ラッコニュース 1998

(ニュースになったラッコたち等)


大分でラッコの赤ちゃんがまた誕生、しかし・・・NEW

平成10年12月7日、大分マリーンパレスにてラッコの赤ちゃんまた誕生!

父親はダンクシュートで有名なサンサン、母親はこれまたサーフィンで有名なノンノン。
ノンノンはこれが初めての出産、今後のお母さんぶりに注目かな?
赤ちゃんの性別はまだまだわかりませんが、母子ともに特に問題ないようです。
今後も引き続き情報を集めてお送りしたいと思います。

しかし・・・・、悲しい出来事がひとつ。
平成10年11月22日朝、ラッコのケンケンが移送によるストレスのため死亡しました。
ケンケンは、11月19日に石川県のいしかわ動物園からの要請により移送され、
翌朝無事に到着しましたが、約50時間で死亡してしまいました。
大分マリーンパレスからの移送は今回で4度目だったのですが、
飼育係の方々の努力も空しく、残念な結果に終わってしまいました。

国内での有用なラッコの繁殖のためには、やはりこういった移送は必要です。
ラッコの移送が難しいことが再度痛感させられた今回の事でしたが、
ぜひとも原因等を徹底的に追求し、次回の移送に役立てて欲しいと思います。


輸入ラッコがストレス死?

平成10年11月10日の朝日新聞朝刊の記事よりお知らせします。

先月上旬に日米の各種団体の反対を押し切ってアラスカ沖で捕獲され輸入された
ラッコ6頭のうち2頭が航空機での輸送によるストレスなどから急死していたことが分かりました。

6頭のラッコはいしかわ動物園、神戸市須磨海浜水族館、かごしま水族館に輸送され、
そのうちのいしかわ動物園の1歳のオス、かごしま水族館の2〜3歳のメスが急死、
解剖の結果、原因は長時間の輸送によるストレスから体温が保てなくなり
衰弱したり肺に血がたまったことなどが考えられています。

日米の各団体からは「日本にいる100頭前後のラッコをお互いに融通し合うべきで、
これ以上、野生から見せ物のために捕獲すべきではない」という意見が出ています。

一方かごしま水族館では「現在、期限付きのラッコ2頭しかおらず、自前のラッコが
欲しかった。日本全体でも新しい血が必要だと考えている」という意見。

現状としてはどうなんでしょう?
日本にいるラッコ達の血縁関係は濃くなってるのでしょうか。
それとも現在の100頭前後という数で当分は大丈夫なのでしょうか。
確かに日本は、水族館とラッコの数が世界一多いということです。
個人的にはもうこれ以上野生のラッコを捕獲してほしくないと思ってます。
もうちょっと調査が必要ですね。


ラッコの赤ちゃん続々誕生!

ラッコの赤ちゃんが2つの水族館で生まれました。

まずはよみうりランド・海水水族館。
母親はこれが3頭目の出産となるマイ、父親はドン。
平成10年10月21日の朝に生まれたということです。

生まれた赤ちゃんは女の子ということで、現在名前大募集中!!
かわいい名前が考えついた方はドシドシ応募を!!

続いて福岡の海の中道マリンワールド。
母親はこれが7頭目の出産となるチサ。父親は唯一のオスであるカイかな?
父親については情報不足です。
平成10年10月22日の朝、つまりよみうりランドの次の日に生まれました。
こちらはまだ男女の判別不明です。

よみうりランドは生まれた直後を幸運にも見ることができました。
あのフワフワした赤ちゃんは1ヶ月ぐらいしか見ることができません。
もし、見に行かれるのでしたら、できるだけお早目に!


ラッコ急減!原因はシャチ?

平成10年10月16日の読売新聞朝刊の記事よりお知らせします。

米国とカナダの研究者がアラスカ沿岸の北太平洋でシャチがラッコを襲うようになり、
ラッコの生息数が急減していると16日発行の米科学誌「サイエンス」に発表しました。

1970年代には約5万3千頭いたラッコが昨年は約6千頭に減ったと推定されています。
また、アリューシャン列島エイダック島でのアメリカの博士のよる調査によると
90年代に入ってから毎年25%もの減少が判明。さらに別の3つの島でも
ほぼ同じ割合で急減しており、広範囲に及ぶ異変ということが分かっています。

ラッコの出生率も減少が見られず、重大な汚染もみられない。
しかし、シャチによるラッコの襲撃が1991年に初めて目撃され、
その後も頻発しているため、シャチの襲撃であると結論がなされた。
実際、シャチが寄り付かない地域ではラッコは減ってないそうです。

もともとの原因とすれば、漁業資源の乱獲が挙げられており、
トドやアザラシも減ったために栄養価の低いラッコでさえ襲われるようになった。
これにともない、ラッコの食料であるウニが爆発的に増え、海藻類が
ウニに食べ尽くされるなど生態系の乱れも大きくなっているそうです。


マリーンパレスの赤ちゃんの名前決定!

