こばくち日記


2001/10/30.(火)
レース回顧その2
今日は先週の残り、日曜の京都と福島について。
まずは京都。メインは1600万。勝ったのはエイシンコジーンだが、これは今夏新潟の直線で活躍してきた馬。指数は58とまあ普通の1600万レベル。ただ、勝ち馬のものとしてはやや低いか。
2着は久々シャワーパーティー。指数52。距離が長い方がいいと思っていたが、短距離向きなのかも。次走は指数も上げてきて勝ち負けだろうが、元々人気のある馬なので馬券の対象としてはおいしくない。
以下は50以下と寂しい内容。
この日の京都は全体的にコジンマリとした感じで飛びぬけた指数の馬はいない。
その中で挙げるとすれば、2Rを勝ったマイネルプレスト。指数43はOPでは通用しないかもしれないが、500万なら十分勝負になる。ただし、2着を9馬身ちぎってしまったので人気するのは確実。
福島。意外と言っては何だが、結構レベルが高い。
メインはOP特別福島民友C。勝ち馬ユーワファルコンは65。元々これぐらいは走っていた馬で実際に新潟で見たが夏バテか気配は明らかに悪かった。それが立ち直ったということ。中館騎手が乗り替わって勝ったが、それは偶然で別に柴田善騎手でも問題は無いだろう。
2着がカルストンライトオ。57という指数はこの馬にしては低い。勝ち馬と同レベルは走れるはずである。やや出来落ちの可能性がある。
以下は56、52、52とOPにしては冴えない。まあメンバーが1600万なんだから仕方ないところだが。
500万のレースがハイレベル。勝ち馬が1000万で入着級レベルの指数50を越えたレースが、5R、9R、10Rと3つある。
順に5Rから。勝ったのはアプリコットシチー。これは丁度50。次走は1000万?再度同条件なら確勝級だ。2、3着のブルーアクティブ、ソルトレイクスターがともに48。次走は狙いたい。
9R。勝ったディバインシルバー1頭が強かったレース。指数56は1000万でも勝ち負け。
10Rはグリーンソニックが勝ち、指数は52だが、2着のタヤスエタニティに注目したい。指数は勝ち馬より高い55。競馬ブックによれば1馬身出遅れとのこと。次はやっぱり人気するのかな?人気の落ちる中央開催で走ってくれば面白い馬だ。
他のレースも標準的なレベルはあり、今年の秋福組は軽視できないようだ。

2001/10/29.(月)
レース回顧
いよいよ指数計算が軌道に乗ってきたので、毎週月曜には前週のレース回顧をすることにする。
まずは日曜のG1天皇賞から。結果から言うと低レベルだった。その理由は、重馬場だったこととSペースだったことだろう。
重馬場では持てる能力を発揮できない馬がいる。重が上手いと言ってもやはり良よりは能力を発揮しづらい。勝ったアグネスデジタルは芝ダート両方でG1を勝っている馬でパワー型と考えられるので馬場が味方した。また、2着のオペラオーにしても去年も同様の馬場で秋天を勝っているだけに願っても無い馬場だった。
Sペースに関しては、サイレントハンターの出遅れに尽きる。メイショウドトウが逃げる形になったが、ドトウは逃げるのは初めて。おまけに鞍上の安田騎手は東京を乗りなれていないのでペース配分が分からない。結果中距離G1とは思えない超Sペースになった。重馬場では上がりの脚には相当の限界があるので必然的に指数も低くなる。このような指数は次走以降では無視していいだろう。
ちなみに、指数は上位から順に、59、52、41、47、42である。はっきり言って1000万レベル。
土曜を見ていこう。
まずは東京。何と言ってもメインの武蔵野S。クロフネの圧勝だった。1頭が圧勝する時には2つのパターンがある。1つは純粋に1頭が本当に強い時。もう1つは他が弱すぎるパターン。今回は明らかに前者である。
2着のイーグルカフェもクロフネ同様、近5走では芝ばかりだったが、フェブラリーSを走ったこともあるし、デビュー時にはダートを走ってきた。フェブラリーSの時の指数から考えて芝ダートとも指数差はほとんどない兼用馬である。近走は明らかに復調気配を示しており、買える1頭だったはずである。
4着5着にはダート馬エンゲルグレーセ、リージェントブラフがそれぞれ入っているが、両頭とも能力を発揮できている。そこから考えれば、それらを突き放したクロフネの異次元の強さが分かる。
ちなみに指数は上位から順に、78、68、65、62、64である。
現在の日本のダート界で75を越える可能性を秘めている馬は、ウイングアロー、トゥザヴィクトリーくらい。クロフネの次走はJCDということだが、今回より斤量が2`減量になる。概算だが、82、3程度にはなるはずで、日本馬で相手になる馬はいないと断言できる。
最近の外国馬についてもJCの指数やドバイでのステイゴールドの活躍を考えれば、トップクラスでも70後半と推測できる。実際、モンジューやファンタスティックライトといった超一流と言われる馬でも80は超えていない。そこから考えれば、ダ2100の距離さえこなせばクロフネは鉄板と言える。毎日杯やラジオ短波賞、神戸新聞杯の結果から多少落ちるかもしれないが、決して克服できない距離ではないと思われる。
注目レースは7Rである。500万のダ1600だが、勝ったウイングラシアスの指数が49、2着のショウナンザビーチが52である。
ウイングラシアスは1000万に昇級し、すぐに勝ち負けとはいかないかもしれないが、ショウナンザビーチは次走は確勝である。
この日の2歳新馬および未勝利はいたって低レベルで見るべきものはない。9Rのプラタナス賞はそれなりのレベルにある。
続いて京都。メインはスワンS。ダイタクヤマトが人気でdだが、これは予想したとおり。ビハインドザマスクが勝ったのも全く意外ではない。それなりのレベルだったが、マイルCSにつながるかと言えば難しい。
指数は1着から、69、67、65、60、53である。もし次走狙うなら、一度叩いたタイキトレジャーだろうが、国内では適鞍がCBC賞くらいしか見当たらない。
注目レースは4R。500万ダ1400だが、これは上位5頭のレベルが非常に高い。1着ロングカイソウ53、2着ウインアスティオン51、以下3着から5着は全て47。結果だけ見れば1000万のレースかと見間違う。この上位5頭は全て次走で狙うべきである。特に5着のスターガルシアは着順からさほど人気にはならないだろうから一発穴を開けるだろう。
2歳では1Rと3Rがなかなかのレベルでどちらも勝ち馬の指数は39。500万のレースなら好勝負可能だ。9RのもみじSは金沢所属のトゥインチアズが勝ったが、この指数がなんと51。これなら重賞でも勝ち負け。次走馬券が買えるレースに出走したら必ず買いたい。ただし、距離に限界がある可能性がある。
最後に福島。馬場状態は最高である。トラック変数は夏の開催初期と同レベルにある。馬に関してはこれと言って特筆すべき馬はいないが、特別レースは決してレベルが低くなかったのでローカル組ということで軽視してはいけない。

