こばくち日記


2001/8/28.(火)
旅打ち紀行(上山篇)
[上山競馬場はのどかな田園風景]
温泉療養を兼ねて上山競馬に参上した。
1R。いきなりビクーリ。1枠1番ワイエムテイオー。お前、こんなところに来て短歌。
周りのメンツ見たら、中央未勝利5頭、水沢未勝利1頭、それぞれ転入馬で、残りの1頭が生粋の上山馬でこれまた未勝利。つまり、未勝利馬7頭対元1600万馬の対決。
これはいきなり勝負レース!と思って突っこんだら、ワイエムテイオー7着。3角でバテバテ。いきなり大マイナスだ。
[ワイエムテイオーの雄姿。入れ込みすぎ]
はっきり言ってずっと上山で走ってきた馬なんてほとんどいない。サラ系の9割以上が他場からの転入馬である。懐かしい名前にも出会った。5Rには元サネさん指名馬メダルオブオナー(98年に指名していたような気がするのだが。年齢的にはあっている。)もここにいた。この日には出ていなかったが、格付表を見ると、
セタノキング(銀嶺S)、セントパーク(北九州短距離S)、ナリタプロテクター(札幌日経OP)、センタームービング(淀短距離S)などのOP勝ち馬。
極めつけはセントリック。東京ダービー馬やないか。ロートルの宝庫である。さすがにこの辺の連中はA級に名を連ねている。
[あの馬は今… メダルオブオナー篇]
パドックに出れば、地元TV局が怪しい番組を収録している。どうして怪しい番組って分かったかって?見れば誰でも分かるさ。怪しい坊主に怪しい茶坊主がアシスタント。「先生、今日の狙いは?」「今日のラッキーカラーは茶色なので、青木騎手から総流しだ。」「これは自信の程は?」「もうマンマンよ。これで絶対間違いなし。」もちろんハズレである。宿に帰って番組表見たがどこにも載ってなくて、アレは一体いつ放送しているのだろう。
[怪しい坊主]
さて、馬券の方はさっぱり。聞いたこともないような馬ばかり出てて、スピード指数とかも全くない。何を手掛かりに予想していいのか分からんのでパドックを見る。
あるレースでのこと。1番の馬はゲーリー来日で、体調不良と見られた。速攻切る。ところが、レースになるとそんな馬があやうく2着に並びかけたりする。ワケわからん。
メインレースはC2特別。人気は岩手から参戦のカシマハヤト。これが中央2戦未勝利で盛岡に行ったのだが、転厩後、仏恥義理の3連勝。文字通り影すら踏ませない。よくよく見てみると、母サウンド。なんとハギノリアルキングの弟である。しかも父ティンバーカントリー。こんなん上山のC2のレースに出てきたら反則やろ。
またしても仏恥義理で勝ってしまうリアルキング弟であった。
結局10戦(1レース見した)1勝で大負けしてしまった。今度来る時は3F指数を作ってリベンジしてやる。何年先のことかな?
