こばくち日記


2003/8/31.(日)
馬券王対決
 東京へ移動途中に大阪へ寄ってくれたサネさんと難波で馬券対決をしてきた。小倉の7R、ちょうど未勝利の終わった後からのスタートであった。ワシはとりあえず最初は勝負ではないので細かく刻んで当たればラッキーくらいの気持ち。そんなだから当然、外れる。まあそんなに痛くはない。勝負は9Rからだ。アンカツ狙いだが一応、タテ目も押さえておく。アンカツが大暴走でバカ逃げする。ああ押さえておいてよかったな。直線に入って来た来た。押さえでも結構つくぞ。と思いきや、最後にたれて敢無く撃沈。
 10Rもアンカツだ。今度こそ間違いない。そいやあっと今度は間違えのないように単勝勝負である。だが、スタートになってモニターに映し出された映像にはなんと水しぶき。のめるのめるのめるぞー馬がのめるぞ。またも撃沈。
 11Rは札幌、新潟、小倉とどれを取るか。メンバー的に面白いのは新潟の新潟記念。堅そうなのは小倉。とりあえず単だけはというのが札幌。もし10Rを取っていれば1000円くらいハッピーパスの単勝でも買って見てようかなと思ったが負けたのでやめる。ところが、これが来るのだ。競馬って不思議だな。サネさんは取っていたが安目と無念の様子。新潟はかすりもせず、小倉は1点勝負するも再び撃沈。もう勝てそうにないし、最終は最近ダートしか走ってない馬から買うつもりだったのでやめた。ところが後で確認したところ、どうやら取れていたらしい。しかも本線。馬単。60倍超。全部取り返せてたではないか。第2ラウンドも驚異の4連続ラスで体勢決定。その後2連勝するも結局負けを倍に増やすだけの結果となった。無念。今回はワシの完敗ということで。

2003/8/18.(月)
まけました。かちました。
 たぬカップについて。掲示板で速報したとおり予選敗退。
 まずは1回戦。来た順に受け付け番号が振られてそのまま1〜4は1卓に、という具合だったので同卓したワシ以外の3人はみんな連れだったらしい。まあ慣れ合いでなくガチで打ってくれたのでよかった。ここは何事もなく2着。満貫を一発かまして+8と好発進である。
 2回戦。ヲタが1名にデヴが1名。暑苦しいメンツだったが1回戦の勢いをそのままに親満をあがりその後も着実にあがりを重ねて南入時には4万点超だったので後は爆守備、と思ってたらデヴに親倍ツモられてあっさりまくられる。結局、+15しか加算できず。かなり痛手だった。
 3回戦。何故か、2回戦のヲタとデヴが同卓。ランダムで組み合わせを決めてるからこういうこともあるとか。参加40人(新宿店のみ)のうち、3人が2度続けて同卓する確率は、
     1÷(40×39×38)=0.0017% 
となる。銀行預金の利子並だ。で、前回ダントツのラスだったヲタがやはり今回もラスで新メンツが1人抜けたトップ。ワシとデヴの熾烈な2着争いだ。前回の恨みをここで晴らして尚且つ準決進出へ少しでも楽にしておきたいものである。だが、南場の親で突如ヲタが爆発した。デヴから親満を直撃するとすかさず親ハネツモで2着浮上。ワシは僅差の3着でそのままゴールイン。−24。これでかなり予選落ち濃厚になった。
 4回戦の前に途中経過が発表される。予選通過14名のボーダーは+34。ワシは−1なのでトップを取ればまだまだ可能性は残されている(ウマが15−30なので3万点持ちトップなら+50になる。)ということになり、俄然ヤル気が復活する。だが、4回戦は今までよりも手強そうなメンツだ。1人はカモっぽいのでまあ格下として、フリーに手慣れた感じのオヤヂと和田サンみたいな風貌の兄さんは強そうだし、実際、和田サン中間発表でトップらしい。ワシも気合入りまくり押忍夜露死苦なんだがほぼ予選通過ケテーイの和田サンは余裕で1000点とかで流しにかかる。オヤヂが1人、親の連荘で点棒を貯めまくる。ワシは親でカスみたいな配牌が来る。ああもうダメポ。
   安西先生「あきらめたらそこで試合終了だよ。」
   ワシ「安西先生!…… 麻雀がしたいです……」

