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○サイン計画を開始 |
<サイン計画についての議会質問h12.3.15>
目的地へどう行ったらよいのか、今いる位置はどこなのか、案内標示などのいわゆるサイン計画についてお伺いをいたします。
本議場の皆様方も、「どこどこへはどう行ったらよいのですか。」とか、あるいは「今ここはどういう所なんですか。」こういったように聞いたり聞かれたりした御経験があると思います。先日も市民から、『「松籟団地へはどう行ったらよいのか。」と尋ねたら、「浅野さん宅の方向が松籟団地ですよ。」と教えられ──(笑声)──そのときは浅野さんが八百屋さんなのかクリーニング屋さんなのかわからなくて非常に困りました。後で浅野さんは岐阜市長さんのこととわかりました。──(笑声)──なぜ環状線等の主要道路にもう少しわかりやすい案内標示がないのか。』との話を聞いたわけでございます。この話のように、道路はきれいに整備されたが、まだ主要道路における案内標示が十分でないということを私も感じています。
そこで、現在の状況を所管部局に確認し調べましたところ、岐阜市におきましては、昭和63年に実施されましたぎふ中部未来博の開催を契機としまして、特に博覧会会場となりました岐阜メモリアルセンター周辺から金華山山ろくの岐阜公園を経て、交通ターミナル拠点の岐阜駅周辺部に至るルートを中心に、施設誘導や通り名標示が整備され、県都の玄関口となりますJR岐阜駅や新岐阜駅には総合案内板を、柳ケ瀬等主要な拠点部には地域案内板が整備されました。その後はメモリアルセンターに代表されます世界イベント村の駐車場等、附帯施設整備に伴う施設誘導標示が若干追加整備されております。その他、歴史案内標識につきましては、歴史資産が多い金華地区や加納地区で、名所旧跡の施設案内として平成9年度から順次設置されております。しかし、これらの案内標示板は個々まちまちの意匠形態で、肝心の情報内容に至っては更新されていなかったり、非常に見にくく機能していない状態であります。また、町名標示等現在地を示す確認情報につきましては、住居表示が順次整備されつつありますが、中心市街地においては、中部電力やNTTの電柱への巻き看板を初め、各戸の玄関や塀などへ昭和50年ごろに設置されたようでありますが、電線類の地中化や建物のリニューアル等により消失したり、あっても景観にそぐわないという状態になっています。さらに、長良川国際会議場等の大規模施設や、岐阜環状線道路など都市の骨格とあるハードの基盤設備が整備されており、今後はそうした都市基盤施設をいかに効率よく活用し、生活環境の大幅な変化に伴って必要とされるべき情報をどのように伝達するかが大きな課題となっております。特に既存の道路インフラをいかに効率よく活用し、道路利用者に通り名や地名標示等、目的地に移動するために必要な現在地の確認情報や、主要な施設へいかにスムーズに誘導する案内標示を提供するかというソフトインフラの整備が、21世紀の都市間競争を勝ち抜くためのキーワードの1つになるのではないかとさえ思います。
本市は観光コンベンション都市、ファッション・アパレル都市として発展を遂げ、「美しく豊かな生活都市 ぎふ」の創造を目指しておりますが、岐阜市外からの来訪者のみならず、市民に対しても名所旧跡や古地名、歴史的建造物、大規模公園等の公共施設のアクセス性や回遊性の強化、さらには災害時の避難場所への誘導等、利便性の向上を図るサイン計画を推進し、よりわかりやすく、より速く、より正確に伝達することが最重要と考えます。また近年、岐阜市以外においても大きな都市課題となっていますが、中心市街地の活性化につきましても、さまざまな議論が展開されているところですが、このようなサイン計画の推進も大いに活性化に寄与するものと考えております。
そこで、以下、3点につきまして、都市計画部長にお伺いいたします。
まず第1点目としては、現在地の確認情報や誘導の案内情報等、情報伝達手段としてのサインをどのように整備していくべきかということです。また、どのような内容でサイン計画を実施していかれるのか、それぞれお伺いいたします。
2点目としましては、今後具体的にどのような事業展開を考えておられるのか。
3点目としては、サイン計画は来街者の利便性のみならず、地域生活にも密着したもので、将来の維持管理も含めますと、地域住民の意向反映が重要と考えますが、どのように取り組まれるのか、お伺いをします。
以上で第1回目の質問といたします。(拍手)
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