こばくち日記


2001/9/24.(月)
学習しないサル
昨日の勢いに乗って大井競馬連闘。3日間で実に4回競馬場に行っている正真正銘の馬馬鹿、馬基地である。
ところが、だ。昨日の勢いは全くない。さすがに総スカということはないが、取ったレースも押さえでしかない。
よくないのは、昨日の教訓をもう忘れている。またまた大本命に突っこむ。そして失速。
だがしかし、今日の勝負レースは7Rだ。B2B3の牝馬限定レースだが、浦和桜花賞にも出た馬が断然の人気。だが、これは能力からすれば被りすぎだ。軸を2か9か。迷っていたがパドックを見ると2は前後とも脚の出がおかしい。おかしいどころではなく、パドックを見る限りではどこかやってしまっているのではとすら思わせる。これは軸は9に決定だ。と総流し。本線がくれば大満州である。ところが、である。勝ったのは2番。直線ビャイーンの伸びて粘る8を差し切る。2着は逃げて粘った大本命。まあ馬単でも11倍なので総流しでは儲からなかったのでよしだが、なぜあのパドックで走るのか。もうこれはツイてないとしかいいようがない。
メインでも学習能力ナシぶりを発揮して馬単5倍に全力投球して見事玉砕花と散る。
3日で●万円負けた。もう新潟の貯金はありません。バイヨリズムが悪いのか、しばらく休んだ方がいいのかも。幸いにして来週は本業の都合上、PATでしか買えないが、さらに幸いなことにPATには残高がほとんどない。買おうにも買えない状況なのである。発狂する可能性はあるがカネが減る可能性はないわけでひとまずメデタシメデタシ、って全然目出度くない。

2001/9/23.(日)
今日の教訓
中山はオールカマ−。7頭立てって何?
行ったが、中山に勝負レースはなし。一転、札幌には3つも勝負レースが。
まずは3R。これは行った行ったで決まりだ、ってことで1点勝負したら1−3着。冷静に考えれば馬連よりもオッズの高い単勝で勝負だったのだが。それなら当たりだ。さらに考えれば、そんな2倍を切る馬連に突っこんでもハイリスクローリターンでしかない。これはイカン崎。
[渾身のハズレ馬券]
その間にも中山は着々とレースが進む。勝ったり負けたり負けたりで中山は動かず。
次の札幌の勝負は8R。これも1点行った行っただ、と思ったら、行くはずの2頭が、なんと2頭とも大出遅れ。2頭は単勝2倍台の超人気馬。これが2頭揃って大出遅れってのはJRAも何か考えてくれんとイカン崎。例えば、1番人気がゲートから出ないとか競走中止したら何割か払い戻す保険付馬券とか。なんて考えてる自分がアホくさい。
続いて9Rも勝負。これは一番の勝負なのだ。なぜならば、前の2つは大本命で堅しっていうレースなのに対し、こっちは1頭は人気だが、相手がそこそこの穴というもの。と思っていたら結局1−2番人気になっていた。が、馬連は7倍近い。が、しかし、1番人気の馬がなぜか悪い。出は悪くないのだが、行けない。直線も伸びない。ナゾの敗北。
[腐った死体。ワシではないので念のため]
そうこうしているうちに中山はオールカマ−。オッズも低いし、どうしようもないので遊びで、再び。「稲垣メンバー釈放オメデトウ記念馬券」。エアスマップ単勝に5−6の枠連。うまい具合にエアスマップは6枠に入った。
これがなんだか分からないが、業腹の5番ゲイリートマホークが珍しくSペースでも逃げ残って、ゴール前にちょいとエアスマップが差し切って単6および枠連5−6的中。まともに考えても当たらんのにこんなしょうもない馬券は当たる。やる気なくす。
[新潟記念に続き、稲垣メンバー馬券]
と、これだけで終わればよいのだが、なぜか今日は大井の初日である。急に大井のモツ煮が食いたくなった。大移動。
大井は6Rまで終わっていた。7R、いきなり馬単的中。続く8、9Rは大荒れでどうしようもなかったが、10Rで馬単49倍ゲット。こんなに簡単に当たるんなら最初っから大井に行っていればよかった。とりあえず中山の穴は埋まった。が、札幌で開けた大穴は帰らず。
「低配当に大きく突っこむのは負け組」
[中山で見つけた物件。イタタ…]

