形としては橋本首相の発言以来、国税庁を大蔵省から分離させるという案が
注目を集めていまs。
全国税労組の中央本部は「分離に反対」の見解を発表しています。
組合のなかでも論議は進んでいないようでいろんな意見がでる余地がありま
す。多様な意見の中で「分離に根拠がある」という議論の一端はこのホームペ
ージの他のところで紹介しています。
今回のできごとを発端にちょっと図書館で調べてみると、いろんなところが国
税庁の仕事は大蔵省から分離させてはどうかという見解を出していることが分
かりました。
朝日新聞 国税と地方税の徴収を一本化して「徴税庁」を発足させる案
日経新聞 予算省の外局として発足させ、関税と国税の徴収を業務とする
東洋経済 「歳入庁」を作るが主税局、関税局、国税庁の業務を独立させる案
下の図の出所はすべて 別冊宝島M「大蔵官僚の手口」1996年7月14日
発行 です。