ホーム > サイトマップ > 旅行 > ヨーロッパ > 北ドイツ旅行 |
2019.08.10. 掲載
このページの最後へ |
目次
1.北ドイツを選んだ理由
2.昨年海外旅行に行けなかった理由
3.北ドイツのあらまし
4.ハーメルン
5.ヒルデスハイム
6.ハノーファー
7.ツェレ
8.ブレーメン
9.ハンブルク
10.シュヴェリーン
11.ヴィスマール
12.リューベック
13.まとめ
私の海外旅行先の選択の基準として、1)自分の人生に影響があった人物に関係してきた国であり、2)自分が好きな国であると決めて来た。ドイツには青春時代に影響を受けた人物が多く、清潔好きで、論理を通す頑固な国民性に好感を持ってきた。
これまでも何度かドイツを旅したが、北ドイツは訪れたことがなく、以前から旅行したいと思ってきた。
80歳ころから、聴力と体力の低下が年々進行的に増すことから、JTBの心ゆく旅の中にある「ハンザ同盟の古都をめぐる北ドイツ」を選んだ。
その理由は、この旅行が2都市での3連泊と4連泊で、体調不良の場合にはホテルで待機することにより、ツアーのメンバーに迷惑をかけずに済む。体力の落ちてきた老人には安心で、ありがたいからだ。
昨年2月に大腸がん(上行結腸がん)の手術を受けたが、術後、体力の低下が著しく、希望していた北ドイツの旅は断念せざるを得なかった。
今年行くことができなければ、来年の旅行は絶望的になるのは必定。そこで、1日7000歩以上のウォーキングと食事に極力気をつけ、昨年あきらめたツアーを申し込んだ。
しかし、思うようにはことは進んでくれない。1月末には腸炎にかかり、1週間ばかり下痢腹痛が続いた。その後も不定期に下痢がある。
2月には術後1年目の検診で、肺に異常陰影が見つかり、6ヶ月後の再検査の指示を受けた。
3月には咳嗽が長く続き、それは咳喘息の治療で寛解したが、ウォーキング量が減ったせいだろう、脚力が低下してきて不安になり、旅行キャンセルの相談のため、JTBの担当者を訪れもした。
そのような状態だったが、旅行をすることに決め、私が一番気にしている下痢による粗相に対処するため、9日間の旅行に対して9回分のオムツをスーツケースに入れ、1回分を機内持ち込み荷物に入れた。
ハーメルンはドイツ連邦共和国北部のニーダーザクセン州に属する都市。グリム童話にも登場する「ハーメルンの笛吹き男」の舞台として知られている。
グリム童話の舞台をつなぐ観光街道「メルヘン街道」の一部となっている。
夏になると、毎週日曜日に市中心部で「ハーメルンの笛吹き男」の屋外劇が開催される。
ヒルデスハイムは、ドイツ連邦共和国のニーダーザクセン州南部の都市。ここには、世界遺産に登録されている聖マリア大聖堂と聖ミヒャエル教会がある。聖マリア大聖堂はカトリック教会、聖ミヒャエリス教会はプロテスタント教会。
ハノーファーは、ライネ川沿いにある北ドイツの主要都市のひとつ。ニーダーザクセン州の州都である。ここには、大庭園、ベルク庭園、ゲオルゲン庭園、ベルフェン庭園の四つの庭園で構成されているヘレンハウゼン王宮庭園がある。
ツェレはドイツ連邦共和国のニーダーザクセン州に属し、ヴェーザー川の支流アラー川が街を流れる。
木組みの家が建ち並ぶ町が数あるドイツの中で、「北ドイツの真珠」と言われるツェレは、童話の中にいるような気持ちにさせてくれる町。
どの建物も木枠のデザインが美しく、横木や柱に色鮮やかな装飾が施され、ドイツ語やラテン語で刻まれた文字に紋章、年代、屋号が組み合わされている。生き物や植物など様々なデザインが彫り込まれ、彩りの美しさも素晴らしい。
ブレーメンは、北海へ注ぐヴェーザー川の河口付近にある港湾都市だが、大きな船は寄港することができないため、更に河口に近い所にブレーマーハーフェンという港湾都市を持っている。
正式名称は「自由ハンザ都市ブレーメン」。ブレーメンとブレーマーハーフェンとの2都市合わせてブレーメン州を形成している。ブレーメン州は、ドイツ連邦共和国を構成する16連邦州のひとつ。
ブレーメンは、ハンザ同盟以来の貿易港として栄えているが、中世の繁栄を今に伝える市庁舎とその一帯は、ユネスコの世界文化遺産に登録されている。
日本ではグリム童話「ブレーメンの音楽隊」で有名。グリム童話にちなんだ観光街道「メルヘン街道」の終点にもなっている。