2001/9/22.(土)
中山にて
今日の中山は何もない。
6Rで軽く当ててさあ先週の再来、とばかりに意気込み一銭も出さないつもりで7Rと2連勝。
もうこれは本物だ。いよいよ本格化っ!と調子に乗り8Rちょいと勝負で玉砕。9Rは2歳戦なので見。
今日の勝負は11Rなのでその前に少し軍資金を増やしておきたいところ。そこで10Rはこれまでの勝ち分に少し上乗せしていく。が、見事、花と散る。
11Rは勝負。だが、敢えなく討ち死に。取り返すべく最終も頑張ったがハズレ。
阪神のメインも単勝勝負したが、これまた2着となんだか不穏な雲行き。
結局、少し負けという程度で土曜は終わる。

2001/9/16.(日)
たまには休みの日
昨日の軍資金倍増をさらに増やすべく検討。だが、残念ながら、東西北海道どこを探しても勝負レースがない。ので今日はお休みだ。
まあ、東西両メインはトライアルレースなので観戦がてらPATで遊び馬券。
当然のごとく、外れる。セントライト記念はあれは取れた馬券だが、さすがに遊びでは4頭BOXまでは手が回らない。ローズSは展開の利を生かしたダイヤモンドビコー。本番も京都内回りは直線が短い。ローズバドは人気するだろうが、一夏越しても脚質の幅は広がってないので危険な人気馬の1頭だろう。逆にダイヤモンドビコーは優勝争いの一角。
以上。今日は何も言う事なし。

2001/9/15.(土)
中山参上
半年振りに中山参上。ところが、資金渇望により、今週は土日合わせて1万円が上限。これは厳しい。レースを厳選していかなければならない。余計なカネは使えない。
今日は勝負レースの宝庫。8、9、11と3鞍。
5Rの新馬戦から参加。さすがに土曜日。昼に行ってもまだ席が空いている。ゆっくりと座って観戦。
PO馬のヒシシルバーメイドの単を買う。御祝儀と本気の両馬券。特に、前の4Rで前走同レースに出走していた馬が楽勝したのでここは勝機。なのになぜか2番人気。1番人気は1倍台の一本かぶり状態。ワケわかんねえオヤヂが「なんで3番こんな人気なんだよ。1回走ってるからか。」とかパドックのいっとう前でわめいてた。だがしかし、結果はヒシシルバーメイド勝利。着差はわずかだったが、新馬戦にして芝1200m前半33.9秒の超Hペースを2番手から粘りこんだ。一緒に先行していた馬たちは馬群の中。その内の1頭が1番人気の馬。2着に来たのは追い込んできた馬で展開が向いた。そのことを考えてもかなり期待できるのではないか。
思わぬところで軍資金が増えた。これを元手に勝負度3の6R。ここは軸はいるが、やや混戦なのでタテ目、連下の押さえ合わせて5点は必要だ。資金は少ないので本線以外は元取りのつもりで逝く。そしたらば、あンた、本線的中ではないか。500円の元がたった2Rで5000円超。これだから競馬はやめられんのよ。
7Rはやはり勝負度3。まだ無理はできないので6R同様の買い方。ここは外す。
いよいよ8R。ここは馬連1点勝負。ただし、少ない資金なので万が一の押さえは多少必要だ。ここはペース指数の抜けた2頭が3F指数も高い。逝った逝ったでスタートからゴールまでそのまんまあ馬券で勝負。展開は予想通り。そのまま合唱隊が炸裂かと思いきや、ワケのわからん馬が1頭差してきた。ゴール前2着3着並んで入る。スロービデオを見てもどっちが前か分からん。ちなみに差してきたヤツは押さえてない。次の9Rへのコロガシの都合もあり、まだかまだかとマチカネて10分ほど。「写真参考の結果同着と致します。」くわああああ。外れるよりはマシだが、よりによって同着とは。11倍はつく予定だっただけに、半減するとあんまり旨味はない。
それでも軍資金をほぼ2倍に増やした。9Rは単勝も勝負できるようになった。馬連は2点厚めに、前走初出走で高指数のエラドゥーラから。着差はハデでないので人気はそんなに高くない。4倍はつく。ここに大きく勝負。予想通り、エラ逃げ。そのまんまあっ2連発だが、最後にまた差してくる馬。コイツは第2本線なので馬連は厚く買っているが、しかし、それ以上に単勝は買っているのだ。またスロービデオでもわからん。また同着かいなと次の10Rはまったく勝負できないので見するつもりだったので場内のモニタに注視していると今度は5分くらいで結果が出た。くわああああ、エラドゥーラハナだけ差されてるじゃないかあああああ。
11Rは軸にしようとしたクロッサンドラが重め残りなので急遽金額を減らして遊ぶ。レースはワケわからん馬がピューっと高速の逃げをうって先行勢総崩れ。Hペースに耐えよく粘った。感動した。が、クロッサンドラ3着。ハズレ。っていうかタテ目やん。逃げたバカは最後、歩くようにして大差負け。TV馬が未だに存在したとは…。
まあプラスなのでよしとしよう。