帰りは上山温泉街までオケラ街道。車で10分の距離を歩いたと思われ。まあ、帰れば温泉なので筋肉痛にはならないだろう。
恐るべし、上山。

[ちょっと太め残りですねえ]             [魅せろ、エースの馬力を。]

2001/8/26.(日)
魅惑の後楽園
昨日の大激勝を受けて2日目。今日は朝から連敗だ。昨日勝ってるだけに投資額も大きい。昼までに的中0。大損害。
息抜きに馬鹿馬券を買ってみる。昨日はいしだ壱成の大江戸「ロケット」馬券で失敗したが、今日は懲りずに稲垣「ゴロー」馬券だ。
とはいえ、単に5−6ばっか買ってたんでは芸がない。そこで新潟11Rに注目。なんと、エア「スマップ」が出ているではないかあっ。
そこでワシはすぐさまエアスマップから5、6に流し馬券を買った。もちろん、11番の馬がエアスマップとわかるように単勝も付けた。
そしたらあンた、レースの方は抜け出したサンプレイスを追って2着にエアスマップが来たではないか。そして、3着には、なんと、6番のミヤギロドリゴ。くわあああっ。ワイドなら的中ではないかっ。しかも23倍もついているではないか。
[SMAPよりゴローちゃんへ贈るメッセージ]
本気馬券の方は、午後からはしばらく休みにして、今日の勝負レース新潟記念に備え英気を養っていた。
前走仏恥義理のサンプレイス。熊沢というのが新潟での経験が少なくマイナス材料だが、馬は強い。前走と前々走の凡走ですっかり人気を落とした感じのエアスマップ。渦中の馬だが、この2頭の馬連1点勝負だ。前売りオッズでは14倍もついている。
そしたら新潟の天候変更のお知らせを申し上げられた。「新潟競馬場の天候は曇りから雨に変わりました。」
もう一度日刊競馬のコメントを読み直す。
11エアスマップ 前走はかなりの降雨、道中ゴチャついて戦意喪失の感。
雨、ダメなの?これではワシの勝負馬券は成立せんではないか。となると、今日は勝負レースなしでこのまま負けて帰るのか。
なんもせんのも悔しいので、急遽、勝負レースと認定したのが、札幌11RキーンランドC。
このレースはハンデ戦だが、逃げるエピグラフが高指数なのだ。しかも単騎で。鞍上は北海道で逃げたら一番の松永幹夫。これはあンた、買うしかありませんよ。
新聞を見れば上手い具合にリキアイタイカンやトキオパーフェクトに人気が集まっている。これは単勝オヤヂの出番じゃあっ、とオッズを見たらなんと1番人気になっている。みんなわかってるのね。
だが、オッズは4倍近いのでこれは勝負。馬連も高指数、人気薄の4ワイヤーカット、6マイニングテスコを厚めに、2フィールドスパート、9トキオパーフェクトを押さえ。
予想通り、エピグラフがキーンと逃げ、小回り札幌の直線でも逃げ切る。2着が混戦になったが、2フィールドスパートがしぶとく抜けて単、連的中。2日続けの的中で少し怖いわいのう。
新潟記念もパドックを見たらエアスマップ絶好だったので、予定よりはずっと少額になったがほぼ1点勝負。こっちも的中。恐ろしいわいのう。
[今日の単勝オヤヂ馬券]
なんだかよく当たる週末だった。大儲け。

2001/8/25.(土)
単勝おやぢリターン
起きたら、下腹部が痛かった。
が、今日は「かなざわいっせいシール」を後楽園に貼りに行かねばならんので頑張る、俺。
昨日は2時に家に着いたので何にも予想してない。行きの地下鉄で大急ぎで1Rから検討を始めるが、20分のことなので限界がある。
しかも、着いたのは9時45分。朝メシも何も食べてないので後楽園マックへ直行、朝マック。
そしたらあンた、ウインズに着いたのが9時55分過ぎではないか。適当な場所を探し、折畳みイスを置いたら新潟1Rが締め切られてしまった。
5Rまでしか予想してないんよ、そのうちのわずかな予想したレースを買えないとはつらいことであったが、2分後はよかったと思うのであった。
2Rは単勝を取ったが馬連を外したので元取り。
そうこうするうちに昼のレースの検討を進めるのだが、腹痛は時間を追う毎にひどくなっていく。
11Rの予想を進めていくあたりでは最早、苦痛となりつつあった。
