの記録的な猛暑が収まり、逆に寒く感じる日もあったが、
 全体的には恵まれた天候だったと思う。

8.来年の海外旅行も何とか参加できそうな気持ちになれたのが、今回の旅行の大きな収穫である。


<2019.8.10.>

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