2001/9/8.(土)
PAT大ピンチ
中山開幕。久々に中山参上しようと思った。
3R新馬ヒシシルバーメイド、4R新馬メジロジョーンズと2頭のPO馬が出るのだ。
が、2時まで飲んだくれ。結局、起きたらもう3R発走前だったのである。
もう、やめ。家でPATする。
予想すらしてなかったので、昼からの中山に焦点を絞って予想。
が、勝負レースが、ない。札幌に漸く単勝勝負できそうな馬を見つけたのでPATを開く。
そしたらば、あンた、残高が5000円しかないではないか。紫苑Sと朝日CCを少し買って、残りは全部札幌11Rアルアランの単勝。ウインズや競馬場にいたらシャレで買いそうな馬だ。が、今回は絶対勝つ。指数上位で単騎逃げ濃厚。おまけに札幌だ。
レースが始まってみるとワケ分からん馬にバカ逃げされたが、離れた2番手で単騎。バカ逃げTV馬は直線で垂れて予想通り完勝。なんとかPAT残高を2倍にする。これで明日は少しはイケル。
さて、久々に読書をしてみた。
「組み立て式」予想。著者はおそらく相当若いとみた。20代まである。それだけに書いてることが青い。ていうか、矛盾だらけ。
1300円したが、200円ほどの価値しかない。タイトルにある「組み立て馬券」とは負けない競馬を目指して可能性のある目をできるだけ押さえるというスタイルの馬券だ。馬券予想の買い目の本ではなく、買い方、言い換えれば「何を買うか」ではなく「どのように買うか」に重点を置いた作である。これは非常に素晴らしいところに目をつけたと思う。
が、肝心の中身だが、第1章ではこの本での「大勝ち」「大負け」などの用語の定義、各馬券の性質などを説明。第2章組み立て式予想の屋台骨と称して「20の法則」なるものをあげる。第3章で漸く組み立て馬券について触れ、後は馬券本お決まりの馬券自慢。
第1章はまあいいだろう。馬券の性質を知らなければ「どのように買うか」など考えられない。第2章が余計だ。そこに書いてあるのは血統にこだわりすぎたら負けるとか2強対決は2強では決まらないとか、極当たり前の格言について書いてあるだけだ。この章が実は第3章の倍近くのページを割かれているのだ。タイトルからいけば第3章がメインとなるはずなのだが。
第3章はなかなか勉強になった。そのまま使うというよりは、これを読むことで馬券の買い方について考えさせられたという意味で。
第4章がワラタ。普通、この手の馬券自慢は馬連10万ウン千円1点で的中!!とかの類なのだが、この著者はヒッジョーに謙虚で、例えば2000年クイーンS。以下抜粋。
「ここで僕は、単騎で行けるトゥザヴィクトリーが軸になると予想した。しかし相手はかなり迷ってしまう。というか、わからん。こういうときはトゥザヴィクトリーを信じて単勝勝負に徹することにした。単勝勝負といっても、もちろん「単勝+複勝」で買うという意味だ。(以下略)」
結果。単勝180円。複勝110円。ぶわっはっはっはあ。
ワシなら、こう買う。「トゥザヴィクトリーで絶対だが相手が分からない。単勝勝負しようにも2倍以下のトコに突っこめるかアホくさい。見じゃあっ。」
単勝180円を取って自慢してる馬券本は初めて見た。
全体を通して感想。まず、馬券の買い方の根本が違う。「自信のあるレースと自信のないレース、どっちが当たるか?」なんていう話。自信のあるからといって当たるかというとそうでもないなんて言っている。それって本当に「自信のあるレース」じゃないでしょ。ワシなら自信のあるレースは8割は当てる!が、1日に1レースあるかないかってのが真実だが。
まあそういうことで、自信があるからといって購入金額を変えてはいけない、というのだ。「大数の法則」って知ってる?同金額ずつ賭け続けると試行回数が増えるほど一定の数値に近づくっていうの。競馬ならテラ銭とった75%に近づくんだよ。なーんだ、確実に75%は回収できる馬券術やない。すごいね、大負けはしないんだから。
あと、馬券で儲ける前に損をしないようにって、じゃあ馬券買わなきゃいいでしょ。菊池寛も言っている。「損を怖れ、本命々々と買う人あり、しかし損がそれ程恐しいなら、馬券などやらざるに如かず。」JRAのHPにあります。
ま、そんなわけで、買い方について考えさせられる1冊ではあるという意味で200円ほどの価値があり、また、ド本命的中の馬券自慢等々、お笑いネタ満載の1冊なのであります。