大分マリーンパレスのラッコの赤ちゃん(♂)の名前は
「テツオ」に決まりました。
詳しくは大分マリーンパレス公式ページ・ラッココーナーにて!!

ラッコは現在12万頭!

大阪の海遊館の機関紙に載ってたラッコに関する記事をお知らせします。

1997年11月9日から15日までアメリカのワシントン州、フォークス
というところで第6回アメリカ・ロシア共同ラッコ会議が開催され、
今回初めて日本から3人出席し、研究発表したそうです。
この会議はラッコに関する研究発表、今後の調査研究等の計画作りを
目的に開催されています。こういう場に日本から出席したのは喜ばしいことですね。
今回、この会議でアメリカ、ロシア、カナダ、日本で確認された野生のラッコは
約12万頭ということが分かったそうです。

以上はMEGUさんからの情報でした。ありがとうございます。
ラッコも昔は約50万頭が生存していたといわれています。
この12万頭というのも、まだ決して多い数字ではありませんね。


鴨川シーワールドがリニューアル!

千葉県鴨川市の「鴨川シーワールド」がリニューアルしました。
「ロッキーワールド」という施設が新規にオープン!
アシカ、トド、ペンギンなどが移送され、ラッコもその施設に入りました。
そして、8/1の日本テレビのTV番組でその引越しの模様が放送され
当然ラッコの移送の様子も流れましたが、メインはトドとアシカでした。
でも、飼育係の方の苦労やラッコ移送の大変さは伝わってきましたね。


再び、ラッコがCMに出演中!

コニカの「撮りっきりコニカ ISSIMO」のCMでラッコが出演しています。
舞台は真夏の海岸で、ラッコと「あの男」が出ています。
内容としては、海岸でサメがあらわれて人々が逃げ回っている。
そして、ラッコが標的とされてサメから追いかけられます。
後1歩というところでラッコがーーー、でもじつは・・・・。
という感じのCMでまたまたかなりおもしろい!詳しくはTVで!


コニカHPでラッコ・グッズをGET!!

コニカのホームページにて「PUSH!撮りっきりサマー'98」と題してプレゼントキャンペーン実施中。
プレゼント商品としてお風呂で浮かべて使える「ラッコ・ラジオ」が700名に当たります。
また、外れた場合でもW賞としてラッコの腕時計が1000名に当たるということです。
応募方法は、コニカ商品のバーコードを応募はがきに張って送る形です。
詳しくは以下のコニカのホームページで確認してぜひ応募してみて下さい。
私も挑戦しようっと。

http://www.konica.co.jp/info/camp/push/


青森の浅虫水族館HPにラッコ新登場!!

今春リニューアル・オープンした青森の浅虫水族館にラッコが新たに加わりました。
さっそくホームページのニュー・フェイス登場コーナーに写真付で紹介されています。
特に「ユウ」はよみうりランドの「パル」と同様、父親「ドン」とのケンカの末に
この水族館に移送されたというなかなか激しい経歴を持ってます。
当ページのラッコのいる水族館LINKのコーナーからぜひ浅虫水族館HPへGO!
以上MEGUさんからの情報でした。


コニカHPにラッコがいっぱい!!

ラッコCMのコニカのホームページでラッコのイラストがさらに追加されてます。
トップページではラッコが登場する絵日記があります。
これがなかなかおもしろい。Plug-inが必要だけどぜひ入れて見てみて下さい。
以下のURLをクリックするとコニカのホームページへ行くことができます。

http://www.konica.co.jp/


コニカのホームページにラッコが!!

ラッコCMのコニカのホームページでラッコのイラストが使用されてます。
トップページで新しく発売されるカメラの宣伝をしています。
このカメラの発売日が6/8だということはもうそろそろラッコのNEW・CMも放映か?
とりあえず一度見てみて下さい。とってもかわいいですよー。
以下のURLをクリックするとコニカのホームページへ行くことができます。

http://www.konica.co.jp/


八景島の赤ちゃんラッコ死亡!!

朝日新聞によると5/4の早朝、以下で報じた赤ちゃんラッコが死亡しました。
飼育係が見たところ既に死亡していたということで、原因はわかってません。
「初産だったため、母親ラッコにストレスをかけまいと慎重にやってきただけに、
非常に残念です」との飼育係の方のコメント。
連休でお客の入りが急増したことがストレスになったのではないでしょうか。
近々見に行こうと思っていただけにとても残念です。
大分の赤ちゃんラッコの方は元気に育ってほしいものです。


ラッコCMをあなたのパソコン上で!

コニカのホームページで現在放映中のラッコCMが紹介されています。
しかも15秒と30秒の2バージョンともにQTムービー形式で見られます。
ファイルを保存しておけば、いつでもパソコン上で鑑賞することも可能です。
ただし、ダウンロードにちょっと時間がかかるのでそこは我慢。
アドレスを以下に書いておきますので、いますぐクリック!!

http://www.konica.co.jp/CM/to98s/index.html

紹介記事を読むとラッコはメッセンジャーとしてシリーズ化されるかも?
第2弾に期待大!!