童話の中で、主人公らはブレーメンを目指して旅に出るものの、その途中、幸せになったところで話が終わるので、ブレーメンには到着していない。それでもブレーメンに音楽隊の銅像がある。
ドイツ北部、エルベ川の下流の両岸にあるドイツ最大の港湾都市。ベルリンに次ぐドイツ第二の大都市。
国際空港がある。ヨーロッパの交通の要地の一つ。造船・機械・石油精製・車体製造などの工業が発達。
ハンブルクは1241年以後300年以上にわたり、ハンザ同盟の中核として栄えた。
ハンブルク港と対岸を結ぶ旧エルベトンネルは今年、開通100周年を迎えた。
ドイツ北部のハンブルクにあるHOスケール鉄道模型のテーマパーク
2000年12月に建設が始まった、世界中の風景・情景を1/87スケール (HOスケール) で再現しているジオラマテーマパークで、世界最大の鉄道模型レイアウト。
ハンブルク港湾地区の倉庫街に所在し、2020年完成を目指して建設中だが、既に完成した部分は一般公開を行っている。
床面積は7000m2、ジオラマの広さは1500m2で、線路の延長は15キロメートルを超える。 メルクリン製品を中心とするHOゲージが採用され、1040本の列車がデジタルコマンドコントロールにより運転されている。ジオラマ上には265,000体のフィギュアと9250台の自動車が配されている。
シュヴェリーンは、北ドイツ・メクレンブルク=フォアポンメルン州の古都。人口10万人弱のドイツで最も小さな州都は「北のフィレンツェ」、「7つの湖の街」、「大聖堂の街」、「居城都市」といった数々の異名をとる。
シュヴェリーン湖に浮かぶ島の上にたたずむシュヴェリーン城は、北ドイツきっての名城といわれ、その美しさから「湖上の宝石」とたたえられる。
フランス・ロワール地方のシャンボール城をモデルにしたといわれ、一般的なドイツの城とは異なる華やかな外観に魅せられる。
シュヴェリーン城をさらに特別なものにしているのが、バロック様式の庭園。
ヴィスマールは、ドイツ北部、バルト海に面した小都市で、かつては、ハンザ同盟都市の一つであった。
現在は、ドイツのメクレンブルク=フォアポンメルン州ノルトヴェストメクレンブルク郡の郡都。
45キロメートル西にリューベック、30キロメートル南にシュヴェリーンがあり、ヴィスマール湾に面した天然の良港を持っている。 教会や市内の建造物は「ハンザ同盟都市の煉瓦建築」を代表している。
リューベックは、ドイツにある16つの連邦州のなかでも最も北にあるシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州の中の都市。 13世紀〜15世紀頃まではハンザ同盟の盟主として繁栄を誇り、「ハンザの女王」とも称された。
トラヴェ川(西)とトラヴェ運河(東)とに囲まれた楕円系の中洲が旧市街地で、その全体が世界遺産に登録 されている。
赤レンガ造りの建物が街に独特な雰囲気を醸し出す旧市街は、今も中世の面影を感じることができる。
リューベックの地区で、トラーヴェ川の河口に位置し、リューベック湾に面する。 ドイツ最大の港であり、スウェーデン、エストニア、フィンランドなどへ船が出ている。 また、古くから海水浴場などのリゾート地として発展してきた。
1.昨年は大腸がんの手術を受け、体調不良のため、海外旅行を断念した。
2.今年行くことができなければ、来年の旅行は絶望的になると思い、体力向上に努めた。
3.旅行の行程も宿泊が2都市の3連泊と4連泊のプランを選び、現地で体調不良になれば、
ホテルで待機し、ツアーのメンバーに大きな迷惑をかけずに済ませることを願った。
4.旅行に出発する直前まで、いろいろ問題が出てきて、何度か旅行のキャンセルを考えた。
5.83歳の私、76歳の妻は、ツアーのメンバーの中で最年長だったが、無事集団行動に参加できた。
6.旅行は予想した以上、期待した以上に良かった。最近の海外旅行では、旅の記録を専ら写真で行って
きたが、今回は動画の記録も加え、それが私にとって良い記録となった。
7.訪れた北ドイツは、その数日前までの記録的な猛暑が収まり、逆に寒く感じる日もあったが、
全体的には恵まれた天候だったと思う。
8.来年の海外旅行も何とか参加できそうな気持ちになれたのが、今回の旅行の大きな収穫である。
ホーム > サイトマップ > 旅行 > ヨーロッパ > 北ドイツ旅行 このページのトップへ |