2001/9/2.(日)
久々に負けること
日曜は二日酔いのまま、昼から後楽園突撃である。
ところがである。昨日まで存在を確認していたはずの、かなざわいっせいシールがなくなっているのである。
イヌイ同志とそこで待ち合わせしていたのであるが、ない、のである。
メール。
「イッセイ尾形シールがないんですが」
くわあああっ。なんということだ。これはJRAが人気者かなざわセンセに対して嫉妬したために違いない。我らハズレ馬券隊の崇拝してやまない、かなざわセンセの御本尊はこうして撤去されたのであった。なあに、来週は中山に貼りに行くまでだ。
そのせいか、馬券が当たらんのだ。見事に外れる。単勝を買えば2着に来る。馬連を買えば片イッポしか来ない。
3F指数を出して、検討して、何を思ったのか、「小倉のメインは満州じゃあああっ。コレは大勝負。」とワシ。
なんと、3−6−9(馬名調べんのもメンドだ)が上位3頭。おまけにペース指数も高い。小回り小倉でこれは買えと言わんばかりのサインだ。
ということで、そこまでは1R当たり1000くらいしか使わず節約して、札幌のメインも新潟2歳Sも放っておいて小倉2歳Sのパドックを見つめる。
「15番、コイツが勝つ。」とワシ。あンた、さっきと言ってること違うやないか。
こともあろうか、単、特攻(ブッコミ)。結果、撃墜。満州ってのは当たってるんだけんども。
今日の教訓。
「買うな2歳馬。まだガキや。」
「初志貫徹。迷ったら、やめる。」
「信じるなパドック。パドックは切るために見る。」

2001/9/1.(土)
さらば、ラメール
久しぶりにラメールに呼び出し食らった。が、ラメールはなかった。
以前にもラメール休業疑惑があったが、それから1ヶ月、ついになくなったということが判明した。
思えば、いい雀荘だった。一晩1000円ポッキリ。騒ぎ放題飲み放題。その昔は食い放題だったこともあった。
おまけに駐車スペースの心配も要らないし、駅からも近かった。あんな好条件の場所はなかったのに。
一説によると、マスターが囲っていたじょしこおせいの件でインコ条例違反で逮捕されたとか。また別説によると、当日、新宿の某F俗店に行ったところ直上で爆発騒動があり九死に一生を得たとか。
なんにせよ、出禁前科の珊瑚で打つはめになったが、やはり前科者。11時で追い出されてしまった。
バビィのお店「木馬館」へ行く。なぜか卓を移動するだけで1時間サービスしてもらう。
木馬館のフリーは恐ろしい。なんと、赤3ピン赤7ソー青5萬が入っているのだ。だから変に偏った手作りになる。傍から見てて思った。
さらばラメール麻雀、今日の流行語「一人逃げ遅れた人がいます」。リーチがかかるが、一巡処理し遅れた牌が残ってしまった。ちょうどいいタイミングでTVから。
「まだビルの中には逃げ遅れた人が残されています。」
間髪入れず、「まだ一人、リーチから逃げ遅れた人がいます。」
今週限りの旬ネタ。
結果の方は、ラメールへの思い入れが強かったのか、木馬館と相性がいいのか、役満を1回振り込んだのに+400。久しぶりの大勝であった。
帰って寝て昼から後楽園。
先週の再現。10Rまで負け続ける。この日の勝負は11RBSN賞。格上はほとんど休み明けか条件が合わない(芝馬なのにダートを使ってくる)。
新潟ダートは行った行った。出せる指数(要は長期休養明けでない馬)で最高はクールネージュ。軸はコレしかない。
相手は、あまりにもヘボすぎる。1000万の馬とか出てる。だったら、指数はないが、以前の指数から考えてOPレベルの馬を買えばよろしい。
その中でも鉄砲が効くのがゲイリーコンドル。もちろん脚質もバッチリ。元々G3でも狙っていたほどの馬。こんなとこなら断然上位だ。
よって、本線はこの馬連。あとは元取りの押さえでヨシ。当然のごとく的中で、なぜかこの馬連が16倍もつく。不思議だ。これだから競馬はやめられない。

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