 しかし、現実はそう上手くいくわけがなくそのまま終了。ワシは3着であえなく沈没したのであった。

 今日は本戦に出て帰って来れないつもりで休みを取っていたので昼間から東風。案の定、この時間帯には夏厨かヒッキーしかいないのでRRが1200台とかいうような雑魚ばっか。ワシ1人RR1600超。もう、みんな凄いんです。出るポン見るチー即チョンボ。何でもありでワシのとこには黙っていても点棒が入ってくるという仕組み。拾うよりも楽に点棒が集まるザンス。で、東3局ワシ親。相も変わらず大食い大会で、ワシ以外は2フーロー以上。ワシはテンパイだが親なので連荘するためにダマ。
  ドラ
 そこへ下家4フーロー目。素っ裸。打。すかさず対面がカン(!)。
 ワシももう限界だ。リチコ。当然、ストリートキング下家は困る。熟考の末、ツモ切り。
  ドラ カンドラ ウラ
 南無阿弥陀仏。240Zで下家はあえなく昇天されたのでした。
 早く上ラン卓で打ちたーい

2003/8/12.(火)
シェリー
 来るべき今週末のたぬカップに備えて調整のためフリーに突撃。ここしばらくフリーの成績は芳しくない。三面待ちリーチなのに追っかけられてペンチャンにズドンとか。さて今日はどうか。
 同卓したのは上家に普通のセイガク、対面に慣れたオッサン、下家は対面の連れらしきフリー初心者のオッサン。とりあえず最初は様子見していると初心者オヤヂいきなりチョンリーツモ上がりで罰符。しめしめと思って、こちらも負けじとリチコ。初心者オヤヂ悩んだ挙句ドラを切って追っかけ。ワシは絶好のイーペイ両面待ちなのでまず勝ったと思い牌をツモってくる。三萬。違う。切る。ズドン。
  ロン   ドラ 
 ペン三萬。リーチ一発赤裏3でハネ満。
 これが尾を引き、ワシには駄配牌と駄ツモしかこない。いつしかツモられ貧乏で南入。


シェリー 俺は転がり続けて こんなラスにたどりついた


 配牌。クソ。こんな時には字牌のドラは来ない。第1打ドラ切り。2巡目。来ちゃったよ!


シェリー 俺はあせりすぎたのか むやみに何もかも 捨てちまったけれど


 まあ何だかんだで堪えているとようやくメンタンピン三色が見えてきた。しかし長いイシャテン。親の先制リーチがかかる。一発ツモ。


シェリー あの頃は夢だった 夢のために生きてきた俺だけど


 対面オヤヂ「メンピン一発ツモ、裏はと…2丁で6000と3枚オール!!」


シェリー おまえの言うとおり 金か夢かわからない暮しさ


 やけくそだ、いったれ南ポーン、東カーン、ドラポーン。セイガク「ロン。ピンフ千点」


転がり続ける 俺の生きざまを
時には無様なかっこうでささえてる



 そしてオーラス。ワシは5千点で親を迎えた。とにかく上がらなければならない。配牌。
  ドラ
 123の三色しかありませんな。この際、ドラは無視。

 結構出来てきたぞ。あと一息。
 初心者オヤヂ「リーチィ」
 よし、ここは1巡現物で回して、と。
 「一発ツモォォ」


シェリー 俺はうまく打てているか
      俺はうまく回せているか
      俺の笑顔は卑屈じゃないかい
      俺は誤解されてはいないかい
      俺はまだ馬鹿と呼ばれているか
      俺はまだまだ恨まれているか
      俺に愛される資格はあるか
      俺は決してまちがっていないか
      俺は真実へと歩いているかい



 そして、1000円アウト。


シェリー いつになれば俺は這い上がれるだろう
シェリー どこに行けば俺はたどりつけるだろう
シェリー 俺は歌う 愛すべきものすべてに




 こんなんでたぬカップ勝てるんか??