八景島にも初の赤ちゃんラッコが誕生!

朝日新聞によると4/28早朝、八景島シーパラダイスで
オスの「プータン(8才)」とメスの「トコ(7才)」の間に赤ちゃんが産まれました。
体長40センチ、体重1.3キロの元気な赤ちゃんラッコで、性別はまだ不明です。
同水族館では赤ちゃんラッコの誕生は初めてで、今後の成長が楽しみです。
一般にも既に公開されており、GW中の人気を呼ぶことでしょう。


長崎のラッコのその後

掲示板にもありましたが、長崎水族館閉鎖に伴い、そこのラッコが移送されました。
3頭のラッコはそれぞれ長崎ハウステンボス、福岡のマリンワールド海の中道、
そして、最後のラッコは八景島シーパラダイスに移送されたようです。
たぶんこれで議論が交わされたラッコのその後は解決かな?


ラッコがCMに出演中!

現在、コニカの「撮りっきりコニカ」というレンズ付フィルムにラッコが出演しています。
内容的には派手な女性が写真を撮ってもらおうと、濃い感じの男性にカメラを投げる
が、そこは船上でカメラは落ちてしまう。それを拾ったラッコが石代わりにカメラで貝を
割ろうとします。結果、写真にはカメラを取り戻そうとした男性の泳ぐ姿が・・・。
という感じのCMでかなりコミカルです。なかなかラッコがかわいいっす。


私的謎が解明!

知っている方もいるかもしれませんが、ザ・イエロー・モンキーというロック・グループが
唄っているCDシングル「楽園」のジャケットにはラッコが使われています。
そのラッコ、実は伊豆三津シーパラダイスのフジコなんだそうです。
みなさんもCDショップで確かめてみては?


大分マリーンパレスに赤ちゃん誕生!

大分マリーンパレスのラッコ・テンテンが赤ちゃんを産みました!
詳しくは以下の大分マリーンパレス・ラッココーナーにて!!
http://www.coara.or.jp/~kumasiro/jy-news.html
そして追加情報として、産まれた赤ちゃんはオスだそうです。


日本にラッコ再来か!

4/11の毎日新聞夕刊の第1面に、約1世紀ぶりに納紗布岬にチシマラッコ
(アジアラッコ)が再来している、という記事が載っていました。
明治時代初期に毛皮目当てに乱獲されていらい、択捉島では1頭もみられなく
なっていたが、ロシアの保護政策などにより7年前には1052頭確認されていた
そうです。ただ、まだ北海道沿岸では定置網に来遊したラッコがかかって死んで
いたりするそうで、日本でも保護区の設置が求められる、という内容でした。
以上はnarumpet氏からの情報でした。


長崎水族館閉館!

掲示板にもありましたが、長崎水族館が3月31日をもって閉館しました。
そこにいたラッコは福岡の水族館に移送されたということです。
marimoさん、加藤さんからの情報でした。

追加情報としては、長崎の水族館にも移送されたと聞いた方もいます。
これに関しては更なる情報を調査中!!!


青森の水族館にラッコが仲間入り!

青森県の浅虫水族館が4/24にリニューアル・オープンします。
そして、待望のラッコたちが仲間入りするということです。
松島水族館からメス1頭、登別マリンパークニクスからメス1頭、
よみうりランドからオス1頭の合計3頭のラッコ達がやってくるそうです。
弘前のmarimoさんからのニュースでした。
なお、追加修正情報はMEGUさんからでした。


ラッコの夫婦はとっても仲良し!

9/12号のフライデーの記事によると、和歌山県・太地町の「太地くじらの博物館」
には、手をつないでなかよく眠る夫婦ラッコがいるとのことです。ラッコには接触睡眠
の習慣はなく、世界的にもめずらしい事例だそうです。紙面でもしっかりと手を握って
いるラッコ夫婦の写真が載っています。個人的に、ぜひとも見にいきたいものです。

ラッコの赤ちゃん急死

10/12の早朝、大分マーリンパレスで今春生まれたラッコの「カボス」が急逝しました。
私は生まれたばかりの時に会っていたためと急なことでもあり、とてもショックな事でした。
心よりご冥福をお祈り致します。

死亡原因が判明したため、報告しておきます。
直接の原因は「肺水腫」ということで、ショック、心臓疾患、気道閉塞、毒物の吸引
などにより起こる急性の病気だそうです。またカボスは、生後6ヶ月で体重3.8kg
しかなく、発育不良でしたので、体力的に弱かったのではないかと思われています。

追加情報
11月15日TBS系のTV番組「どうぶつ奇想天外」にてカボスが紹介されました。

マリーンパレスのラッコページへは以下のURLから行くことができます。
http://www.coara.or.jp/~kumasiro/

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