なお悪いことに2Rは4頭から1頭切って3頭BOXにしたらあンた、その切った1頭が2着に入って馬連96倍ではないか。くわあああ。勝った馬は買っているのである。
その後はぜーんぜん当たらん。5Rは少し自信があったので善臣と牧原の馬連を多めに買う。本当は牧原の馬の単を買いたかったが、鞍上牧原だしなあ。結果。2着3着、らしい。
気分転換に6Rから8Rをパスして昼メシの時間にしたら、さらに腹痛いではないか。もう我慢できんので薬局に入ってビオフェルミンSを買い、後楽園そばの隣の自販機で茶を買って飲んだ。何となく効いたような気がした。
9Rは今日の勝負レース。2番ショウナンバーキンは前走がクイーンC3着。6ヶ月の休養明けである。だが、前走の指数は出走馬でもトップクラス。
ここは3歳馬理論適用である。前走はレース中に骨折しながらも走った。今回は馬体さえできていれば勝てる。
馬体重は+8。成長分を加味すれば適度だ。パドックではやや細く見えるが問題ないだろう。大勝負だ。
レースは中団からレースを進めたショウナンバーキンが直線を向いて残り400mから一気に加速。外を差して来て見事的中。ついでにおまけで買った馬連も高目。
払戻しに行ったらようけ出てくるやないか。デジカメじゃあ。くうううっ。もちろん今日はこれにて勝ち逃げ速攻アキバは言うまでもない。
我がデジカメの名は「バーキン」である。
ちなみに腹痛は9Rの後治った。「当たり馬券は最高の良薬である。」(2001年フヂワライ)

[ショウナンバーキンとビオフェルミンS]

2001/8/20.(月)
旅打ち紀行(新潟篇)
単勝おやぢが新潟競馬場に出現。
土曜日のクソ朝早くからわざわざ関越道通って新潟くんだりまで出向いてやった。
朝イチの富士そば池袋東口店はわざわざ茹で立てのもりそばを出してくれて富士そばのくせにやたらとうまいそばを食ったような気がした。
が、そんな茹で立てのそばを食ってるうちに新潟1Rは始まり、競馬場第3駐車場とかいうところに着いたのがようやく2R発走時刻。
3Rももう締切前になってようやく落ち着き、4Rから参加する。
この旅打ちの最大の目的は日曜のオービスサマーダッシュ。バイパス競馬場IC近くの自動取締路線をいかに速く駆け抜けるか。現在のコースレコードは1●0`というウワサだ。
というネタはさておき、土曜4Rは土曜唯一の1000m戦でもあり、重要かつ気合の入る1戦であった。ここで相変わらず先行有利を確認。先行有利というよりも先行しないとまず勝てない。
新しい新潟競馬場はキレイで大井と比べると月とスッポン、提灯に釣鐘。まず、入り口すぐにマックが出迎える。従って入場後すぐに馬の匂いではなくマックの臭いがする。
また物価も安い。そばはかけで240円。小麦粉の塊がのっている半分うどんのそばを500円で売る後楽園ウインズとはエライ違いだ。
パドックはスタンド2F3Fからも見られるように開放的なつくりとなっている。これは新潟ではかなり評価できるポイントだ。実際2Fから馬が見やすく、なかなかパドック勘が冴え渡った。
スタンドは一般席はイス席は使えない。なぜならば暑すぎる。日光直撃で体感温度は40度を越す。これは甲子園のマウンドより暑いゾ。おまけに馬場までの幅が狭いので窮屈だ。
その分、馬は近くに見えるのでド迫力だ。騎手が鞭を入れる音や後藤Jが木刀を入れる音が聞こえる。
中山が正方形に近い形の敷地ならば、新潟は割り箸に近い形状だ。向正面もすごく近くに見えるので相当タテは短いはずだ。よってコーナーは相当きついと見た。
長い敷地なのでスタンドも長い。1個丸々旧スタンドが放置されているくらいだ。その旧スタンド前はもう400m標識あたりになるのでG1でもやらない限りガラガラだ。本当は1000m戦はこの辺りが面白いだろうに。
ターフヴィジョンはクソ長い直線の中に1つしかない。それもゴール前100mあたりに。よって旧スタンド前は馬券を買って見ていると何が来てるのか全く分からないので芝生に寝ているしかない。
パドックの50mほどの距離にイベント会場があり、そこでは昼休みには井崎センセなんかがやって来て、「本命は、キングヘイロー」とかやってる。その他の時間はというと、馬がパドックを回っている横で、「助けてライダー」「トウッ。仮面ライダーブラック」とかやってる。叫ぶたびに馬が振り返り、入れ込む。ただし、気合が入っていて集中している馬は動じない。今夏の新潟で堅い決着が多い理由はここにあったと見た。