2001/10/7.(日)
絶対的中する馬券術、教えます。
2週間ぶりの競馬場突撃である。アノ札幌の悪夢とおまけの1日@大井以来である。
気合入りまくり、押忍夜露死苦、という感じである。
思えばこの10日余り、耐え難きを耐え忍び難きを忍び、かなざわ先生よろしく「ケチケチ生活ミレニアム」を1年遅れで実行してきた。
晩飯は松屋。そればっかりでは飽きるので、1日おきに吉牛へ逝く。それでも飽きるので、松屋ではカレーと牛メシを交互に頼む。食費だけで実に1日1000円も浮かせられたのである。
そうしてようよう大枚1万円を抱えて府中へ逝ったのであるからあンたこれは負けられないのだ。
だが、馬券は全く当たらないのである。そう、札幌の悪夢の続き。違うのは、突っこめるだけのカネを持っていないということ。
4Rから始めて、5、6、7、8と負馬投票券だけが溜まっていく。嗚呼、これがワシの血と汗と涙の結晶か…。
9R。ここで流れを変えたい。ワシは最狂の馬券術を思いついた。当てて流れを呼び込む。そう、単勝5点買いである。たった500円の投資でなんとレースが始まる前にもう的中確定払戻列並ぶなのである。
[最狂の100%的中馬券]
ワシはパドックを見ることもなく早速馬券売り場へ突撃した。マークカードを差し出すと窓口のオネーチャンは笑いを堪えるのを必死で500円玉の釣りをくれた。
払戻は流れを変えるために後回しにしようと観覧席でレースの始まるのを待っているとアナウンスがあった。
「東京競馬、発走除外についてお知らせ致します。」
くわあああああああ、なんと、1頭除外で、2点も払い戻されるではないかあああ。これはますます流れが向いてくる。もうレースなんてどうでもいい。まあ後々日本でまずお目にかかれない4頭立てのレースを見たということを自慢できるくらいだろう。直線では「何でもいいぞお、うはははは」と叫びつつ流れを引き込むことに成功したと確信。
次の10Rは安全策でワイド3点BOXを買ったところ、1−2着で決着。2連勝である。これで気を大きくしたワシは、11R毎日王冠、大きな失敗を犯してしまった。
指数上、上位とそれ以外がはっきりとわかれるレースである。しかしながら上位6頭は混戦なのである。この中から、9マグナーテンは距離・実績から東京1800は長いと判断。切る。これは間違いなかった。ところが残りの5頭が前日の検討では絞り込めなかったのである。
パドックを見ると内1頭の7メイショウオウドウが太く見える。これを切ればよかったのであるが、ワシは切れなかった。調子に乗っていたので「うはははジョウテンブレーヴ流しで決まりじゃあ」と4点買いに何の疑いも持たなかった。さらにパドックで目にとまった1アドマイヤカイザーを付け足す。
だけど、ここはあンた、メイショウを切ったら4頭残るからこれでBOX勝負だろう。4頭の指数差は実に5も無いのであるから。4頭というのは10ジョウテンブレーヴ、6トウホウドリーム、2ロサード、12エイシンプレストンである。終わってみれば2−12の馬連は40倍ではないか。500円でも2万円なのである。
そんなわけで来週も「ケチケチ生活ミレニアム」続行決定。
[調子に乗りすぎて流してしまった物件]

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