2003/8/8.(金)
今日は台風
 日頃利用している交通手段がNトラムという非常に風に弱い乗り物ゆえ今日は公許で即帰宅。おかげでゆっくりと明日の予習ができるというものだ。台風情報はさておき虎辞書なるを見ながら東風。

 本日はRR1590からスタート。テーマは昨日に同じ。だが、周りが早い高い。倍満連発。とてもじゃないがついていけない。ツモられ貧乏で起死回生親リーをかけるも追っかけに一発ズドン。裏も乗って倍満でアボーン。
 悔しいのでもう1半荘。今度は一転して小場。ていうか出るポン見るチーオヤヂばかりなので千点二千点の応酬。ワシはオシのように黙ったままラスながら22000持ちで南入。満ツモ一発で捲れる余裕の圏内だ。まずはトップが親チョンボで自爆。次局は先制リーチがかかるも何とか凌ぎ切ってツモタンチートイで2着浮上。後は1000点差のトップだけ。
 オーラスはワシの親である。何でも上がればトップという局面で理想的なピンフ形。あっという間にイシャテンまで来るがここから動かない。そうこうしているうちにトップがやはり出るポン見るチーで2鳴き。早そうである。ワシは振り込まないように注意しながらイシャテンのまま回していると、出る出るオヤヂからラスへ2000点放銃。あえなく自爆で漁夫の利を得たのでありました。

 さあ予想するぞ。

2003/8/7.(木)
東風なぞ。
 最近、東風に1日1回入っている。
 事の始まりは、打ち筋の研究をしてみたいなと。で、実験的に色々試してみたい。だが、フリーでやると金もかかるし迷惑もかかる。ということで、ノーレート、周りの迷惑かえりみない厨の多い東風となったのだ。
 もちろん、やるからには上を目指す。目標はRR2000、と言いたいところだがそんなのは非現実的すぎるし、実験もやりたいので無理だ。とりあえず、上ランに入卓できる1650が目標だ。
 元々、東風には入っていたのでRRはかなり変動している。一時、かなり投げやりだった時分に1300以下まで下がったこともあるが、最近は真面目に(ノーレートなのにピンで打っているかのような真剣さ)打っているので1600くらいまで来た。

 さて、今日のメンツはワシも含めて1500台が3人と1200台が1人。こういう場合はえてして3強1弱になりやすい。だが東パツで1200台が親満を直撃。これはバカヅキハリケーン来襲かと思い、ワザと差し込み親を流すワシ。そこで流れが変わったか、後は1200台の一人フリーバッティング状態。あっちに打ち込みこっちに打ち込み。あっという間に5000以下に。その時点でワシはあまり恩恵に蒙らずほぼ原点からやや浮き状態。2強がかなり突っ走っている。南入した辺りでそろそろ止めねばなるまい。
 まずは東ラスの親番でメンピンを1200台から出上がり。ワシも恩恵にあずかったところで1200台トビマストビマス。上はまだ遠いのでリーチをかけられずドラドラながらあがれず。次局は1200台の親なのでなんとかあがらせてやりたいところだがコイツがRRにたがわず下手くそ。ドが3つくらいつく。ドラ。10巡目くらいでリーチなんだが見え見えの待ち。ワシも含めて3人ともソーズ以外をビシビシ勝負。当然のように流れて全員テンパイ。手を開けたらびっくり。もうちょっとのばせばダマで5800いけるだろうが…。リー棒が出たので1200台、残り600点。もう大ピンチ。
 こういう時に限ってワシの手は早いの安いの吉野家である。5巡目にして早くもテンパイ。
  ドラ
だが手はただのピンフドラ1。もちろんツモったらおしまいだが、かといってツモったところで3着。1手でメンタンピン三色ドラ1のハネ満になるので我慢汁。しかし早漏。安めのを一発ツモ。切りでフリテン3メンチャンという手もあるが、それでもせいぜいメンタンピン即ツモ。裏が乗れば捲れるが、
1.タンヤオになるを持ってこなければならない。
2.一発でないと満貫止まりの可能性大。
3.1200台はまあいいが残りの2軒ともビシビシ突っ込んでくる傾向。
仕方なしにツモ3着確定。1650への道は険しい。