そんなわけで土曜日は何事もなく金が減ることもなく増えることもなくオシマイ。
新潟では、日曜の指定席整理券を土曜日に配る。灼熱地獄の一般席に懲りたので当然並ぶ。11Rを見ることもなく、並ぶ。おかげさまでA指定の一等地をゲット。しかし、A指定1000円てのは安い。1000円でイスと専用モニターと涼しさが買えるのなら安すぎる。
土曜日の単勝おやぢ。札幌10Rクローバー賞。2番人気のマチカネアカツキを買う。予想通り1番人気アグネスソニックなんかよりも前に出たが、ワケの分からんカクチカコに刺され爆死。
明けて日曜。指定席組はJRAの強権発動により7時半強制集合。もちろん土曜の時点で生卵をバスに向かって投げる等の暴動が起こっていたわけだが、しかし、こんなにも早いとこんなにも空いているのかとイワンばかりにバイパスがガラガラ。本当にオービスサマーダッシュができそうだった。
朝早いのでもう夜は寝て競馬場行ってから予想、ってことでまあ朝は充実した時間を送れた。そういう意味では7時半集合ってのは悪くなかった。
日曜。土曜に買ったネックストラップが早速壊れて双眼鏡を落とす。中のレンズがずれてピントが合わなくなる。PRコーナー、金返せ。
A指定の売店のビーフカレーはうまかった。今まで行った競馬場のカレーの中では1番だ。2番は中山の地下カレー。
後ろにいた若いニーチャンネーチャン、単勝1.5倍の馬の名を連呼し、馬連390円を100円で取ってマンセー騒ぎするのはヤメなさい。迷惑です。A指定ではなく一般席で観戦しなさい。
それにしても新潟は暑かった。連日35度の猛暑。ユーワファルコンは新潟滞在で調教していたわけだが、アレは絶対に暑さ負けだろう。パドックで超やる気なかった。美浦戻した方がよかったんじゃないの?
日曜の単勝おやぢ。新潟11Rアイビスサマーダッシュ。指数最高パドック最高のメジロダーリングに全部、行っとけばよかった…。2000両だけ。
総じていい競馬場だとは思うが、交通の便が悪いんだから、駐車場、もっと考えないと。台数は十分にあるけど、それをさばききれるだけの出口がないんだから。駐車場出るのに1時間半待ちってのは異常でしょう。
収支。0。楽しかったれす。

2001/8/13.(月)
点5ぢゃやってられん
例の1−2−4の東風Sの店へ行ってきた。相変わらず寂しい店内で、相変わらず1卓メンバー入りでしか立っていない。
東風戦のいいところは待ち時間が非常に短いという点。長くても20分もすれば1回終わる。
着くや即案内となる。同卓の連中は、対面は上手そうなメンバー、下家は明らかに自営業かなんかのヒマヒマ親父。上家は耄碌してそうなメンバー。
っていうかなんでメンバー2人入り?
この店の戦い方は前回も書いたが、基本的に2着狙いだ。少しリスクを冒してトップを狙うなら3着にならないように気を付けなければならない。
結果から書くと、6回戦い、3−1−1−1の戦績。現在1600万下という感じかな。
途中から耄碌メンバーが「可哀想」という理由で新たにやって来た常連っぽい客と入れ替わった。
まずは対面。このメンバーはかなりやる。メンバーに制約はない店なので遠慮なく上がる。1回のラスはこのメンバーが大トップの時に食らった。
東発。親番なので連荘狙いで食いタン仕掛け。ところが対面からリーチが入る。シャンテンなので少し頑張ってみたところ8000の放銃。
2局は傍観。3局、対面の親番は必至に流すため役牌の仕掛け。ところがまたもリーチがかかる。今度は当たると死ぬので降り回し。ツモられて6000オイル。
次局、トドメを刺すかのように上家に2000放銃。オーラスもそのまま!でラス。
この回に関しては、配牌でヒットが来なかったというのが敗因の一つだ。まあこんなこともあるだろう。
その代わりに6回戦は特大ホームランが飛び出した。
とにかく配牌から手が素直に伸びる。イーペーコー、一通、三色など、狙って手役が組み立てられていく。手役がありドラもあるのでリーチする必要がない。
