鏡容池からいずこへ? その4
龍安寺の鏡容池から出発した川沿いの”旅”も
いよいよ最終回。その行き着く先の答えが・・・
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行った日:2014年5月2日、ほぼ快晴で、最高気温27度のやや暑い日。
実に1年以上前の3月、前回はここ双ヶ岡の南端で中断したのでした。↓
北から流れて来た西の川。道路の下に潜る。この道路の向こうから再び姿を現し南下する。
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まず、丸太町通りとJR山陰線をまたぐ歩道橋の上から撮影。西の川のつづきはどこか?と
見回す。西の川は道路の下の見えないところで、北西からきた御室川と合流しここで終わる。
①先程の西の川流末。 ②丸太町通とJR山陰線。 ③西の川が合流した御室川。さあ南方へ。
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歩道橋を降りれば、御室川は真っ直ぐ天神川通りと平行しながら南へ南へ進むだけ。
この道は車で何度も通っているので、歩いても特別新しいことが発見できるとは思えない。
まー、あまり期待はしないで淡々と進みましょう。
④何の門かな?
⑤ガス管と水道管かな?
⑥金閣寺の近くから流れて
きた宇多川が合流。
↑ マル数字についている線は撮影方向を示しております。
⑦水は結構きれいみたい。 ⑧南の方向
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川が次々合流してきて川の名前も変わってくる。当たり前やけど水量はすこしづつ増えて
きている感じ。まあ、天気もいいし、ノンベンダラリと進みましょ。
⑨右手が本流の天神川。
御室川はここで終わり。
⑩同じく
⑪三条通の交差点
⑫何か工事やってる・・・ ⑬”嵐電” 京福電鉄、嵐山へ向かうところ ⑭猿田彦神社
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この三条通交差点付近には、いろんなものが交差しておる。道路はもちろん、嵐電と川?も。
⑭猿田彦神社:山ノ内庚申(やまのうちこうしん)と呼ばれる神社。 写真⑫のこんもりした森がそれ。
猿田彦神社は全国に2千社あって鈴鹿市の椿大神社が総本社という説も。伊勢にもあるしね。
⑮京都外大の体育館と校舎 ⑯川でよくみる鳥だが名前が・・⑰300戸ぐらいの住宅らしい
この付近には東側に京都外大グループ、つまり大学+短大+高校の固まりがあり、西側には
京都では数少ない大きな工場の一つ、三菱自工がある。
⑫のコンクリートは何だ? →→ 西高瀬川なのです。というても・・
実は、今追ってる天神川とこの西高瀬川は直角に交わっておるのですよ。
川が直角に交わるちゅーのは一体何じゃ・・・・・ 流れがややこしいことにならんかい?
=東側= 1.工事現場 2.そのお知らせ
3.道の向こうに水路が 4.その水路 水がない =西側=5.水が流れてる。
6.道の向こうの木が生えてる所 7.水はある。 8.西の方へ真っ直ぐ続く。向こうが上流。
□まず、西高瀬川ちゅーのは、人工の川でありまして、材木や米を運搬するのを目的に、
明治の直前1863年に桂川の嵐山から一旦四条通付近まで南下し、二条城まで行くよう
掘られたのであります。その後1870年に京都府により三条通り付近に沿う現在のルート
に変えられたという。
□その後昭和初期まで、千本通りから三条通りの辺りは木材の集散市場として活況であっ
たという。
□天神川の方はどうか。昔はほぼ真っ直ぐ南下して最後は鴨川に合流していたが、1935
年(昭和10)の京都大水害を機に、現在のように南西方向に付け替えられて御室川と合
流するようになった。
■私しめがご幼少のころ~約50年以上前??~嵐山近くの三条通りに材木屋さんが結
構並んでて、道ばたに丸太が積んであったり、板材が立てかけてあったのを覚えてます
なー。しかし上の昭和10年以降のことを考えると、天神川より東側へ材木は川を通って
流すことできたんやろか?天神川をどう越えていったんやろか?
■最大の疑問~西高瀬川と天神川の「交差点」はどうゆー具合に処理したの??という
疑問が残る。結局よーわからんので宿題にしますね。
参考リンク→ 「洛西河川の変遷図」 「京都の水辺の歴史的変遷と都市防災に関する研究」
~~長いページでしょう。 休憩して下さいまし~~
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道草を食ったところで、引き続き旅を続けまする。
⑱四条通から南向き
⑲また鳥だ
⑳養老田川というらしい。
どちらに流れるのやろ?
㉑水位計と樋管(ひかん) ㉒緑 ㉓何でしょう?鍵かかってるし。
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結構背の高い歩道橋だ。「西万寿寺歩道橋」と書いてあった。めずらしいので登ってみた。
㉔上流から見ると ㉕上流側 ㉖下流側 遠くに西京極の照明灯か?
㉗緑道 すずしそう ㉘五条通 この辺のメインドーロ ㉙斜めに架かってる橋 名前は?
㉚西京極球場だ ㉛阪急の駅 ㉚阪急の鉄橋下 水はきれいみたい
㉝大阪方面 ㉞西京極総合運動公園
この辺りでは暑さもあり頭がボーとして写真も適当。公園のにぎやかなようすのも撮れたはず
なのにねー。西京極は高校のとき野球の応援にいったな。サッカーはJリーグができる前に
行った覚えがある。
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西京極は越えたので、もうちょっとだ。がんばりまっしょ。
㉟葛野西橋より下流を見る
㊱八条通 桂小橋
㊲桂小橋の下流
㊳中河原橋より下流 ㊴樋門 ㊵大きな木 →よくある花
㊶東海道本線 ㊷新幹線 →やっととらえたぞっ ㊸もうじき桂川だっ
まーとにかくすんごいそう音の大生産地。線路が計6本もあるし、幹線やからダイヤもぎっし
りに違いない。何百メートル離れてもゴーゆうてました。
㊽ゴールの後のエネルギー補給
珍しく体を動かしたため、
当店おすすめの「野菜ラーメン」の、
大盛りを勢いで注文してしまったのだった。
大盛りもまともな大盛りで、汁がほとんどないぐらい具が多かった。
その後1日の腹の調子は想像に・・・
まー、この鏡容池編は2年がかりだが、
とにもかくにも予定どおりゴールがでけた。
めでたし、めでたし。
現場の実働は1日×2回
編集はその10倍以上
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