マレー半島縦断の旅
プロローグ・・・「老後の備え?」
1月某日
・そろそろ、老後の過ごし方を考えざるをえない年になっちまったかな・・・・。
・とりあえずの備えはせねばなるまい。でッ・・定年後の生活の最重要テーマは何だろ?
・「いかにヨメハンとうまく付き合えるか」。これしかない!キーメタッ!今年中に、ヨメハンと海外旅行に行くゾ〜。
8月某日
・新聞の折り込み・・・「旅特集」
・ンッ?『マレー半島縦断5日間の旅、お一人「ナナ、キュッ、パーツ!(79,800円)」』。これは安い!
・『国際列車マレー鉄道で国境超え』。これもグー!キマリッ。これしかない。
9月28日
・朝刊『東南アジア 広がる煙害。ボルネオ島の山林火災による煙霧はマレー半島などにも広がる』
・「出発は明日・・・。これは、ヤバイ!旅行社は大丈夫って言ってるけど・・・。」
出発・・・そして煙霧の実態
9月29日
・5:45 起床。20歳の娘「お父さんが死んだ夢見てしもた。気ィつけてヨ」 父「(ドキッ)なんちゅう夢見るんヤ!(^^;)」
・7:20 JR尼崎よりリムジンバス。8:30 「関空」着。
・9:20 集合。総勢25名。夫婦7組(全員50代超)。母娘2組。おばさん2人組が2組とおじさん2人組(不気味)。
・JAL、11:25発のフライト。無事離陸。
・18:40(現地17:40) シンガポール「チャンギ空港」着。
・トランジット60分。この間、空港内のフードコート(?)で「海老入りワンタンそば」。これはウマイッ。感動モノ。(^^)
・19:15 マレーシア、クアラルンプールの「ナンタラ空港(これほど分からない名前もない)」着。
・ヤッタ!無事着いた。着陸さえすればこっちのもんヤ。
・21:00 「NEW WORLD HOTEL」着。山火事の煙害、ほとんど感じられない。一体、あのマスコミ報道は何だったのか?(?_?)
※突然ですが、ここで山火事の煙害についての現地ガイドのボヤキ。
『山火事の影響が強いのはボルネオ島の東マレーシアの方。しかも最も酷いところばかりTV報道。観光客のキャンセル多くエライ迷惑。』
・ナント、不覚にもマレー半島以外にもマレーシアがあること知らなかった。
・マスコミ報道も絵になるところ中心の報道?ナルホド。
・はからずもマスコミ操作に流されやすい現代社会の実態を垣間見る。
マレーシア・・・イスラム体験
9月30日
・午前。クアラルンプール市内観光。@王宮 A国立博物館 B国家記念碑公園
・昼食。マレー料理バイキング。食後、外に出ると俄かのスコール!確かに雨粒がデカイ。これも経験。
・午後。再び市内観光。C旧連邦事務局 D国立回教寺院。女性は備付けのガウンにスカーフ姿で 見学というイスラム体験。(似合う人もそうでない人も。蛇足。)
・バスにてマラッカ市へ。途中、ゴム園と高床式民家を見学。
・民家では、一夫多妻のイスラムのじいさんが寝そべる。第二夫人が案内係。妻はめでたく夫人と記念写真。
・マラッカ市内観光。@青雲亭寺院 Aマラッカキリスト教会 Bセントポール教会跡とザビエル記念碑(ここでマラッカ海峡を遠望) Cサンチャゴ砦
・19:00 「ルネサンスホテル・マラッカ」着。
・部屋で一息。突然、市街のスピーカーからコーランの祈り。イスラム体験。
・夕食はホテルでスチームボート料理?(早い話が「中国風寄せ鍋」)
※突然ですがPART2「お勉強」
・マレーシアコンセプト
@他民族国家(中国系、インド系、マレー系他)A自由経済体制(独立戦争当時の共産主義との抗争 Bイスラム国家
・マレー語紹介
テニマカセ(ありがとう) サマサマ(どういたしまして) ナッシー(ごはん) イカン(魚)
タンダス(トイレ) ロッコ(タバコ) ラッキー(男)
・本日の通貨レート。1マレーシアドル=40円

10月1日
朝食はマレー風バイキング。カレーライス風に挑戦。
・ひとくち食べて、ギャー!!本物の激辛。3〜4口で、口内と胃袋火災。額はアブラ汗。教訓「体験と挑戦もほどほどに」。
・タンピン駅から国際列車でシンガポールへ約4時間。
・乗務員が突然、弁当を配り始める。”聞いてないよ” 言葉も通じず慌てて添乗員に確認。始めたばかりの車内サービスとのこと。一同、ホッ。列車移動ゆえのこんなハ プニングこそ楽しい。