そんなこともあり序盤からペースを支配。ヤマカツスズラン状態だ。極めつけは東2局1本場。
配牌時は平和を見ていたが頭が暗刻になり、なんとか頭を作った結果、高目イーペーコーのテンパイ。
安目は出上がり不可なのでリーチ。上家一発高目ドスン。なんと暗刻にウラがのる。立直イーペー赤ウラ3。ハネ2500。
上家のオッサン怒ってたなあ。あンたが悪い。背中煤けまくり。
結局、16000ポイント浮いた。2時間ばかし、である。点5で丸1日やってもこんなには浮かない。
東風っていいね。

2001/8/5.(日)
単勝オヤヂ出現
昨日の帰りの交通費まで賭けきる死闘のハンデを背負ったまま昼からPAT。もはや後楽園へ行く気力はない。財力もない。
PAT残高も残り10000チョイと寂しくなってきたので今日はレースを絞って勝負レースでドカンと勝負だ。
今日の勝負レースは新潟10Rと関屋記念。それまでに軍資金稼ぎに100円単位で穴馬券狙い。これが功を奏し、8Rの30倍を3点でゲット。これで10Rの軍資金ができた。
新潟10R。勝負は3歳馬ロードフォレスターの単勝だ。今年の3歳は超ハイレベルで、これまでも続々勝ちあがってきている。なんせ、3歳500万を走っていた馬というのが古馬900万レベルだったのだ。古馬500万なんて勝って当たり前だ。しかし1開催やって上位の馬はあらかた勝ち上がったようで、残りはややレベルの落ちる3歳が多い。これは例年並(それでも例年の各クラスのトップクラス並)なので闇雲に買ってもしょうがない。勝負できる3歳馬は古馬初対戦の馬だ。
ロードフォレスターがまさにそれで、福島の3歳500万を勝って昇級戦になる。だが、指数は優に1600万レベルだ。ここは勝って当然。さっきの勝ち分に少しイロを付けて突っこむ。
レースは危なげなく、ならよかったのだが、直線向いても後方で、しかもこのレースは内回りで、直線は中山ぐらいしかないのに平坦なわけで、昨日の再現かあああってオモタ瞬間、ものすんごい脚でロードフォレスターが差してくる。テレビの前で差せ差せ連呼。そのかいあってかなんとか差し切る。手に汗握る熱戦であった。
首尾よくコロガシに成功し、昨日の負け分は全て取り返したところで関屋記念だ。指数ではマグナーテン頭で間違いない。ヒモもキングオブサンデー、エイシンプレスd、スティンガーの3点で間違いない。そう確信して特にキングオブサンデー厚めで今日の浮き分全てぶち込んだ。
そしたらなんとクリスザブレイヴ大逃げを皆平然と見てるではないか。このままでは逃げ切られてしまう、どうする岡部。岡部はなんとか捉えて予想通りマグナーテンが勝った。エイシンプレスdが直線659mでカキーンと追い込んできてテレビでは最後変わったかあっと見えたがやっぱり変わってなくて無念の1−3着。くはあああ。マグの単買っとけばよかったかなあ。昨日から単勝しか取れない単勝オヤヂなワシであった。
まあ今日は負けてないからよしとしよう。
夕方から近所の、といってもチャーリーで5分くらいのところなのだが、前から気になっていた雀荘に突撃してみた。表の看板で見たところ、風速1−2−4なのでうまくいけば昨日の負けは返るかなと期待しつつ入った。メンバーのオッサンが出てきてルールを説明し始める。「当店は1−2−4の東風戦となっております」。聞いてないよおおお。まあせっかく入ったので飽きるまでやって帰るとしよう。
ところが奥さん、これがまたスゴイんですわ。東風戦だからゲーム代は500円とやや安目の設定。サクッと終わって次の半荘というシステム。実際に東南戦やる半分の時間で進む。これだけで実質2ピンと変わらない。
またスゴイのがウマ。2−4だから2着とれば10000点持ちでチャラ。ほぼ間違いなく2着ならプラスだ。逆に3着は50000点持ってないとマイナスなので100%マイナスと言ってよい。1−3との大きな違いだ。
そして御祝儀は風速1にしては珍しく面前オンリー。つまりそんなに動かないのだ。
ここまでをまとめると、東風戦なので上がり重視だ。狙うは2着。トップはいらない。とれるにこしたことはないが3着になってはいけない。20000点持ちの2着で+10なので御祝儀にこだわる必要もない。出るポン見るチーだ。