ちなみに今日の実験は「鳴かない」。もちろん鳴いた方がいい局面もある。特に親番で連荘したい時に役牌を鳴くとかなり速度はあがる。が、そこを堪えてじっくり手作りをすることに専念してみた。まだ分からないのでもう少しこのテーマで行ってみようと思う。

2003/6/23.(月)
久々に日記なぞ書いてみる
 日記をはじめとしたHPの更新をサボっていたが、これは新指数の開発を最優先させていたためなのだ。だがしかし、ちょと行き詰まりを感じたので攻めの方向性を変更すると共に、HPの更新も少しずつしていこうと思う。

 久々の日記なのだが、いきなり厳しい現実を書かねばならない。すなわち、春のGI只今連敗中ということだ。これはつらい。そしていよいよ最終戦。宝塚記念である。これはもう当てに行かないと。
 その前哨戦ということで土日も競馬にいそしむのであった。両日共に平場は堅めをまずまず取りに行きその日の資金を稼げた。
 さて、日曜である。福島10R。藤沢厩舎が誇る駄馬、ウインラディウスが出ている。前日の函館メインの影響もあり、藤沢株は上がるばかりである。もうこれはグリグリ1番人気間違いなしである! と思ってワシは出かけたわけである。が、現実とは厳しいもので、なんと、2番人気なのである!! これはどうしたことか。で、1番人気はワシの本命マイティスピード。みんな同じことを考えていたというわけだ。しかし、締め切り前にはウインラディウスが買われ始めてマイティの単オッズは3倍に迫った。これはもう単勝負である。ワシはおもむろに諭吉様を機械に突っ込み1番にマークした用紙を入れて、そして、きっちり釣銭を7枚頂いた。財布には諭吉が1枚しかなかったのだ。仕方ない。
 レースが始まり、マイティ蛯名はビャイーンを豪快に渇徒武。10馬身以上の大逃げである。もうワシは「そのまんまああああ」と心の絶叫である。ウインラディウスはというと3番手辺りを無難に追走していたが、3角でコリャいかんわいとエッチラオッチラと加速しはじめ4角では差を詰めてきた。マイティはまだ手ごたえがあるのだが、直線に入ってからものつんごい勢いで差してくるウイン。「あいやああああ、そのまんまああああ。残れ残れええええ」ワシの魂の叫びである。だがその叫びも空しくウインが前に出る。あうあうあう。マイティも最後に根性を見せる。ウインも最早バテバテだ。最後は凄まじいバテ合いだったがかろうじてマイティがほんのちびっとだけ前に出てくれた。おかげでワシは単勝と馬単とW的中である。そうなれば最早この日はおしまいとばかりにメインをわずかばかり買って負けた後、雀荘突撃である。
 この日はプロを含む厳しい卓での対戦となった。卓に着くなり早々と次のような配牌である。
  ドラ
 厳しいのう。で、第1ツモが。とりあえず、様子見でを切る。この時点で三色も見つつホンイツ狙い。
 次のツモが。ぐふふ。これは行くしかない。切り。で、数巡後には下のような牌姿。

 チートイも見えるが、發が出たら当然ポンだ。そして、ツモは。キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!。
 当然、切り。チートイ1シャンテンだが、そんなチンケなもんは狙わん。ワシはまさに手に汗握り、待ち構えていた。そこへ、ツモ。ぐふふふふ。を切っていよいよである。もうワシの頭の中はウイニングランである。ここへ發か6・8ソーをツモってくればW役満テンパイである。別に得点はWにはならんのだが、気分的に気持ちが良い。当然、はったらダマ。わざわざ警戒させる理由もない。また、出たらポンだ。ここは確実にこの手をモノにして久々の役満を満喫しようではないか。しかし、30秒後には脱力しているワシの姿があった。
  ツモ
 ダーーーーーーッ!!投げつけるようにその白板を叩き切ったワシ。「ロン。チートイ1600点。」
 そして、ワシの1日は終わった。

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