・シンガポールの国境手前の駅で停車。係官が乗込み、形ばかりの出国審査。10月1日
朝食はマレー風バイキング。カレーライス風に挑戦。
・ひとくち食べて、ギャー!!本物の激辛。3〜4口で、口内と胃袋火災。額はアブラ汗。教訓「体験と挑戦もほどほどに」。
・タンピン駅から国際列車でシンガポールへ約4時間。
・乗務員が突然、弁当を配り始める。”聞いてないよ” 言葉も通じず慌てて添乗員に確認。始めたばかりの車内サービスとのこと。一同、ホッ。列車移動ゆえのこんなハ プニングこそ楽しい。
・シンガポールの国境手前の駅で停車。係官が乗込み、形ばかりの出国審査。
シンガポール・・・お買物ツアー
10月1日続き
・シンガポール駅到着。ホーム内に無理をして造ったらしい建物で入国審査。
・マレーシアから独立後の急ごしらえの建物に、独立当時の事情を窺わせている。
・13:30 「YORK HOTEL]着。
・自由行動5時間。妻との協議。オプションのナイトサファリ断念。妻のショッピングツアー添乗員に転身。
・妻は日頃のウサバラシ?大胆不敵な買いまくり。(^^;)小生、ひたすら良き伴侶に徹す。
・伊勢丹地下の「キミサワ」で食品買出し。7個約600円のマンゴスチン。これはウマイッ。お薦めの逸品!帰国後、元食品バイヤーいわく『「果物の王様・ドリアン」と並ぶ「果物の女王・マンゴスチン」』とのこと。さもありなん。
・自由行動の続き。地下鉄で「ワールドフードセンター」へ。途中、小生の怪しげな英語で道を尋ねまくり。
・インド、インドネシア、タイ、中華、日本等々・・。アジア各国の料理が屋台風のレイアウトの店舗に大集合。
・オープンモールで冷房も効かずヤタラ暑い。とはいえ、エスニック体験の極み?一見の価値あり。
・ここで夕食。インドネシア料理らしき「マトン炒め」に挑戦。またまた激辛。なんとか3分の2ほどをクリア。
・妻の評価は極めて悪し。環境といい、リーズナブル過ぎる価格といい、女性向きでないことは確か。
10月2日
・シンガポール市内観光。@植物園 Aマーライオン公園。雌ライオンがいる。Bマウントフェーバー。山頂にデッカイ雄ライオン!
(ナント!マーライオンは、2匹いたのだッ!知らんかったナー)
・ツアーセットのショッピング満載!ブランド物皮革製品、民芸品、貴金属等々。(ツアー価格の安さの秘密。シャーないか。)
・昼食は、飲茶料理。食後、セントーサ島観光。
・モノレール(車中、地元市民の母娘と交流。撮ってその場で確認のデジカメが交流に威力。)、アンダーウォーターワールド、昆虫館、長距離ロープウェー。
※突然ですがPART3「マーライオン講座」
・どこへ行っても、マーライオン・・・。一体これは何者だ!!
・聞けば、観光立国の目玉に、国が創作した架空の動物とのこと。
・頭がライオン、下半身がマーメイド。
・というわけで「マーライオン」。 ヤルーッ。
・ついでに、本日の通貨レート。1シンガポールドル=81円。

・最後の買物タイムとの触れ込みで東洋一大きいというDFSに。確かにDFSとしてはデカイ。大ショッピングセンターの一角を3Fで構成。
・最後の夕食。上海料理とのこと。つまりは相変わらずの中華。料理のバリエーションに不満。
・夕食後、シンガポール河をボートクルーズ。摩天楼の夜景とライトアップした雌マーライオンを水上から展望。
・20:30 チャンギ空港着。
10月3日
・前日の23:05発、やはりJALのフライト。6:05、関空の滑走路に無事着陸。ヨカッターッ。出掛けの娘の一言がよみがえる。
無事着いたぞーッ。
・6:25 入国審査完了。早朝の到着で驚くほどスムース。
・9:30 帰宅。
おまけ「デジタルカメラ、ハウツー講座」
・今回はじめてデジカメ持参。使ってみてわかった「デジカメの功罪」(使用機種「オリンパス CAMEDIA C410L」)
[メリット] @合計98枚撮影(標準モード120枚撮り)。コストを気にせずバシバシ撮影。 A撮ったその場で画像確認。取直し可。 Bパソコン取り込後の簡単整理。種類順、名前順、撮影日付順等。
[デメリット] @電池消耗大。単三乾電池を撮影40枚に一回程度の交換。 A撮り過ぎに注意。整理が大変。 B拡大、縮小は画質ダウン。