なかなか調子がよく、ラスは1回だけ。3着は少々あったが、4時間打って12000ポイント浮いた。なかなかよいルールの店だ。また行こう。

2001/8/4.(土)
後楽園・オケラ一直線1000m
イヌイ同志とウインズ後楽園へ突撃をかける。とは言うものの、実は今日は勝負レースがない。ので、適当に100円馬券で遊ぶことに決めた。
そもそも後楽園へやって来た理由はと言うと、札幌5Rの新馬戦のためである。芝1800のレースで毎年評判馬が集まることで有名だ。札幌2歳Sが1800の重賞になって以来、メジロブライトを始め、ジャングルポケットなんかも札幌1800デビュー組だ。去年のジャングルポケットが勝ったレースは出走した馬がその後全て勝ち上がるという快挙を成し遂げた超ハイレベルレースだったのだ。
さて、今年はというと、評判のエアマーティンが回避したことでやや格落ちの感があったが、あんなの出てきて勝たれても困る。なんせPOGのチョコレートがかかっているのだから。
1番人気はマイネルリバティー。ワシのPOG指名馬である。これはマイネルの期待馬で出たとこ勝負。勝ってもらわねば困る。ということで応援の意味もこめて(本当は儲けたかった)マイネルリバティー単を1000買う。そいでもってウインズの4Fでソワソワとしておったらなんと、1頭馬体検査ではないか、あンた。先に新潟5Rを実況して、札幌はVTRで放映ということになったのだが、新潟5Rがまた障害戦なのだ。延々3分以上も走り続けて勝った馬はエライんだろうが、ワシは馬券を1銭たりとも買ってない。札幌のことが気になりどうしようもない。
漸く新潟の実況が終わり、札幌VTR放映ということになったが、払戻しに行ったらもう確定してるやん。どもならん。レースはおかげさまでマイネルリバティー逃げて直線さらに突き放して快勝。この後はクローバー賞経由で札幌2歳Sへ向かうらしい。この馬なら札幌2歳S勝てるとみた。
午前中は他にイダテンという初出走の馬の単勝を取り、メシ代くらい稼いだ。100円単位だからほとんどマイネルリバティー単がきいてるが。
午後。それは悲劇。札幌10R。これがまた堅そうに思えたのだ。能力でブチ抜けているタヤスマサル。そして明らかにマイペース単騎逃げ確実のトレジャー。これで鉄板や、ってなわけでドカンとブチ込んだら、タヤスマサル、どこ行った?
取り返さねばってわけで、まずまず勝負できそうな新潟11Rで血眼になってパドックの映像を見た。どうもゴッドオブチャンスがよく見える。さっき勝ったトレジャーも3歳馬。ここはもういっちょ勝負、ってわけで初志を曲げてゴッドオブチャンスから流したわけだ。
発走。ゲートが開く。くわああああああ。ゴッドオブチャンス、後ろから行ってしもうたああ。結果、4コーナーで絶望的な位置からドトウの追い込みでやって来たが僅差の3着。勝ったのはキクカグロリアス。ここの馬連、ドーンと行ってるわけでワシとしては是非とも2着に来ていて欲しかったのだ。その2着は逃げたタイキメビウス。これも2番目に押さえとった馬券ではないか。
さらによくよく考えてみると、昨日の晩の時点ではこの組み合わせが本線だったではないか。くわああああああ。どもならん。やっぱり初志貫徹せにゃならんなあなどと思いつつ本日の大一番を迎える。
今日の新潟の傾向として堅い決着というのがある。ならば最後も、ってわけでパドックも見た結果、ド本命3.5倍に「はらたいらさんに全部」状態。くれば全額回収。新潟12Rの馬券を持つ手が震える中、ダート1200mのスタート。ワシとみんなの本命デザートウェイは好位置につけて回ってくる。で直線に向く。そしたらあンた、単勝1.7倍のデザートウェイがズリズリ後退していくではないか。Hペースに飲まれたようだ。どもならん。財布の中を見ると硬貨が3枚。馬券販売機に入らない10円と1円だ。ワシは12円入りの財布を持ちエクトプラズム状態で後楽園を後にするのであった。

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